2012年1月26日 (木)

せめてもの手向けとして。

ミホノブルボン 牡 栗毛 1989.4.25生 門別・原口圭二氏生産 馬主・(有)ミホノインターナショナル 栗東・戸山為夫厩舎

ミホノブルボン(1989.4.25)の4代血統表
マグニテュード
鹿毛 1975.3.16
種付け時活性値:1.25
Mill Reef
鹿毛 1968.2.23
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
Nasrullah 1940.3.2
Lalun 1952
Milan Mill
鹿毛 1962.2.10
Princequillo 1940
Virginia Water 1953.4.18
Altesse Royale
栗毛 1968
セントクレスピン
栗毛 1956
Aureole 1950
Neocracy 1944
Bleu Azur
栗毛 1959
Crepello 1954
Blue Prelude 1951
カツミエコー
青毛 1983.5.18
仔受胎時活性値:1.25
シャレー
青鹿毛 1976.2.6
種付け時活性値:1.50+α
Luthier
黒鹿毛 1965.3.22
Klairon 1952
Flute Enchantee 1950
Christiana
栗毛 1967
Double Jump 1962
Mount Rosa 1957
ハイフレーム
栗毛 1968.5.21
仔受胎時活性値:1.50
ユアハイネス
栗毛 1958
種付け時活性値:0.25
Chamossaire 1942
Lady Grand 1943
カミヤマト
黒鹿毛 1959.5.8
仔受胎時活性値:2.00
ライジングフレーム
黒鹿毛 1947
種付け時活性値:0.75
コロナ
栗毛 1943.4.20
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Nearco5×5(父方)>

ミホノブルボン(1989.4.25)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
マグニテュード
(Mill Reef系)
シャレー
(Luthier系)
ユアハイネス
(Hurry On系)
ライジングフレーム
(Cyllene系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
シャレー
(Hill Gail)
6.50
(No.11-c クレイグダーロッチ系)
初仔

*


第59回日本ダービー(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 15 ミホノブルボン 牡3 57 小島貞博 2:27.8    37.1 494
[+4]
戸山為夫 1
2 13 ライスシャワー 牡3 57 的場均 2:28.5 4 37.6 430
[-4]
飯塚好次 16
3 5 マヤノペトリュース 牡3 57 田原成貴 2:28.5 ハナ 37.0 460
[+6]
坂口正大 5
4 7 マチカネタンホイザ 牡3 57 岡部幸雄 2:29.2 4 37.1 470
[-4]
伊藤雄二 8
5 18 スタントマン 牡3 57 角田晃一 2:29.7 3 38.5 462
[+8]
渡辺栄 6

「師弟愛の結実」を見た1992年の春。私が競馬者としての歩みを始める半年前のお話。橙の帽子に、「桃、黄銭形散、桃袖」の勝負服が、栗毛の流星と共に府中芝2400mを逃げ切りました。

*

タヤスツヨシ 牡 黒鹿毛 1992.4.26生~2008.7.29没 千歳・社台ファーム生産 馬主・横瀬寛一氏 栗東・鶴留明雄厩舎

タヤスツヨシ(1992.4.26)の4代血統表
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.25

Halo
黒鹿毛 1969.2.6
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparnasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
マガロ
黒鹿毛 1980.4.4
仔受胎時活性値:0.75
Caro
芦毛 1967.4.11
種付け時活性値:1.00
フォルティノ
芦毛 1959.4.19
Grey Sovereign 1948
Ranavalo 1954
Chambord
栗毛 1955
Chamossaire 1942
Life Hill 1940
Magic
黒鹿毛 1969.5.12
仔受胎時活性値:0.50
Buckpasser
鹿毛 1963.4.28
種付け時活性値:1.25
Tom Fool 1949.3.31
Busanda 1947
Aspidistra
鹿毛 1954.3.25
仔受胎時活性値:1.50
★Better Self
鹿毛 1945
種付け時活性値:0.00
Tilly Rose
鹿毛 1948
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:なし>

タヤスツヨシ(1992.4.26)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サンデーサイレンス
(Halo系)
Caro
(フォルティノ系)
Buckpasser
(Tom Fool系)
★Better Self
(Black Toney系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サンデーサイレンス 4.00 半兄が米GII勝ち馬
(No.1-o)
6番仔
(不受胎後)

*


第62回日本ダービー(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 14 タヤスツヨシ 牡3 57 小島貞博 2:27.3    34.5 468
[0]
鶴留明雄 1
2 13 ジェニュイン 牡3 57 岡部幸雄 2:27.5 1.1/2 35.3 482
[-8]
松山康久 2
3 11 オートマチック 牡3 57 加藤和宏 2:27.5 クビ 35.0 474
[-2]
藤原敏文 8
4 10 ホッカイルソー 牡3 57 蛯名正義 2:27.6 クビ 34.8 464
[+2]
田中清隆 6
5 2 シグナルライト 牡3 57 横山典弘 2:27.6 ハナ 35.3 500
[0]
奥平真治 5

SS産駒初の日本ダービー制覇。戸山一門、チョウカイキャロル(1991.3.26)のコンビが、再び府中芝2400mのクラシックで勝利を収めたのでした。

*

今は、ただただ手を合わせることしかできません。合掌。

  

以上、オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2012年1月23日 (月)

2011年のエクリプス賞年度代表馬-Havre de Grace(2007.5.12)-。

Havre de Grace 牝 鹿毛 2007.5.12生 米国・N S.ディルマン氏生産 馬主・フォックスヒルファームズ 米国・J.L ジョーンズ厩舎

Havre de Grace(2007.5.12)の4代血統表
Saint Liam
鹿毛 2000.4.13
種付け時活性値:1.50
Saint Ballado
黒鹿毛 1989.5.14
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Ballade
黒鹿毛 1972.3.10
Herbager 1956
Miss Swapsco 1965.2.25
Quiet Dance
芦毛 1993.1.25
Quiet American
鹿毛 1986.4.29
★Fappiano 1977.5.19
Demure 1977.4.4
Misty Dancer
芦毛 1988.5.6
Lyphard 1969
Flight Dancer 1968.4.18
Easter Bunnette
栗毛 1998.4.13
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Carson City
栗毛 1987.4.4
種付け時活性値:0.50
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Blushing Promise
鹿毛 1982.3.30
Blushing Groom 1974
Summertime Promise 1972.4.26
Toll Fee
鹿毛 1985.5.20
仔受胎時活性値:1.00
Topsider
鹿毛 1974.3.15
種付け時活性値:0.50
Northern Dancer 1961
Drumtop 1966.5.4
Toll Booth
鹿毛 1971.5.17
仔受胎時活性値:1.25
Buckpasser
鹿毛 1963.4.28
種付け時活性値:1.75
Missy Baba
鹿毛 1958.5.13
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector5×3、Northern Dancer5×4>

Havre de Grace(2007.5.12)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Saint Liam
(Halo系)
Carson City
(Mr.Prospector系)
Topsider
(Northern Dancer系)
Buckpasser
(Tom Fool系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Buckpasser
(Easter Bunnette)
5.25 or 3.25 近親イクスキューズ
(No.3-l)
4番仔?
(4連産目?)

*

では、以下にHavre de Graceのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、重賞格付けは施行当時のもの、JRA重賞の「Jpn」は「G」にしています。

Toll Booth 1971.5.17 米3勝
|Plugged Nickle 1977.3.1 米11勝 フロリダダービー(GI) ヴォスバーグS(GI) ウッドメモリアルS(GI) ローレルフューチュリティ(GI)ほか
|Toll Fee 1985.5.20 米7勝 レアパフュームS(GII)2着ほかGIII2着2回GIII3着1回
||The Bink 1991.3.19 米3勝 インタバラH(GIII)2着
|||Cozzy Corner 1998.4.8 米4勝 ヴァリーヴューS(GIII)ほかGIII3着3回
|||Riskaverse 1999.4.22 米9勝 フラワーボウル招待S(GI)2回 クインエリザベス2世チャレンジC(GI)ほかGIII2勝
||Easter Bunnette 1998.4.13 米3勝
|||Havre de Grace 2007.5.12 (本馬) ウッドワードS(米GI) アップルブロッサムH(米GI) ベルデイムS(米GI)ほか米GII1勝米GIII2勝
||Toll Order 2000.4.25 米0勝
|||Bouquet Booth 2008.3.21 現役? デルタダウンズプリンセスS(米GIII)ほかGIII3着1回
|クリスティキャット 1987.5.24 米11勝 フラワーボウル招待H(GI) ダイアナH(GII)ほかGIII3勝
||イクスキューズ 2004.4.30 中央3勝 クイーンC(GIII) クイーンS(GIII)2着 ファンタジーS(GIII)2着ほかGII3着1回GIII3着2回

↑の近親牝系図には示しませんでしたが、Havre de Graceの半兄ラピッドボーイ(2005.4.18)は、中央デビュー後に地方へ移籍して現在も大井で現役です。また、馴染み深いところでいうと、やはりイクスキューズでしょうか。クイーンCなど中央3勝を挙げた同馬が、クローバー賞(OP)を制した折の1分29秒3は、芝1500mのJRA2歳レコードとして今も残っています。なお、Havre de Graceの従姉Riskaverseは、旧来のフラワーボウル招待H時代も含めて、フラワーボウル招待Sを連覇した初めての馬ということです。

*




遅ればせながらですが、2011年のエクリプス賞年度代表馬にして最優秀古馬牝馬をご紹介しておきます。

Havre de Graceは2011年7戦5勝2着1回4着1回、主な勝ち鞍にウッドワードS、ベルデイムS、アップルブロッサムH、アゼリS(米GIII)、オビアS(米GIII)。ウッドワードSでは牡馬相手に完勝、ベルデイムSでは8馬身4分の1差の圧勝など、下半期により目立ったパフォーマンスを見せました。敗れた2回。2着はデラウェアH(米GII)で好敵手Blind Luck(2007.4.20)にハナ差、4着はBCクラシック(米GI)でDrosselmeyer(2007.4.1)から3馬身差で敗れたものでした。

このHavre de Graceの年度代表馬受賞により、2009年Rachel Alexandra(2006.1.29)、2010年Zenyatta(2004.4.1)に続いて、3年連続で牝馬が年度代表馬に選出されたことになります。洋の東西を問わず、牝馬が強い時代なのかも知れません(^^ゞ

また、Havre de Graceの父Saint Liamも2005年のエクリプス賞年度代表馬で、年度代表馬の父娘選出はSecretariat(1970.3.30)&Lady's Secret(1982.4.8)以来2組目とのこと。併せて、Saint Liamは2006年に死亡しており、Havre de Graceらの生まれた2007年世代が初年度にして唯一のクロップでした。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2012年1月16日 (月)

2011年のJRA平地GIの勝ち馬について。

昨年2011年のJRA平地GI勝ち馬について振り返っておきます。

2011年のJRA平地GIの勝ち馬について
レース名
(施行条件)
馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
フェブラリーS
(東京
ダート1600m)
トランセンド
(2006.3.9)
[A4]
6番仔
(空胎後)
ワイルドラッシュ トニービン スリルショー Hawaii
高松宮記念
(中京
芝1200m)
キンシャサノキセキ
(2003.9.24)
[14]
4番仔
(双仔
流産後)
フジキセキ Pleasant Colony ★Lyphard Violon d'Ingres
桜花賞
(阪神
芝1600m)
マルセリーナ
(2008.2.17)
[9-f]
3番仔
(3連産目)
ディープインパクト Marju Distant Relative Final Straw
皐月賞
(東京
芝2000m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
天皇賞・春
(京都
芝3200m)
ヒルノダムール
(2007.5.20)
[4-i]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ ラムタラ L'Emigrant Brigadier Gerard
NHKマイルカップ
(東京
芝1600m)
グランプリボス
(2008.3.28)
[8-c]
7番仔
(7連産目)
サクラバクシンオー サンデーサイレンス Secretariat Nervous Energy
ヴィクトリアマイル
(東京
芝1600m)
アパパネ
(2007.4.20)
[9-f]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
オークス
(東京
芝2400m)
エリンコート
(2008.3.10)
[1-l]
7番仔
(2連産目)
デュランダル Bluebird Irish River ダンサーズイメージ
日本ダービー
(東京
芝2400m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
安田記念
(東京
芝1600m)
リアルインパクト
(2008.5.14)
[5-h]
9番仔
(9連産目)
ディープインパクト Meadowlake In Reality Crozier
宝塚記念
(阪神
芝2200m)
アーネストリー
(2005.5.17)
[3-n]
4番仔
(4連産目)
グラスワンダー トニービン ノーザンテースト ★エルセンタウロ
スプリンターズS
(中山
芝1200m)
カレンチャン
(2007.3.31)
[13-c]
4番仔
(4連産目)
★クロフネ トニービン マルゼンスキー ヴェンチア
秋華賞
(京都
芝2000m)
アヴェンチュラ
(2008.3.7)
[1-p]
8番仔
(7連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス El Gran Senor Caro
菊花賞
(京都
芝3000m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
天皇賞・秋
(東京
芝2000m)
トーセンジョーダン
(2006.2.4)
[9-a]
5番仔
(5連産目)
ジャングルポケット ノーザンテースト Crafty Prospector ★Secretariat
エリザベス女王杯
(京都
芝2200m)
スノーフェアリー
(2007.2.12)
[1-k]
初仔 Intikhab Charnwood Forest Marju Persian Bold
マイルCS
(京都
芝1600m)
エイシンアポロン
(2007.1.22)
[1-l]
初仔 Giant's Causeway Sadler's Wells Lyphard Irish River
ジャパンカップ
(東京
芝2400m)
ブエナビスタ
(2006.3.14)
[16-c]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano
ジャパンカップダート
(阪神
ダート1800m)
トランセンド
(2006.3.9)
[A4]
6番仔
(空胎後)
ワイルドラッシュ トニービン スリルショー Hawaii
阪神JF
(阪神
芝1600m)
ジョワドヴィーヴル
(2009.5.13)
[16-c]
9番仔
(6連産目)
ディープインパクト Caerleon Lord Gayle Luciano
朝日杯FS
(中山
芝1600m)
アルフレード
(2009.4.11)
[4-m]
2番仔
(2連産目)
シンボリクリスエス サンデーサイレンス サクラユタカオー ノーザンテースト
有馬記念
(中山
芝2500m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens

*

上表から「3歳限定」と「古馬混合」で勝ち馬を抽出し直してみます。

2011年のJRA平地GIの勝ち馬について(3歳限定。7レース)
レース名
(施行条件)
馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
桜花賞
(阪神
芝1600m)
マルセリーナ
(2008.2.17)
[9-f]
3番仔
(3連産目)
ディープインパクト Marju Distant Relative Final Straw
皐月賞
(東京
芝2000m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
NHKマイルカップ
(東京
芝1600m)
グランプリボス
(2008.3.28)
[8-c]
7番仔
(7連産目)
サクラバクシンオー サンデーサイレンス Secretariat Nervous Energy
オークス
(東京
芝2400m)
エリンコート
(2008.3.10)
[1-l]
7番仔
(2連産目)
デュランダル Bluebird Irish River ダンサーズイメージ
日本ダービー
(東京
芝2400m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
秋華賞
(京都
芝2000m)
アヴェンチュラ
(2008.3.7)
[1-p]
8番仔
(7連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス El Gran Senor Caro
菊花賞
(京都
芝3000m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
2011年のJRA平地GIの勝ち馬について(古馬混合。13レース)
レース名
(施行条件)
馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
フェブラリーS
(東京
ダート1600m)
トランセンド
(2006.3.9)
[A4]
6番仔
(空胎後)
ワイルドラッシュ トニービン スリルショー Hawaii
高松宮記念
(中京
芝1200m)
キンシャサノキセキ
(2003.9.24)
[14]
4番仔
(双仔
流産後)
フジキセキ Pleasant Colony ★Lyphard Violon d'Ingres
天皇賞・春
(京都
芝3200m)
ヒルノダムール
(2007.5.20)
[4-i]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ ラムタラ L'Emigrant Brigadier Gerard
ヴィクトリアマイル
(東京
芝1600m)
アパパネ
(2007.4.20)
[9-f]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
安田記念
(東京
芝1600m)
リアルインパクト
(2008.5.14)
[5-h]
9番仔
(9連産目)
ディープインパクト Meadowlake In Reality Crozier
宝塚記念
(阪神
芝2200m)
アーネストリー
(2005.5.17)
[3-n]
4番仔
(4連産目)
グラスワンダー トニービン ノーザンテースト ★エルセンタウロ
スプリンターズS
(中山
芝1200m)
カレンチャン
(2007.3.31)
[13-c フォルカー系]
4番仔
(4連産目)
★クロフネ トニービン マルゼンスキー ヴェンチア
天皇賞・秋
(東京
芝2000m)
トーセンジョーダン
(2006.2.4)
[9-a]
5番仔
(5連産目)
ジャングルポケット ノーザンテースト Crafty Prospector ★Secretariat
エリザベス女王杯
(京都
芝2200m)
スノーフェアリー
(2007.2.12)
[1-k]
初仔 Intikhab Charnwood Forest Marju Persian Bold
マイルCS
(京都
芝1600m)
エイシンアポロン
(2007.1.22)
[1-l]
初仔 Giant's Causeway Sadler's Wells Lyphard Irish River
ジャパンカップ
(東京
芝2400m)
ブエナビスタ
(2006.3.14)
[16-c]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano
ジャパンカップダート
(阪神
ダート1800m)
トランセンド
(2006.3.9)
[A4]
6番仔
(空胎後)
ワイルドラッシュ トニービン スリルショー Hawaii
有馬記念
(中山
芝2500m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens

古馬混合となって非SSの血が多くのレースで勝利を収めており、13レース中8レースが非SS馬、2レースが直父系SS0化馬、残り3レースが直父系SS有数値馬の勝利となっています。

中島理論的な観点から見ると、JRAの平地GIの勝ち馬について、近年の傾向は大差なく

  1. 3歳限定戦はSS系馬(SS系でなくとも社台SSの種牡馬の仔)
  2. 古馬混合戦は非SS系馬
  3. 古馬混合戦で勝利を収めるSS系馬は
    1. 0化
    2. 有数値馬ならば母が前年産駒無し後の仔

という感じです。

エクストラポイント的なSS系種牡馬ステイゴールド(1994.3.24)については、

  1. 国内の競走ではGII勝ちまでの戦績
  2. 母父ディクタス(1967.4.11)
  3. 自身の母系が名繁殖系のダイナサッシュ(1979.3.16)系

というところが種牡馬としての上り目につながったと考えています。ともあれ、あの旺盛な繁殖力はお見事と申し上げるほかありません。そしてまた、BMSメジロマックイーン(1987.4.3)との強力なニックも素晴らしい。

果たして、2012年はどのような血を持つ馬が勝ち名乗りを上げるでしょうか。皆様と共に楽しみに見守って行きたいと思います。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2012年1月 9日 (月)

初めて意識をして見たクラシック世代を辿る(其の四)-ベガ(1990.3.8)-。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年2012年もよろしくお願い致します。

という訳で、私も案外長いこと競馬を見ていることに気付いてしまいました。現3歳の2009年生まれ世代で都合20世代のクラシックを見ることになります。そりゃ、ピチピチの10代やったのに、30代半ばに差し掛かりますわ(笑)

そんな訳で、初めて意識をして見たクラシック世代である、1990年生まれ世代のGI勝ち馬たちを辿ってみたいと思います。

折しも正月開催でもあり、19年前の1月9日の新馬戦でデビューした、2冠牝馬にして名繁殖牝馬をご紹介致します。

ベガ 牝 鹿毛 1990.3.8生~2006.8.16没 早来・社台ファーム生産 馬主・吉田和子氏 栗東・松田博資厩舎

ベガ(1990.3.8)の4代血統表
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.50
カンパラ
鹿毛 1976.2.19
Kalamoun
芦毛 1970.4.30
ゼダーン 1965
Khairunissa 1960
State Pension
鹿毛 1967
オンリーフォアライフ 1960
Lorelei 1950
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam
栗毛 1953
Hyperion 1930.4.18
Thicket 1947
Priddy Fair
鹿毛 1956
Preciptic 1942
Campanette 1948
アンティックヴァリュー
鹿毛 1979.2.25
仔受胎時活性値:0.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
種付け時活性値:0.25
Nearctic
黒鹿毛 1954.2.11
Nearco 1935.1.24
Lady Angela 1944
Natalma
鹿毛 1957.3.26
Native Dancer 1950.3.27
Almahmoud 1947
Moonscape
鹿毛 1967.3.12
仔受胎時活性値:0.75
Tom Fool
鹿毛 1949.3.31
種付け時活性値:0.25
Menow 1935
Gaga 1942
Brazen
鹿毛 1961.5.2
仔受胎時活性値:1.25
Bold Ruler
鹿毛 1954.4.6
種付け時活性値:1.50
Amoret
鹿毛 1952
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Hyperion4×5、Nasrullah5×5>

ベガ(1990.3.8)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
トニービン
(ゼダーン系)
Northern Dancer
(Nearctic系)
Tom Fool
(Menow系)
Bold Ruler
(Nasrullah系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
トニービン 4.50 or 2.50 初仔アドマイヤベガ
(No.9-f)
5番仔
(2連産目)

*

第53回桜花賞(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
4F
馬体重
[前走比]
調教師
1 8 ベガ 牝3 55 武豊 1:37.2    49.8 436
[-2]
松田博資 1
2 2 ユキノビジン 牝3 55 安田富男 1:37.2 クビ 49.5 460
[-4]
久保田敏夫 5
3 11 マックスジョリー 牝3 55 柴田政人 1:37.3 クビ 49.7 460
[-12]
伊藤雄二 2
4 3 ヤマヒサローレル 牝3 55 猿橋重利 1:37.5 1.1/4 49.8 484
[+2]
湯浅三郎 3
5 16 ホクトベガ 牝3 55 加藤和宏 1:37.7 1.1/4 49.6 484
[-8]
中野隆良 6

芝1800mの新馬戦2着、芝2000mの新馬戦1着、そして芝1600mのチューリップ賞(現GIII、当時OP)1着と来て、4戦目。単勝2.0倍の1番人気で挑んだ桜花賞。抜群のスタートから終始マザートウショウ(1990.4.11)-桜花賞当日が満3歳の誕生日-の番手に付け、4コーナーで抜け出し。最後、ユキノビジン(1990.3.10)にクビまで詰め寄られましたが、凌ぎ切ったところが決勝点。西の一等星ベガ、まずは桜冠を奪取しました。

*

第54回オークス(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 13 ベガ 牝3 55 武豊 2:27.3    35.2 438
[+2]
松田博資 1
2 9 ユキノビジン 牝3 55 安田富男 2:27.6 1.3/4 35.6 464
[+4]
久保田敏夫 3
3 6 マックスジョリー 牝3 55 柴田政人 2:27.6 アタマ 35.3 450
[-10]
伊藤雄二 2
4 7 デンコウセッカ 牝3 55 小島貞博 2:27.8 1.1/4 35.4 422
[-4]
戸山為夫 8
5 1 グランドクロス 牝3 55 岡部幸雄 2:27.9 1/2 35.4 446
[-2]
二本柳俊一 6

桜花賞快勝からひと月半後に挑んだオークスは単勝3.4倍の1番人気。あれれ、距離が伸びて却って人気が下がっています。CX系の中継で解説をされていた故・大川慶次郎さんも、レース後に「桜花賞の最後の1ハロン13秒2の脚が云々」とおっしゃっていましたけれど、距離が伸びてどうかと思われる向きが、一部にはあったのです。

けれど、陣営は「むしろ距離が2400mに伸びてこそ」と思われていました。まま、そうでなければ新馬戦で1800m、2000mは出走しませんよね(^^ゞ。武豊騎手も「これは自信がありました。桜花賞は他にもスピードがある馬がいますけれど、オークスはたぶん力が抜けているんじゃないかと」と武豊TV!でおっしゃっていました。果たせるかな、ベガ。先行4番手から推し進めながら、出走18頭中最速となる上がり3ハロン35秒2の鋭脚をもってして、2着のユキノビジンに1と4分の3馬身差の完勝を収め、「西の一等星は東の空にも輝いた!!」と、フジテレビの三宅正治アナに叫ばせました。

なお、ベガ、ユキノビジン、そしてマックスジョリー(1990.4.26)と、桜花賞の3着馬までが桜花賞の着順のままオークスでも3着までを占めましたが、これはオークス史上初のことでした。

#余談。桜花賞1~3着までが、桜花賞の着順のままオークスでも1~3着を占めた例は、2009年のブエナビスタ(2006.3.14)、レッドディザイア(2006.4.19)、ジェルミナル(2006.3.10)が続きます。松田博資厩舎の後輩が勝ったレースですね。また、余談の余談となりますが、両オークスの4着は、ベガのレースではデンコウセッカ(1990.6.16)、ブエナビスタのレースではブロードストリート(2006.3.28)と、スイートピーS(OP)の勝ち馬が4着だったのも同じでした。

*

「競走成績の良い牝馬は繁殖牝馬になって難しい」。競馬界ではよくよく言われ、そのようなケースも見られます。けれど、ベガは繁殖牝馬としても、やはり一等星でした。

アドマイヤベガ 牡 鹿毛 1996.3.12生~2004.10.29没 早来・ノーザンファーム生産 馬主・近藤利一氏 栗東・橋田満厩舎

アドマイヤベガ(1996.3.12)の4代血統表
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.25

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947 ♀
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparnasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
ベガ
鹿毛 1990.3.8
仔受胎時活性値:1.25
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.50
カンパラ
鹿毛 1976.2.19
Kalamoun 1970.4.30
State Pension 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
アンティックヴァリュー
鹿毛 1979.2.25
仔受胎時活性値:0.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
種付け時活性値:0.25
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Moonscape
鹿毛 1967.3.12
仔受胎時活性値:0.75
Tom Fool
鹿毛 1949.3.31
種付け時活性値:0.25
Brazen
鹿毛 1961.5.2
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Almahmoud(♀)4×5>

アドマイヤベガ(1996.3.12)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
 サンデーサイレンス
(Halo系)
トニービン
(ゼダーン系)
Northern Dancer
(Nearctic系)
Tom Fool
(Menow系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
トニービン
(Campanette)
3.75 母が2冠牝馬
(No.9-f)
初仔
第66回日本ダービー(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 2 アドマイヤベガ 牡3 57 武豊 2:25.3 タイ
レコード
34.4 454
[+10]
橋田満 2
2 11 ナリタトップロード 牡3 57 渡辺薫彦 2:25.4 クビ 35.0 484
[+4]
沖芳夫 1
3 14 テイエムオペラオー 牡3 57 和田竜二 2:25.6 1.1/4 35.3 468
[+4]
岩元市三 3
4 9 オースミブライト 牡3 57 蛯名正義 2:26.0 2.1/2 35.3 444
[+8]
中尾正 4
5 1 ブラックタキシード 牡3 57 的場均 2:26.3 1.3/4 36.1 430
[-6]
尾形充弘 6

母が通った府中芝2400mのビクトリーロード、初仔アドマイヤベガも続きました。1999年6月6日に行われた第66回日本ダービー。鞍上には母と同じくJRA騎手登録番号666番の武豊騎手の姿がありました。なお、ユタカさんはこのアドマイヤベガの勝利により、史上初の「日本ダービー2年連続制覇」を遂げられました。

*

アドマイヤドン 牡 鹿毛 1999.5.17生 早来・ノーザンファーム生産 馬主・近藤利一氏 栗東・松田博資厩舎

アドマイヤドン(1999.5.17)の4代血統表
ティンバーカントリー
栗毛 1992.4.14
種付け時活性値:1.50

Woodman
栗毛 1983.2.17
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
プレイメイト
栗毛 1975.4.12
Buckpasser 1963.4.28
Intriguing 1964.2.16
Fall Aspen
栗毛 1976.3.9
Pretense
黒鹿毛 1963.4.19
Endeavour 1942
Imitation 1951
Change Water
栗毛 1969.4.7
Swaps 1952.3.1
Portage 1952
ベガ
鹿毛 1990.3.8
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.50
カンパラ
鹿毛 1976.2.19
Kalamoun 1970.4.30
State Pension 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
アンティックヴァリュー
鹿毛 1979.2.25
仔受胎時活性値:0.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
種付け時活性値:0.25
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Moonscape
鹿毛 1967.3.12
仔受胎時活性値:0.75
Tom Fool
鹿毛 1949.3.31
種付け時活性値:0.25
Brazen
鹿毛 1961.5.2
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Tom Fool5×4、Hyperion5×5、Native Dancer5×5、Swaps4×5(父方)>

アドマイヤドン(1999.5.17)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ティンバーカントリー
(Mr.Prospector系)
トニービン
(ゼダーン系)
Northern Dancer
(Nearctic系)
◆Tom Fool
(Menow系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ティンバーカントリー 4.50 or 2.50 母が2冠牝馬
(No.9-f)
3番仔
(空胎後)
第53回朝日杯FS(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 1 アドマイヤドン 牡2 55 藤田伸二 1:33.8    35.5 460
[+8]
松田博資 1
2 10 ヤマノブリザード 牡2 55 四位洋文 1:33.9 3/4 34.9 496
[-6]
藤沢和雄 2
3 13 スターエルドラード 牡2 55 M.デムーロ 1:34.0 1/2 35.5 470
[+12]
森秀行 9
4 14 バランスオブゲーム 牡2 55 木幡初広 1:34.1 クビ 35.4 468
[+14]
宗像義忠 4
5 3 アグネスソニック 牡2 55 横山典弘 1:34.1 ハナ 35.9 482
[+6]
森秀行 5

3連勝で朝日杯FSを制したアドマイヤドン。長じてからは父ティンバーカントリーの血が騒いだのかJRAでフェブラリーS(GI)、地方でJBCクラシック(JpnI)3連覇、帝王賞(JpnI)、マイルCS南部杯(JpnI)とダートジーワン6勝を挙げました。

*

ベガの直仔の牝馬はヒストリックスター(2005.4.16)ただ1頭ですが、その初仔ピュアソウル(2009.2.25)が昨年10月にJRAで初勝利を収めました。サスガに一等星の血。代を経ても優秀さに揺るぎなし。ヒストリックスターの2番仔は2010年4月2日生まれのネオユニヴァース(2000.5.21)の牝馬、3番仔は2011年4月24日生まれのディープインパクト(2002.3.25)の牝馬と、枝葉は日本に根を下ろして行きます。

  

ベガ、今はもう本物の織姫星となってしまいましたが、空の上から、子孫たちの活躍をどうか見守ってあげてください。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2011年12月31日 (土)

第57回東京大賞典(GI)の勝ち馬。

スマートファルコン 牡 栗毛 2005.4.4生 静内・岡田スタッド生産 馬主・大川徹氏 栗東・小崎憲厩舎

スマートファルコン(2005.4.4)の4代血統表
ゴールドアリュール
栗毛 1999.3.3
種付け時活性値:1.25
(スマートファルコンは初年度産駒)
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
リラクタントゲスト
鹿毛 1986.2.21
Hostage 1979.2.13
Vaguely Royal 1974.3.7
ケイシュウハーブ
芦毛 1988.3.6
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

ミシシッピアン
鹿毛 1971.5.16
種付け時活性値:0.00(2.00)
Vaguely Noble
鹿毛 1965.5.15
ヴィエナ 1957
Noble Lassie 1956
Gazala
鹿毛 1964
Dark Star 1950
Bell Angevine 1957
キョウエイシラユキ
芦毛 1980.4.17
仔受胎時活性値:1.75
クラウンドプリンス
栗毛 1969.1.31
種付け時活性値:0.50
Raise a Native 1961.4.18
Gay Hostess 1957.4.9
アリアーン
芦毛 1968
仔受胎時活性値:0.75
シルバーシャーク
芦毛 1963
種付け時活性値:1.00
Nucciolina
鹿毛 1957
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Vaguely Noble5×3>

スマートファルコン(2005.4.4)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ゴールドアリュール
(Halo系)
ミシシッピアン
(Vaguely Noble系)
クラウンドプリンス
(Raise a Native系)
シルバーシャーク
(Relic系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ゴールドアリュール 5.00 or 3.00 半兄ワールドクリーク
(No.9-c)
10番仔
(5連産目)

*

以下にゴールドアリュールのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

アリアーン 1968 不出走
|キョウエイシラユキ 1980.4.17 中央3勝
||ケイシュウハーブ 1988.3.6 地方2勝
|||ワールドクリーク 1995.4.25 中央7勝+地方7勝 東京大賞典(現GI) トパーズS(OP)
|||スマートファルコン 2005.4.4 (本馬) 東京大賞典2回 JBCクラシック(JpnI)2回 帝王賞(JpnI)含む重賞18勝
||キョウエイコロナ 1991.5.18 中央3勝 フェニックス賞(OP) 小倉3歳S(現小倉2歳S、GIII)2着
|インターネイテイブ 1982.5.5 中央8勝 道新杯(OP)

半兄ワールドクリークは満4歳時に5連勝で東京大賞典までぶち抜きました。翌5歳時にはドバイWC(UAEGI)に挑戦してDubai Millennium(1996.3.20)の6着と頑張りました。

*

第57回東京大賞典(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 12 スマートファルコン 牡6 57 武豊 2:01.8    38.2 513
[+3]
小崎憲 1
2 4 ワンダーアキュート 牡5 57 和田竜二 2:01.8 ハナ 38.0 508
[-10]
佐藤正雄 3
3 11 テスタマッタ 牡5 57 岩田康誠 2:02.2 2 38.4 496
[-4]
村山明 4
4 2 シビルウォー 牡6 57 吉田豊 2:02.8 3 37.7 474
[0]
戸田博文 5
5 10 メダリアビート 牡5 57 藤田伸二 2:02.8 アタマ 37.7 473
[+9]
岡田稲男 8

国際GIに認定された初回の東京大賞典。JRAのジーワン勝利については「23年連続」で記録が途絶えてしまったユタカさんでしたけれど、3.5センチ差の辛勝とはいえ、年末の大一番を勝ち切られたところが、紅白歌合戦の締めに回る演歌歌手のようでした。なんだ言いながら、僅差でも退ける技。かの第一人者の矜持を見せられた思いが致しました。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。今年2011年もお世話になりました。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

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2011年12月25日 (日)

第56回有馬記念(GI)の勝ち馬。

オルフェーヴル 牡 栗毛 2008.5.14生 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・池江泰寿厩舎

オルフェーヴル(2008.5.14)の4代血統表
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
ディクタス
栗毛 1967.4.11
Sanctus 1960.2.28
Doronic 1960.3.25
ダイナサッシュ
鹿毛 1979.3.16
ノーザンテースト 1971.3.15
ロイヤルサッシュ 1966
オリエンタルアート
栗毛 1997.5.12
仔受胎時活性値:0.50
メジロマックイーン
芦毛 1987.4.3
種付け時活性値:0.25
★メジロティターン
芦毛 1978.3.22
メジロアサマ 1966.2.23
シェリル 1971.5.15
メジロオーロラ
栗毛 1978.3.8
リマンド 1965.2.16
メジロアイリス 1964.4.8
エレクトロアート
栗毛 1986.3.29
仔受胎時活性値:0.50
ノーザンテースト
栗毛 1971
種付け時活性値:1.50
Northern Dancer 1961
Lady Victoria 1962
グランマスティーヴンス
栗毛 1977.2.9
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Lt.Stevens
鹿毛 1961
種付け時活性値:1.75
Dhow
芦毛 1968.3.21
仔受胎時活性値:2.00

<5代血統表内のクロス:ノーザンテースト4×3>

オルフェーヴル(2008.5.14)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ステイゴールド
(Halo系)
メジロマックイーン
(Djebel系)
◆ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
Lt.Stevens
(Nasrullah系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Lt.Stevens
(エレクトロアート)
5.00 or 3.00 全兄ドリームジャーニー
(No.8-c)
5番仔
(5連産目)

*

以下にオルフェーヴルのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

グランマスティーヴンス 1977.2.9 米1勝
|エレクトロアート 1986.3.29 中央4勝
||シュペルノーヴァ 1995.3.11 中央4勝
||オリエンタルアート 1997.5.12 中央3勝
|||ドリームジャーニー 2004.2.24 中央9勝 有馬記念(GI) 宝塚記念(GI) 朝日杯FS(現GI)含む重賞7勝
|||オルフェーヴル 2008.5.14 (本馬) 日本ダービー(GI) 菊花賞(GI) 皐月賞(GI) 有馬記念(GI) 神戸新聞杯(GII) スプリングS(GII)

*

第56回有馬記念(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 9 オルフェーヴル 牡3 55 池添謙一 2:36.0    33.3 462
[-4]
池江泰寿 1
2 5 エイシンフラッシュ 牡4 57 C.ルメール 2:36.1 3/4 33.6 488
[-4]
藤原英昭 7
3 7 トゥザグローリー 牡4 57 福永祐一 2:36.1 クビ 33.3 536
[+12]
池江泰寿 9
4 14 ルーラーシップ 牡4 57 I.メンディザバル 2:36.2 3/4 33.2 504
[+6]
角居勝彦 11
5 10 トーセンジョーダン 牡5 57 C.ウィリアムズ 2:36.3 クビ 33.9 482
[+4]
池江泰寿 3

オルフェーヴル、スローペースのヨーイドンの競馬でもまったく隙を見せず、上がり3ハロン33秒3の鋭脚を以てして、古馬を打ち破りました。全兄ドリームジャーニー(2004.2.24)と同じ6枠9番からの発進、ゴールで待っていたのは史上初の有馬記念兄弟制覇と、ナリタブライアン(1991.5.3)以来となる3歳牡馬3冠馬による有馬記念制覇でした。

やんちゃくれの3冠馬オルフェーヴル、来年の最大目標は凱旋門賞(仏GI)であることを池添騎手が言及されていました。オルフェーヴルの持つ破天荒さが、もしかしたら、ロンシャン芝2400mに新しい歴史を刻んでくれるかも知れません。

今は、ただただ、新しいヒーローの行く末を楽しみにしたいと思います。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

おまけ。「おぅら、ここで来るんか、エイシン」と悲しくつぶやくオオハシさん。

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2011年12月22日 (木)

第56回有馬記念(GI)の出走予定馬について。

第56回有馬記念(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 ブエナビスタ
(2006.3.14)
[16-c]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano
2 ヴィクトワールピサ
(2007.3.31)
[8-d]
7番仔
(不受胎後)
ネオユニヴァース Machiavellian Bustino Lorenzaccio
3 ヒルノダムール
(2007.5.20)
[4-i]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ ラムタラ L'Emigrant Brigadier Gerard
4 ペルーサ
(2007.3.20)
[6-a]
4番仔
(3連産目)
ゼンノロブロイ Candy Stripes Propicio Samos
5 エイシンフラッシュ
(2007.3.27)
[8-a]
3番仔
(3連産目)
King's Best プラティニ Sure Blade Konigsstuhl
6 キングトップガン
(2003.4.24)
[12 ビューティフルドリーマー系]
5番仔
(5連産目)
マヤノトップガン マルゼンスキー アローエクスプレス チャイナロック
7 トゥザグローリー
(2007.2.16)
[9-f]
4番仔
(2連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス ◆Nureyev ★Sharpen Up
8 ローズキングダム
(2007.5.10)
[1-w]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス Shirley Heights Lyphard
9 オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
10 トーセンジョーダン
(2006.2.4)
[9-a]
5番仔
(5連産目)
ジャングルポケット ノーザンテースト Crafty Prospector ★Secretariat
11 ジャガーメイル
(2004.5.8)
[1-w]
7番仔
(4連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス ノーザンテースト ★First Landing
12 アーネストリー
(2005.5.17)
[3-n]
4番仔
(3連産目)
グラスワンダー トニービン ノーザンテースト ★エルセンタウロ
13 レッドデイヴィス
(2008.2.22)
[3-d]
4番仔
(2連産目)
アグネスタキオン トニービン Dixieland Band Alleged
14 ルーラーシップ
(2007.5.15)
[8-f パロクサイド系]
8番仔
(8連産目)
キングカメハメハ トニービン ★ノーザンテースト ガーサント
  1. オルフェーヴル
  2. ブエナビスタ
  3. アーネストリー
  4. ヴィクトワールピサ
  5. トーセンジョーダン
  6. レッドデイヴィス

奇をてらわずに。牡馬3冠馬が3歳時に有馬記念に出走した際は[2-1-0-0]。単純に同世代王者にして古馬への挑戦者でもあります。あとは、イイ女、非根幹距離はRoberto(1969.3.16)系、中山芝[4-0-0-0]馬、中山芝[3-0-0-1]馬、別路線からのチャレンジャーです。ホントは最後はルーラーシップだったのですが、武豊原理主義故にレッドデイヴィスに変えました(笑)

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2011年12月20日 (火)

初めて意識をして見たクラシック世代を辿る(其の参)-ナリタタイシン(1990.6.10)-。

私も案外長いこと競馬を見ていることに気付いてしまいました。現2歳の2009年生まれ世代で都合20世代のクラシックを見ることになります。そりゃ、ピチピチの10代やったのに、30代半ばに差し掛かりますわ(笑)

そんな訳で、初めて意識をして見たクラシック世代である、1990年生まれ世代のGI勝ち馬たちを辿ってみたいと思います。

折しもラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)の開催週ということで、19年前のラジオたんぱ杯3歳Sの勝ち馬にして、18年前の皐月賞(GI)馬をご紹介致します。

ナリタタイシン 牡 鹿毛 1990.6.10生 新冠・川上悦夫氏生産 馬主・山路秀則氏 栗東・大久保正陽厩舎

ナリタタイシン(1990.6.10)の4代血統表
リヴリア
鹿毛 1982.4.20
種付け時活性値:1.75
Riverman
鹿毛 1969
★Never Bend
鹿毛 1960.3.15
Nasrullah 1940.3.2
Lalun 1952
River Lady
鹿毛 1963.5.17
Prince John 1953.4.6
Nile Lily 1954.3.23
Dahlia
栗毛 1970.3.25
Vaguely Noble
鹿毛 1965.5.15
ヴィエナ 1957
Noble Lassie 1956
Charming Alibi
栗毛 1963.3.7
Honeys Alibi 1952
Adorada 1947
タイシンリリィ
芦毛 1981.5.27
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
ラディガ
鹿毛 1969.5.18
種付け時活性値:0.75
Graustark
栗毛 1963.4.7
Ribot 1952.2.27
Flower Bowl 1952
Celia
黒鹿毛 1960.4.3
Swaps 1952.3.1
Pocahontas 1955.2.19
インターラーケン
芦毛 1966.2.9
仔受胎時活性値:1.50
サミーデイヴィス
黒鹿毛 1960
種付け時活性値:1.25
Whistler 1950
Samaria 1955
シルヴァーファー
芦毛 1962
仔受胎時活性値:0.75
Abernant
芦毛 1946
種付け時活性値:1.75
Moyo
芦毛 1956
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Alibhai5×5、Roman5×5、Nearco5×5(父方)>

ナリタタイシン(1990.6.10)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
リヴリア
(Riverman系)
ラディガ
(Ribot系)
サミーデイヴィス
(The Boss系)
Abernant
(Hyperion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
リヴリア 5.50 or 3.50 半姉ユーセイフェアリー
(No.1-w)
4番仔
(4連産目)

*

第53回皐月賞(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 14 ナリタタイシン 牡3 57 武豊 2:00.2 レース
レコード
34.6 426
[+4]
大久保正陽 3
2 18 ビワハヤヒデ 牡3 57 岡部幸雄 2:00.3 クビ 35.4 478
[-4]
浜田光正 2
3 1 シクレノンシェリフ 牡3 57 松永幹夫 2:00.5 アタマ
+1.1/4
35.6 482
[-2]
小林稔 4
4 4 ウイニングチケット 牡3 57 柴田政人 2:00.6 1/2 35.4 460
[-6]
伊藤雄二 1
5 6 アンバーライオン 牡3 57 田所秀孝 2:00.8 1.1/2 36.1 432
[-10]
鹿戸幸治 16

思えば、私の武豊原理主義はこのレースから始まったのかも知れません。まさに武マジックが発動したかのような、決勝点における「クビ」だけ差し切り。

もちろん、鞍上に応えた鞍下のナリタタイシンが、いちばん褒められなければなりません。ラストの直線半ばで、ガレオン(1990.4.25)が外に斜行したアオリをもろに受けながらも、怯むことなく鞍上の鼓舞に応えて、最後の最後まで脚を伸ばしました。2番目に速い上がりを記録した9着のマイシンザン(1990.3.7)を0秒6も上回る、上がり3ハロン34秒6という極上の切れ味。かつて「しなやかな鬼脚」と形容しましたが、柔らさかと強靭さを併せ持った、見事な末脚でした。

そんなナリタタイシン、ライバル17頭をまさに切って捨て、シンボリルドルフ(1981.3.13)が持っていた2分1秒1という皐月賞レコードを0秒9塗り替えて、牡馬3冠のひとつ目を奪取しました。また、馬体重426kgによる勝利は、現在でも皐月賞史上最軽量の優勝馬記録です。

*

第9回ラジオたんぱ杯3歳S(現ラジオNIKKEI杯2歳S、GIII)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
4F
馬体重
[前走比]
調教師
1 1 ナリタタイシン 牡2 54 清水英次 2:05.8    49.7 422
[+6]
大久保正陽 5
2 4 マルカツオウジャ 牡2 54 河内洋 2:05.9 1/2 49.7 460
[+6]
田中耕太郎 2
3 6 サンエイキッド 牡2 54 安田隆行 2:06.2 2 50.0 460
[+6]
古川平 8
4 12 エアマジック 牡2 54 角田晃一 2:06.4 1.1/4 50.0 438
[-2]
渡辺栄 7
5 3 ファンドリリヴリア 牡2 54 村本善之 2:06.4 ハナ 50.4 440
[0]
高橋成忠 10

ナリタタイシン、ラストの追い上げがちょっと尋常ではない感じですね。という訳で、「同一牝系馬の連動する活躍」。まま見られる現象ですけれど、このラジオたんぱ杯3歳Sの前週、ナリタタイシンの半姉ユーセイフェアリー(1987.3.23)が、阪神牝馬特別(当時GIII。現阪神牝馬S、GII)を16頭立て16番人気(!!)で制しています。「阪神芝2000mのGIIIレース」という施行コース、グレードも同じでした。なお、このラジオたんぱ杯3歳Sが、故・清水英次騎手の最後の重賞勝利でもありました。

#余談。中島理論ユーザー向けに書くと、ユーセイフェアリーは中島氏の配合馬とのことです。父アズマハンター(1979.2.11)に、母父ラディガですから、東牧場御用達とも言うべき血統ですね。かくいうアズマハンターも、仲住芳雄厩舎の所属馬で、母ハンティングボックス(1970.3.27)が満8歳時交配の仔、母父Quadrangle(1961.4.16)の0交配、祖母父Abernantが最優性先祖と、中島氏関連馬っぽくはあるのですが(^^ゞ

*

第108回目黒記念(GII)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 7 ナリタタイシン 牡4 58.5 武豊 2:34.0    34.7 446
[+14]
大久保正陽 2
2 6 ダンシングサーパス 牡4 53 熊沢重文 2:34.0 アタマ 35.1 478
[-6]
内藤繁春 3
3 2 シャンソニエール 牝5 51 田面木博公 2:34.1 クビ 35.6 462
[-4]
伊藤竹男 7
4 13 ステージチャンプ 牡4 57 岡部幸雄 2:34.2 3/4 35.4 460
[-4]
矢野進 1
5 4 アイビーシチー 牡4 51 蛯名正義 2:34.3 クビ 35.9 476
[0]
河野通文 9

2月開催の目黒記念も今となっては懐かしいですね。このレースはよく覚えています。ちょうどひな祭り前ということで、実家でひな壇の飾り付けをしていたのです。ええ、私、全妹が5人いますので(^^ゞ。で、その飾り付けの合間に見たのでした。ステージチャンプ(1990.5.17)が圧倒的な1番人気だったのですが、クラシックホースの底力を見せて、ナリタタイシンが大外から捲り切りました。58.5kgのトップハンデものかは、満3歳秋に発症した肺出血からの見事な復活劇でした。そしてまた、当時の月刊「優駿」における武豊騎手のコメント「タイシンの本来の切れはこんなものではありません(大意)」というのも、嬉しかったものです。完調でなくとも格が違う。GI馬の矜持が、そこにはありました。

*

現在は、日高にあるベーシカル・コーチング・スクールで余生を過ごしているナリタタイシン。詳しくは下に記すWeb Resourceのリンク先の記事に譲りますが、元気に過ごしているようです。ちなみに、現在の馬体重は550kgとのこと。あらま、えらい大きくならはって(^^)

そしてまた、壮年から、やがて老境を迎えようとしている彼のいまの顔を見ると、齢重ねた年月を思います。ナリタタイシン21歳、これからもどうか息災に。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

  

<Web Resource>

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2011年12月18日 (日)

第63回朝日杯FS(GI)の勝ち馬。

アルフレード 牡 鹿毛 2009.4.11生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 美浦・手塚貴久厩舎

アルフレード(2009.4.11)の4代血統表
シンボリクリスエス
黒鹿毛 1999.1.21
種付け時活性値:0.25
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Sharp Queen
鹿毛 1965.4.19
Princequillo 1940
Bridgework 1955.3.23
Tee Kay
黒鹿毛 1991.2.9
★Gold Meridian
黒鹿毛 1982.4.14
Seattle Slew 1974.2.15
Queen Louie 1968.4.9
Tri Argo
黒鹿毛 1982.5.18
Tri Jet 1969.4.3
Hail Proudly 1969.3.5
プリンセスカメリア
栗毛 2001.2.19
仔受胎時活性値:1.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.50
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ラトラヴィアータ
栗毛 1994.4.7
仔受胎時活性値:1.50
サクラユタカオー
栗毛 1982.4.29
種付け時活性値:0.75
テスコボーイ 1963
アンジェリカ 1970.3.29
サクラハゴロモ
鹿毛 1984.4.13
仔受胎時活性値:0.25
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.00
クリアアンバー
鹿毛 1967.5.8
仔受胎時活性値:2.00

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×4>

アルフレード(2009.4.11)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シンボリクリスエス
(Roberto系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
サクラユタカオー
(Princely Gift系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サンデーサイレンス
(Montparnasse)
5.50 大伯父サクラバクシンオー
(No.4-m クリアアンバー系)
2番仔
(2連産目)

*

では、以下にアルフレードのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

サクラハゴロモ 1984.4.13 中央2勝
|サクラバクシンオー 1989.4.14 中央11勝 スプリンターズS(GI)2回 スワンS(GII) ダービー卿CT(GIII) クリスタルC(旧GIII)
|スプリングコート 1991.3.14 中央4勝 中山牝馬S(GIII)3着
||フローリッドコート 1998.3.1 中央0勝
|||ミッキードリーム 2007.2.5 現役 朝日CC(GIII) 毎日杯(GIII)2着 毎日王冠(GII)3着
||パーシャンブルー 1999.3.20 中央0勝
|||アドマイヤベルナ 2007.2.16 現役
|ラトラヴィアータ 1994.4.7 中央5勝
||プリンセスカメリア 2001.2.19 中央1勝
|||アルフレード 2009.4.11 (本馬) 朝日杯FS
||アルフォンシーヌ 2002.3.21 中央1勝 フラワーC(GIII)3着

曾祖母サクラハゴロモの初仔がサクラバクシンオーですね。1400m以下12戦11勝。充実の満5歳時ならば、世界のどこで走ってもスプリント戦では負けなかったのではないでしょうか。

*

第63回朝日杯FS(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 3 アルフレード 牡2 55 C.ウィリアムズ 1:33.4 タイ
レコード
35.3 524
[+4]
手塚貴久 1
2 4 マイネルロブスト 牡2 55 蛯名正義 1:33.7 2 35.4 492
[+8]
高橋裕 4
3 15 レオアクティブ 牡2 55 横山典弘 1:33.8 1/2 34.9 456
[+8]
杉浦宏昭 8
4 12 トウケイヘイロー 牡2 55 後藤浩輝 1:33.8 クビ 35.8 474
[-4]
清水久詞 9
5 16 ダローネガ 牡2 55 佐藤哲三 1:34.0 1 1/4 35.5 490
[+4]
佐々木晶三 3

混戦と叫ばれた第63回朝日杯FSでしたが、終わってみれば1番人気のアルフレードが1分33秒4というタイレコードで、2着マイネルロブスト(2009.3.11)に2馬身差を付けての完勝。3戦3勝、文句なしの2歳王者の誕生でした。しっかし、3着のレオアクティブ(2009.2.22)、最終的には8番人気だったんですね。8枠15番の不利も響いたのでしょうけれど、前走京王杯2歳S(GII)勝ちから挑んだのに、これはちょっと舐められましたね(^^ゞ

レースのラップを見れば1000m通過が57秒8の快時計。自身好スタートから速い流れを先行3、4番手で進めて、最内をロスなく回ったとはいえ、上がり3ハロンを35秒3でまとめたのですから、これは能力が高い。アルフレード、来年が一気に楽しみになりましたし、牝系も成長力が自慢のクリアアンバー系ですから、先々まで活躍してくれそうです。

また、なかなか芝の大物に恵まれなかった種牡馬シンボリクリスエスにとって、ついに芝のGI馬が現れましたね。こちらもおめでとうございました。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

おまけ。「速い。タイレコード」と最後につぶやくオオハシさん。

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2011年12月17日 (土)

第63回朝日杯FS(GI)の出走予定馬について。

第63回朝日杯FS(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 サドンストーム
(2009.4.14)
[6-a]
2番仔+
(2連産目+)
ストーミングホーム Green Desert Beau Genius Mr.Leader
2 ローレルブレット
(2009.3.9)
[4-d プロポンチス系]
初仔 サムライハート テンビー ★サクラユタカオー ダンディルート
3 アルフレード
(2009.4.11)
[4-m クリアアンバー系]
2番仔
(2連産目)
シンボリクリスエス サンデーサイレンス サクラユタカオー ノーザンテースト
4 マイネルロブスト
(2009.3.11)
[3-l メダリオン系]
8番仔
(不受胎後)
ゼンノエルシド ★メジロライアン トウショウペガサス マルゼンスキー
5 ネオヴァンクル
(2009.5.12)
[3-e]
4番仔
(4連産目)
★フレンチデピュティ ティンバーカントリー Halo Understanding
6 スノードン
(2009.4.13)
[A5]
2番仔+
(2連産目+)
アドマイヤムーン Lemon Drop Kid Woodman It's Freezing
7 クラレント
(2009.3.2)
[9-f]
2番仔
(空胎後)
ダンスインザダーク ダンシングブレーヴ テスコボーイ Vaguely Noble
8 ショウナンラムジ
(2009.1.17)
[6 フェアペギー系]
6番仔
(6連産目)
ダンスインザダーク ホワイトマズル スプレンディドモーメント ロイヤルスキー
9 ニンジャ
(2009.3.8)
[1-n]
2番仔
(2連産目)
グラスワンダー アドマイヤベガ ラムタラ Mr.Prospector
10 ジョウノバッカス
(2009.2.26)
[1-b セレタ系]
5番仔
(5連産目)
アグネスタキオン ウォーニング ★トウショウボーイ トピオ
11 マコトリヴァーサル
(2009.3.7)
[4-d プロポンチス系]
5番仔
(5連産目)
タヤスツヨシ サクラバクシンオー コリムスキー クラウンドプリンス
12 トウケイヘイロー
(2009.4.22)
[9-f ファンシミン系]
9番仔
(4連産目)
ゴールドヘイロー ★ミルジョージ ノーザンテースト Determine
13 ハクサンムーン
(2009.2.14)
[18 ミスブゼン系]
初仔 アドマイヤムーン サクラバクシンオー シェイディハイツ モガミ
14 ヒシワイルド
(2009.4.24)
[3]
初仔 ゴールドアリュール ★トニービン Fairy King ★Vaigly Great
15 レオアクティブ
(2009.2.22)
[3-l フロリースカップ系]
初仔 アドマイヤムーン オペラハウス プリンスオブバーズ コインドシルバー
16 ダローネガ
(2009.5.4)
[19]
3番仔
(3連産目)
ダイワメジャー ホワイトマズル キタノカチドキ Busted
  1. レオアクティブ
  2. クラレント
  3. マイネルロブスト
  4. ローレルブレット
  5. ヒシワイルド
  6. ハクサンムーン
  7. アルフレード

よく分からないので母が前年産駒無し後の産駒6頭と2戦2勝馬にしておきました(^_^;)。母が前年産駒無し後の産駒6頭については、重賞勝ち馬2頭、オープン勝ち馬、500万勝ち馬2頭、7枠13番の1戦1勝馬と、なんだ言いながら注目されるメンバーとなりました。上位2頭は重賞勝ち馬としましたが、マイネルロブストは過日記事で取り上げたスエヒロジョウオー(1990.4.16)の孫ですから、頑張って欲しいものです。また、2戦2勝馬はクリアアンバー(1967.5.8)の子孫というところがポイントでした。近親の代表馬を思えば、アンバーシャダイ(1977.3.10)、イブキマイカグラ(1988.2.24)、サクラバクシンオー(1989.4.14)。見れば中山得手の牝系という感じです。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

#2011/12/17 23:35追記。マイネルロブストを訂正。ご指摘頂き、誠に有り難うございました。ようやっと記事の誤りにツッコミをしてくださる方が。これで安心して来年ブログを休めますm(__)m

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