第26回フェブラリーS(GI)の勝ち馬。

サクセスブロッケン 牡 青鹿毛 2005.5.5生 浦河・谷川牧場生産 馬主・高島哲氏 栗東・藤原英昭厩舎

サクセスブロッケン(2005.5.5)の4代血統表
シンボリクリスエス[A]
黒鹿毛 1999.1.21
種付け時活性値:1.25
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Sharp Queen
鹿毛 1965.4.19
Princequillo 1940
Bridgework 1955.3.23
Tee Kay
黒鹿毛 1991.2.9
★Gold Meridian
黒鹿毛 1982.4.14
Seattle Slew 1974.2.15
Queen Louie 1968.4.9
Tri Argo
黒鹿毛 1982.5.18
Tri Jet 1969.4.3
Hail Proudly 1969.3.5
サクセスビューティ
黒鹿毛 1999.4.1
仔受胎時活性値:1.25
サンデーサイレンス[A]
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.00
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
アワーミスレッグス
黒鹿毛 1993.2.14
仔受胎時活性値:1.25
Deputy Minister[A]
黒鹿毛 1979.5.17
種付け時活性値:1.25
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Colonial Waters
黒鹿毛 1985.5.25
仔受胎時活性値:1.75
Pleasant Colony[B]
黒鹿毛 1978.5.4
種付け時活性値:1.50
Water Cress
鹿毛 1968.4.20
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×4・5>

サクセスブロッケン(2005.5.5)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Pleasant Colony
(サクセスビューティ)
6.25 or 4.25 母が現JpnII勝ち馬
(No.4-R)
2番仔
(2連産目)
第26回フェブラリーS(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 15 サクセスブロッケン 牡4 57 内田博幸 1:34.6 レコード 35.4 522
[+7]
藤原英昭 6
2 14 カジノドライヴ 牡4 57 安藤勝己 1:34.6 クビ 35.6 518
[+10]
藤沢和雄 3
3 2 カネヒキリ 牡7 57 C.ルメール 1:34.6 アタマ 35.3 530
[-3]
角居勝彦 1
4 12 エスポワールシチー 牡4 57 佐藤哲三 1:34.8 1 1/4 36.0 482
[-6]
安達昭夫 5
5 16 フェラーリピサ 牡5 57 岩田康誠 1:35.0 1 1/2 35.7 502
[0]
白井寿昭 4
第26回フェブラリーS(GI)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.7-10.5-11.9-11.9-11.8-11.3-12.1-12.4
上り 4F 47.6-3F 35.8

では、以下にサクセスブロッケンのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Colonial Waters 1985.5.25 米6勝 ジョンAモリスH(現パーソナルエンスンH、GI)ほかGII2勝
|アワーミスレッグス 1993.2.14 仏1勝
||サクセスビューティ 1999.4.1 中央3勝 フィリーズレビュー(JpnII) 菜の花賞(OP)
|||サクセスブロッケン 2005.5.5 (本馬) フェブラリーS(GI) ジャパンダートダービー(JpnI)
|Panama Cana 1994.2.22 米4勝 ネクストムーヴH(GIII)

母サクセスビューティは芝1400mの桜花賞トライアルの勝ち馬。サクセスブロッケン、長じて、短距離向きだった母の血が出始めたのでしょうか。東京大賞典(JpnI)、川崎記念(JpnI)と2000m、2100mのレースで3着が続きましたけれど、距離短縮で一気の巻き返しを見せました。

なお、↑の牝系図では示しませんでしたが、4代母Water Cressからの別分枝にはブロードアピール(1994.4.13)が輩出されています。

しかし、改めて結果を見ると、上位5頭のうち4頭が4代血統構成のどこかに「Deputy Minister」の血を持っている馬たちです。と言いますか、出走16頭のうちDeputy Ministerを持っているのがその4頭だったということでもあります(^_^.)。クロフネ(1998.3.31)の活躍以降、日本の血統のメインストリームとなりつつあるDeputy Minister系。第26回フェブラリーSはその血の確かさを思う一戦でもありました。

惜敗を乗り越えて掴んだJRAGI勝利。サクセスブロッケン、飛躍の4歳となりますでしょうか。真価が問われる、これからを見守りたいものです。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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