ブルーメンブラット 牝 黒鹿毛 2003.2.20生 早来・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・石坂正厩舎
アドマイヤベガ[A] 鹿毛 1996.3.12 種付け時活性値:1.50 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
ベガ 鹿毛 1990.3.8 |
トニービン 鹿毛 1983.4.7 |
カンパラ 1976.2.19 | |
Severn Bridge 1965 | |||
アンティックヴァリュー 鹿毛 1979.2.25 |
Northern Dancer 1961.5.27 | ||
Moonscape 1967.3.12 | |||
マイワイルドフラワー 鹿毛 1986.2.12 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
Topsider[A] 鹿毛 1974.3.15 種付け時活性値:0.75 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Drumtop 鹿毛 1966.5.4 |
Round Table 1954.4.6 | ||
Zonah 1958.5.1 | |||
Wildwook 鹿毛 1965.5.18 仔受胎時活性値:1.00 |
Sir Gaylord[A] 黒鹿毛 1959.2.12 種付け時活性値:1.25 |
Turn-to 1951 | |
Somethingroyal 1952 | |||
Blue Canoe 鹿毛 1958.4.13 仔受胎時活性値:1.50 |
Jet Pilot[F] 栗毛 1944 種付け時活性値:1.25 |
||
Portage 鹿毛 1952 仔受胎時活性値:1.25 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×3、Turn-to5×4、Almahmoud(♀)5×5、Princequillo5×5(母方)>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
アドマイヤベガ | 5.75 or 3.75 |
半兄ジョイフルハート (No.4-M) |
9番仔以降の仔 (5連産目) |
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | ブルーメンブラット | 牝5 | 55 | 吉田豊 | 1:32.6 | 33.9 |
486 [+10] |
石坂正 | 4 | |
2 | 17 | スーパーホーネット | 牡5 | 57 | 藤岡佑介 | 1:32.7 | 3/4 | 33.9 |
466 [+2] |
矢作芳人 | 1 |
3 | 2 | ファイングレイン | 牡5 | 57 | 幸英明 | 1:32.8 | 3/4 | 34.4 |
498 [0] |
長浜博之 | 10 |
4 | 16 | カンパニー | 牡7 | 57 | 横山典弘 | 1:32.9 | 1/2 | 34.1 |
464 [+4] |
音無秀孝 | 2 |
5 | 1 | ローレルゲレイロ | 牡4 | 57 | 四位洋文 | 1:33.0 | 1/2 | 34.8 |
478 [+6] |
昆貢 | 3 |
1F毎の ラップ |
12.5-10.6-11.3-11.9-11.6-11.4-11.6-11.7 |
上り | 4F 46.3-3F 34.7 |
第25回マイルチャンピオンシップ(以下、マイルCS。GI)。マイルGIらしいよどみない流れの一戦、内から鮮やかに差し切ったのは牝馬ブルーメンブラット。上がり3ハロン33秒9の鋭脚により、1994年の第11回におけるノースフライト(1990.4.12)以来14年ぶりの牝馬戴冠がなされました。って、1994年のマイルCSって、私、初めて競馬場に行った日のメインレースですよ。私の角田晃一騎手びいきは、あのレースから始まりました。しっかし、タイムフライーズ、ライクアンアローですね(^_^.)
では、以下にブルーメンブラットのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
Wildwook 1965.5.18 米4勝 |Ride the Trails 1971.5.28 不出走 ||Mesabi 1976.4.4 米3勝 |||Funistrada 1983.2.24 米7勝 フォールハイウエイトH(GII)ほかGI2着1回GI3着1回 ||Movin' Money 1977.3.18 米3勝 デルマーオークス(GII) ||Mochila 1979.4.3 米9勝 ラフィアンH(GI)2着ほかGII2着1回GI3着2回 |||Serape 1988.5.23 米5勝 バレリーナS(GI)ほかGII2着1回GIII2着1回 ||Cozzene 1980.5.8 米10勝 BCマイル(GI)ほかGII1勝GIII1勝 |Laramie Trail 1972.5.6 米5勝 ゴーサムS(GII)ほかGIII1勝 |ウエスタンウインド 1974.4.21 米5勝 フューチュリティS(GI)3着 ブルーグラスS(GI)3着 |マイワイルドフラワー 1986.2.12 愛米2勝 ||インザジャングル 1993.3.19 不出走 |||ダイキチムスメ 2000.2.10 中央3勝+地方1勝 小倉2歳S(現JpnIII)3着 ||ジョイフルハート 2001.2.7 現役 北海道スプリントC(JpnIII) ||ブルーメンブラット 2003.2.20 (本馬) マイルCS(GI) 府中牝馬S(GIII)
半兄ジョイフルハートといい、本馬ブルーメンブラットといい、齢重ねても能力の減退無く走ることができるのは素晴らしい。なお、曾祖母Blue Canoeからの別分枝には「世紀末覇王」テイエムオペラオー(1996.3.13)もいます。
ブルーメンブラットはキャロットクラブの持ち馬ということで「幕の引き際」が注目されるところです。色々と意見がおありでしょうけれど、このまま引退で良いのではないかと思います。女という性の素敵なところは、咲いては散り行く花になれて、なおかつ、次代を産み出す木にもなれるところ。花びらが秋の淀に咲いた姿、ずっと忘れずにいたいと思います。
ではでは、今回はこのへんで。