キクノサリーレ 牡 鹿毛 2005.3.19生 三石・フクダファーム生産 馬主・菊池五郎氏 栗東・吉田直弘厩舎
ジェイドロバリー[x] 黒鹿毛 1987.3.14 種付け時活性値:0.25 |
★ Mr. Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
Raise a Native 栗毛 1961.4.18 |
Native Dancer 1950.3.27 |
Raise You 1946 | |||
Gold Digger 鹿毛 1962.5.28 |
Nashua 1952.4.14 | ||
Sequence 1946 | |||
Number 鹿毛 1979 |
Nijinsky 鹿毛 1967.2.21 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Flaming Page 1959.4.24 | |||
Special 鹿毛 1969.3.28 |
Forli 1963.8.10 | ||
Thong 1964.4.23 | |||
ガイアローマン 黒鹿毛 1994.4.25 仔受胎時活性値:0.50 |
ブレイヴェストローマン[A] 鹿毛 1972.5.19 種付け時活性値:1.25 |
Never Bend 鹿毛 1960.3.15 |
Nasrullah 1940 |
Lalun 1952 | |||
Roman Song 鹿毛 1955 |
Roman 1937 | ||
Quiz Song 1948 | |||
マツノエブエ 鹿毛 1986.4.18 仔受胎時活性値:1.75 |
スティールハート[A] 黒鹿毛 1972.3.25 種付け時活性値:1.25 |
Habitat 1966 | |
A. 1. 1963 | |||
オーナーキンツェム 鹿毛 1978.6.15 仔受胎時活性値:1.75 |
★ファバージ[A●] 鹿毛 1961.4.19 種付け時活性値:0.00 |
||
オージヒカル 黒鹿毛 1968.6.3 仔受胎時活性値:0.25 |
<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×4>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
ブレイヴェストローマン (Quiz Song) |
4.25 |
祖母がGIII3着馬 (No.7-C アストニシメント系) |
4番仔 (2連産目) |
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | キクノサリーレ | 牡3 | 55 | 後藤浩輝 | 1:36.0 | 36.4 |
494 [0] |
吉田直弘 | 5 | |
2 | 13 | サンライズバッカス | 牡6 | 58 | 佐藤哲三 | 1:36.1 | 3/4 | 36.1 |
488 [-1] |
音無秀孝 | 4 |
3 | 11 | ユビキタス | 牡3 | 56 | 安藤勝己 | 1:36.2 | クビ | 36.8 |
564 [+2] |
鈴木伸尋 | 1 |
4 | 4 | カルナバリート | 牡5 | 56 | 内田博幸 | 1:36.3 | 3/4 | 36.7 |
518 [-2] |
藤沢則雄 | 8 |
5 | 2 | トーセンブライト | 牡7 | 56 | 藤岡佑介 | 1:36.4 | 1/2 | 36.5 |
490 [0] |
加藤征弘 | 7 |
1F毎の ラップ |
12.3-10.8-11.6-12.1-12.5-12.3-11.8-12.6 |
上り | 4F 49.2-3F 36.7 |
第13回武蔵野S(GIII)。結果的に現3歳勢のダート路線を走る馬たちの層の厚さを見せた一戦となりました。戦前の1番人気は2005年3月19日生まれの3歳馬ユビキタスでした。しかし、勝利を収めたのは5番人気だったやはり2005年3月19日生まれの3歳馬キクノサリーレでした。
「弱い」「レベルが低い」などと一部で揶揄された現3歳世代ですが、なんのなんの。砂上の戦いだけでも、JBCクラシック(JpnI)2着のサクセスブロッケン(2005.5.5)、JBCスプリント(JpnI)2着のスマートファルコン(2005.4.4)と、古馬相手となるジーワンレースで好走を見せています。そして、武蔵野Sでは1着と3着。実は砂の役者揃いの世代だったのでした。そして、名誉のために加えておくと、世代を代表する芝の活躍馬ディープスカイ(2005.4.24)は超抜のレコード決着となった天皇賞・秋(GI)3着と頑張りました。強いものは強いのです。
*
では、以下にキクノサリーレのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
オージヒカル 1968.6.3 中央1勝 |ネヴアージヤパン 1973 不出走 ||マチカネイシン 1982 中央5勝 小倉大賞典(現JpnIII) |オーナーキンツエム 1978.6.15 中央2勝 ||マツノエブエ 1986.4.18 中央6勝 セントウルS(当時GIII)3着 |||ガイアローマン 1994.4.25 地方10勝 ||||キクノサリーレ 2005.3.19 (本馬) 武蔵野S(GIII)
小岩井農場の7号族アストニシメント(1902)系。世紀を越えてなお活躍馬を送り続ける日本土着の名牝系。併せてレースの2着サンライズバッカス(2002.4.30)はやはり7号族C分枝のダイシング(1925)系、3着ユビキタスは16号族レスリーカーター(1900)系と土着の牝系馬です。
何度でも書きます。日本の生産者の皆様は、先人たちから受け継いで来られた己が仕事の積み重ねを、もっともっと、誇りに思われても良いはずです。
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武蔵野Sを制して次に向かう舞台は、さらに強い馬たちが待つジャパンカップダート(GI)でしょうか。伸び行く3歳馬、キクノサリーレのこれからに期待しましょう。
ではでは、今日はこのへんで。