スリープレスナイト 牝 鹿毛 2004.2.7生 早来・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・橋口弘次郎厩舎
クロフネ[A] 芦毛 1998.3.31 種付け時活性値:1.25 |
フレンチデピュティ 栗毛 1992.1.30 |
Deputy Minister 黒鹿毛 1979.5.17 |
Vice Regent 1967.4.29 |
Mint Copy 1970.2.24 | |||
Mitterand 鹿毛 1981.2.19 |
Hold Your Peace 1969.1.24 | ||
Laredo Lass 1971.3.19 | |||
ブルーアヴェニュー 芦毛 1990.2.15 |
Classic Go Go 鹿毛 1978.2.18 |
Pago Pago 1960 | |
Classic Perfection 1972.4.22 | |||
Eliza Blue 芦毛 1983.4.11 |
Icecapade 1969.4.4 | ||
コレラ 1978.2.18 | |||
ホワットケイティーディド 黒鹿毛 1989.3.18 仔受胎時活性値:1.50 |
Nureyev[A] 鹿毛 1977.5.2 種付け時活性値:0.75 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Special 鹿毛 1969.3.28 |
Forli 1963.8.10 | ||
Thong 1964.4.23 | |||
Katies 黒鹿毛 1981.4.22 仔受胎時活性値:1.75 |
ノノアルコ[A] 鹿毛 1971.4.6 種付け時活性値:0.25 |
★Nearctic 1954.2.11 | |
Seximee 1966.5.27 | |||
Mortefontaine 鹿毛 1969.4.21 仔受胎時活性値:0.75 |
ポリック[D] 黒鹿毛 1953.2.14 種付け時活性値:1.75 |
||
Brabantia 黒鹿毛 1953 仔受胎時活性値:1.75 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×3、Nearctic5×4・4>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
ポリック (Katies) |
5.75 |
叔母ヒシアマゾン (No.7-F) |
6番仔以降の仔 (生後直死後=2連産目) |
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 14 | スリープレスナイト | 牝4 | 55 | 上村洋行 | 1:08.0 | 33.9 |
494 [-8] |
橋口弘次郎 | 1 | |
2 | 15 | (外)キンシャサノキセキ | 牡5 | 57 | 岩田康誠 | 1:08.2 | 1 1/4 | 34.0 |
488 [+2] |
堀宣行 | 2 |
3 | 13 | ビービーガルダン | 牡4 | 57 | 安藤勝己 | 1:08.2 | クビ | 34.2 |
492 [-6] |
領家政蔵 | 6 |
4 | 11 | スズカフェニックス | 牡6 | 57 | 横山典弘 | 1:08.3 | 1/2 | 33.9 |
460 [0] |
橋田満 | 4 |
5 | 1 | (外)アポロドルチェ | 牡3 | 55 | 勝浦正樹 | 1:08.3 | アタマ | 34.3 |
462 [+4] |
堀井雅広 | 12 |
1F毎の ラップ |
11.9-10.4-11.3-11.4-11.5-11.5 |
上り | 4F 45.7-3F 34.4 |
第42回スプリンターズS(GI)。
1着スリープレスナイト。今回のレースを以って1200m[9-1-0-0]。2004年生まれの強い牝馬に、また1頭、新たなGI馬が生まれました。馬、人共にGI初制覇となった今回。鞍下のスリープレスナイトはGI初挑戦で1番人気に応えての快勝でした。いっぽう、鞍上の上村洋行騎手はデビュー17年目、ジーワン40度目の挑戦での戴冠でした。飛蚊症に伴った4度の手術を乗り越えての勝利は、橋口弘次郎調教師の満63歳の誕生日を祝う最高の1勝となりました。ただただ、良かった良かった。
2着キンシャサノキセキ。今回のレースを以って中山[2-1-0-0]。春の高松宮記念(GI)2着馬、秋に巻き返しを狙うも前に1頭いました。これでジーワンレースについては[0-2-1-1]。あと一歩。
3着ビービーガルダン。今回のレースを以って芝1200m[5-3-2-1]。戦前まで芝1200m戦は連対率8割、複勝率9割の距離適正はダテではありませんでした。鞍上の「もうワンパンチ」のコメントもありましたが、GI初挑戦で頑張りました。
*
では、以下にスリープレスナイトのごく簡単な近親牝系図を改めて示しておきます。
Katies 1981.4.22 愛英4勝 愛1000ギニー(GI) コロネーションS(当時英GII) |ケイティーズファースト 1987.3.6 英仏4勝 ||ゴーステディ 1997.4.10 中央6勝 中山金杯(GIII)3着 ||マイケイティーズ 1998.5.18 不出走 |||アドマイヤムーン 2003.2.23 日UAE香10勝 ジャパンカップ(GI) ドバイデューティーフリー(UAEGI) 宝塚記念(GI)含む重賞8勝 |||サブミーカー 2005.1.24 不出走 種牡馬 |ホワットケイティーディド 1989.3.18 英仏独3勝 ||スリープレスナイト 2004.2.7 (本馬) スプリンターズS(GI) CBC賞(GIII) 北九州記念(JpnIII) |ヒシアリダー 1990.3.30 中央5勝 種牡馬 |ヒシアマゾン 1991.3.26 中央10勝 エリザベス女王杯(GI) 阪神3歳牝馬S(現阪神JF、JpnI)含む重賞9勝 |ヒシナイル 1994.4.15 中央2勝 フェアリーS(現JpnIII) フラワーC(現JpnIII)3着 |ヒシピナクル 1996.3.17 中央4勝 ローズS(現JpnII) 秋華賞(現JpnI)3着
昨年2007年はアドマイヤムーンがドバイデューティーフリー、ジャパンカップとGI2勝を挙げる活躍を見せました。牝系近親馬の連動する活躍は、まま見られるところですが、今年2008年はスリープレスナイトが見事にGI勝ち馬となりました。思えば、叔母ヒシアマゾンがビックリの末脚を披露したのが中山芝1200mで行われていたクリスタルC(旧GIII)でしたね。姪が中山芝1200mのGIレースを勝ったことにより改めて思いましたが、1200mから2400mまでの異なる距離で重賞勝ちがあるヒシアマゾンという牝馬は、真の才能を持った、恐るべき馬でした。
*
スリープレスナイトの今後については、スポーツ新聞の紙面によると、海外遠征も視野に入れられているということ。このまま上村騎手とのコンビで行くのならば、それはもう、激烈に応援です。これからも頑張って欲しいと、真に願っています。
ではでは、今日はこのへんで♪
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