第49回宝塚記念(GI)。
エイシンデピュティ 牡 栗毛 2002.4.9生 浦河・栄進牧場生産 馬主・平井豊光氏 栗東・野元昭厩舎
フレンチデピュティ[A] 栗毛 1992.1.30 種付け時活性値:0.25 |
Deputy Minister 黒鹿毛 1979.5.17 |
Vice Regent 栗毛 1967.4.29 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Victoria Regina 1958.5.18 | |||
Mint Copy 黒鹿毛 1970.2.24 |
★Bunty’s Flight 1953.4.26 | ||
Shakney 1964 | |||
Mitterand 鹿毛 1981.2.19 |
Hold Your Peace 鹿毛 1969.1.24 |
▲Speak John 1958.2.7 | |
Blue Moon 1948 | |||
Laredo Lass 黒鹿毛(?) 1971.3.19 |
★Bold Ruler 1954.4.6 | ||
Fortunate Isle 1959.4.24 | |||
エイシンマッカレン 栗毛 1995.3.8 仔受胎時活性値:1.50 |
Woodman[x] 栗毛 1983.2.17 種付け時活性値:0.75 |
Mr.Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native 1961.4.18 |
Gold Digger 1962.5.28 | |||
プレイメイト 栗毛 1975.4.12 |
Buckpasser 1963.4.28 | ||
Intriguing 1964.2.16 | |||
Ladanum 鹿毛 1984.3.3 仔受胎時活性値:0.50 |
Green Dancer[A] 鹿毛 1972.4.14 種付け時活性値:0.75 |
Nijinsky 1967.2.21 | |
Green Valley 1967 | |||
Gay Style 鹿毛 1970.3.24 仔受胎時活性値:1.25 |
Sir Gaylord[A] 鹿毛 1959.2.12 種付け時活性値:0.50 |
||
Style 栗毛 1965.3.9 仔受胎時活性値:1.00 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
Woodman | 4.25 |
曾祖母が米GI勝ち馬 (No.5-G) |
2番仔 (2連産目) |
桜花賞(JpnI)のレジネッタ(2005.5.11)で始まり、天皇賞・春(GI)のアドマイヤジュピタ(2003.3.1)がつないだ「春のフレンチデピュティ祭り」の締めを飾ったのはエイシンデピュティ。重馬場の阪神芝2200mで開催されたレース、テン乗りとなる内田博幸騎手が巧みに逃げの手を打ち、猛追したメイショウサムソン(2003.3.7)をクビだけ抑えて見事に戴冠しました。レースの3着は内から鋭く追い込んだインティライミ(2002.4.6)。2着と3着の馬は、5着の馬がヨレたあおりを受けた部分も大きかったのでしょう。まま、勝負事とはいえ、ね。
満6歳にして本格化を果たした栗毛馬の頑張り。エイシンデピュティ自身のGI初勝利により、管理される野元調教師は1991年のリンデンリリー(1988.3.16)のエリザベス女王杯(現JpnI)以来17年ぶり、平井オーナーは国内GIではエイシンチャンプ(2000.3.23)による2002年の朝日杯FS(現JpnI)以来6年ぶり、栄進牧場の生産馬としては1990年のエイシンサニー(1987.3.29)のオークス(現JpnI)以来18年ぶりとなるジーワン制覇となりました。そして、内田騎手は昨年2007年のピンクカメオ(2004.4.24)によるNHKマイルカップ(JpnI)以来、JRA所属騎手となってからは初のGI制覇となりました。勝利騎手インタビューの後に見せられたバック宙も見事でした。
では、以下にエイシンデピュティのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
Gay Style 1970 米仏10勝 サンタバーバラH(米GI)ほか米GII3勝仏GIII3勝 |Ladanum 1984 米仏3勝 パンアメリカンH(米GI)2着 ビバリーヒルズH(米GI)2着ほか米GII2着1回 ||エイシンマッカレン 1995.3.8 中央2勝 |||エイシンデピュティ 2002.4.9 (本馬) 宝塚記念(GI) 金鯱賞(GII) エプソムC(GIII) 京都金杯(GIII) |||エーシンダードマン 2004.5.31 現役 菊花賞(JpnI)4着
今秋には、昨年ひと悶着があった天皇賞・秋(GI)への出走が予定されているエイシンデピュティ。実が入った今ならば、また違う結果を導くことも可能でしょう。鞍上も引き続き内田騎手で行くみたいですし、このコンビの活躍、楽しみにしましょう。
ではでは、今日はこのへんで。