先日、米国の名馬ジョンヘンリー(1975.3.9)が脱水症状などで体調を崩した結果、10月8日に安楽死処分が取られたというニュースがありました。
また、ジョンヘンリーと同い年の日本の名種牡馬ミルジョージ(1975.4.12)が、こちらは老衰により10月19日に逝去したという報せもありました。
共に32歳まで生きた、長命を誇った馬どうし。
「32歳」と聞いて、「ああ、0の年回りで逝ってしまったのか」と、私は思ってしまいました。
中島理論的な考え方というのは、生体エネルギーのダイナミズムを見ることに他なりません。
血統理論としての是非はともかくとして、人間の厄年にも通じるその考え方は、己がいのちへのいましめにもなるものです。
私は、これからも大切にしていきたいと思います。
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余談。ジョンヘンリーの最終的な調教師は、ロナルド・マッカナリー調教師ですね。マニアックな引用をしておきますと、
私の知るマッカナリー調教師は外国から活馬(現役競走馬)を移籍すると、8ヵ月間は競馬に出走させない。
保手浜忠弘氏がフランスのGI勝ち馬アマジックマンを購入し、マッカナリー師に預託し、移籍後の第一走が安田記念である(4着)。
安田記念が8ヵ月ぶりの競馬であった。
1997年の有馬記念(GI)前に発刊された「競馬最強の法則」誌、おそらく1998年1月号と思います。そちらの32ページに上の記事がありました。はは、中島御大、海外の調教師ともつながりがあるのでした。なお、アマジックマン(1992.5.1)の他、ヨハンクアッツ(1989.2.22)も保手浜忠弘氏の持ち馬で、マッカナリー師の管理馬でした。
それで、ジョンヘンリーからミルジョージにつなげるとなると、ミルジョージ産駒のGI3勝馬イナリワン(1984.5.7)。はい、保手浜忠弘氏の持ち馬ですね(笑)
という訳で、ジョンヘンリーとミルジョージから、グルッと巡って、中島御大の知己2名につながりました。
ではでは、今日はこんなところで。