フロリースカップ(1904)系の底力-2歳馬編-とIntrepidity(1990)の孫。

まま、気になる2歳馬ということで2頭ほど。

まずは、小岩井の3号族フロリースカップ系の末えいから。

ピースキーパー 牡 鹿毛 2005.1.13生 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・池江泰郎厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『ウォーエンブレム×★ミルジョージ×コインドシルバー×ソロナウェー』
  2. 4代血統構成(父系):『Mr.Prospector系×Mill Reef系×Herbager系×Fairway系』
  3. 5代血統表内のクロス:Herbager5×4、Never Bend4×5(母方)
  4. 牝系:3号族フロリースカップ系 伯父ダイカツストーム 従兄シルバーサーベル
  5. 母の何番仔?:8番仔(4連産目)

ワカシラオキ(1960.4.15)の曾孫となるピースキーパー。数が少ないウォーエンブレム(1999.2.20)産駒、母父ミルジョージ(1975.4.12)の0交配、祖母父にHerbager(1956)系のコインドシルバー(1974.4.19)、曾祖母父には現代ではそうは居ないはずのソロナウェー(1946)と、4代血統構成が面白い組み合わせです。

こういう血統馬が、白老ファームの生産でクラブ募集されるあたりに、社台さんの懐の広さを思います。ぜひ頑張って欲しいものです。

続いて、ある意味衝撃の馬名を持つ、Intrepidityの孫を。

ソンナノカンケーネ 牡 鹿毛 2005.4.21生 新冠・新冠橋本牧場生産 馬主・加藤信之氏 美浦・戸田博文厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『ムーンバラッド×Rainbow Quest×★Sadler’s Wells×Bold Ruler』
  2. 4代血統構成(父系):『Sadler’s Wells系×Blushing Groom系×Northern Dancer系×Nasrullah系』
  3. 5代血統表内のクロス:Sadler’s Wells4×3、Northern Dancer5×5×4、Herbager5×4、Nasrullah5×5(母方)
  4. 牝系:3号族 祖母Intrepidity{英オークス(GI)、ヴェルメイユ賞(仏GI)、サンタラリ賞(仏GI)の勝ち馬}
  5. 母の何番仔?:4番仔?(4連産目?)

むぅ。サンツェッペリン(2004.4.15)でもおなじみの加藤伸之オーナー、なんちゅう名前を付けられるんですか。馬名の意味は「そんなの関係ない」ということでした(笑)

まま、馬名はさておきまして、中島理論的には血統が面白い馬ですね。5代血統表内で現れるクロスで示した「Sadler’s Wells4×3」は、祖母IntrepidityがSadler’s Wells(1981.4.11)が満8歳時の0交配により0クロスとなっています。母父にBlushing Groom(1974.4.8)系の雄、Rainbow Quest(1981)を配しているのも底力を増す印象を持ちます。

また、母クラシーク(1997.3.8)の連産の状況を確認したところ、

  1. ケンミラノ 牡 2002.2.20
  2. 馬名未登録 牡 2003.2.1
  3. アロマクイーン 牝 2004.1.29
  4. ソンナノカンケーネ 牡 2005.4.21

と、連産ではありますが、姉アロマクイーン出産後、かなり間を空けて種付けされて出産した仔であることが伺えます。

ではでは、今日はこんなところで♪

コメント

  1. マタニティビクスで不安解消 より:

    マタニティブルーの克服のコツ

    妊娠出産を通して、女性の身体の中では、ホルモンのバランスが大きく変化しています。そのため、マタニティブルーと呼ばれる症状が出ることがあります。程度に差はありますが、多くの女性が出産後マタニティブルーを経験しています。
    マタニティブルーは、突然涙が出てくる、不安な気持ちになる、落ち込む、といった情緒不安定な状態になります。自分でもマタニティブルーの原因がよくわからないので心配になりますが、マタニティブルーは特別な病気ではなく、ほとんどの人は2週間もすれば落ち着いてきます。
    几帳面で神経質な人、完璧主…

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