土曜日の2歳戦の結果(2005/08/06分)。

「最近のアニメは主人公顔が多すぎて、キャラの判別がつかない」かろむわんでございます。ガ、ガンダムSEED Destiny。もっと、主人公が分かりやすいアニメを希望。

えーと、Destinyといえば、トーワディステニー(1988.4.8)ですね(無理やり)。Destinyという綴りから考えれば、「デスティニー」のような感じもしますが、細かい事はおいておきましょう。トーワディステニー、マリーンS(OP)1着、桜花賞トライアル(現フィリーズレビュー、GII)2着でウインザーノット(1980.3.3)の代表産駒の1頭です。あら、昨日に続いてウインザーノットが出て来ました。

ウインザーノットの他の代表産駒といえば、ウインドフィールズ(1991.4.23)とウィンザーモレノ(1988.5.30)ですね。なつかしい。前者のウインドフィールズはセントライト記念(GII)の勝ち馬。重賞勝ちに鞍上の東信二騎手が「びっくりした」そうです。えーと、その時の2着がラグビーカイザー(1991.3.29)、3着がエアダブリン(1991.4.21)ですね。はは、遠い昔の重賞はパッと結果を思い出せるなぁ。最近の重賞の結果が却って思い出せないかろむわんです(笑)。後者のウィンザーモレノ。私がちょうど競馬を見始めた頃に走っていて、重賞2着が続いて「甘いなぁ」と思ったものです。いま思えば、父が7歳時の1.75ポイント交配の仔。しっかり父の形相を受け継いでいたという事です。残念ながらCBC賞(GII)2着後、函館競馬場で調整中に予後不良となってしまいました。ひとつくらい重賞を勝っても良い馬でした。

ありゃりゃ、ウインザーノットの代表産駒の紹介が長くなりましたね。ま、良いですか。

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それでは土曜日の2歳戦の結果をば。オープン特別1クラ、新馬戦2クラ、未勝利戦5クラ。

小倉のフェニックス賞(OP)を制したのはエイシンアモーレ(2003.4.11)。同じ勝負服のセントルイスガール(2003.5.20)の追撃を抑え、デビュー2連勝を飾りました。小倉2歳S(GIII)に進むのであれば、また頑張ってほしいものです。 ところで、エイシンワシントン(1991.5.5)の仔は、やっぱり「前に行ってナンボ」という印象が強いですね。後述しますけれど、小倉の未勝利戦を勝ち上がったエイシンチャームも、やっぱり逃げ切りでした。

新潟の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのはリファインドボディ(2003.5.13、牡、鹿毛)。美浦・根本康広厩舎の所属。その4代血統構成は『スターオブコジーン×マルゼンスキー×テスコボーイ×Hornbeam』で『フォルティノ系×Nijinsky系×Princely Gift系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内ではPrincequillo(1940)5×5、Nasrullah(1940.3.2)5×5、Hyperion(1930.4.18)5×5(母方)のクロスがあります。リファインドボディの牝系はホールドアップ(1969)を日本の基礎繁殖牝馬とする1号族。ホールドアップはスウェーデン産という珍しい輸入繁殖牝馬ですが、6月25日の新馬戦を勝ち上がったゴールドヴェイン(2003.3.7)も同じく彼女を牝系祖としています。リファインドボディは母カシマスズラン(1987.5.3)が3連産目の10番仔。

小倉の新馬戦(ダート1000m)を勝ち上がったのは(市)タムロスターディ(2003.3.21、牡、鹿毛)。栗東・西園正都厩舎の所属。その4代血統構成は『グラスワンダー×Dayjur×Daryl’s Joy×◆Olympia』で『Roberto系×Danzig系×Hyperion系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内ではDanzig(1977)3×3、Raise a Native(1961)5×5のクロスがあります。タムロスターディの牝系は米国で受け継がれているアメリカンファミリーの13号族。タムロスターディは母フラッシュメモリー(1993.4.13)が4連産目の4番仔。

函館の未勝利戦(ダート1000m)を勝ち上がったのはマイネルテセウス(2003.5.19、牡、鹿毛)。栗東・中村均厩舎の所属。その4代血統構成は『ブライアンズタイム×アンバーシャダイ×パーソロン×Delta Judge』で『Roberto系×ノーザンテースト系×My Babu系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内ではクロスはありません。マイネルテセウスの牝系はサワーオレンジ(1973.4.6)を日本の基礎繁殖牝馬とする8号族。牝系近親にはオークス馬シャダイアイバー(1979.2.23)、新潟記念(GIII)の勝ち馬ダイナオレンジ(1983.4.27)ほか活躍馬が多数輩出されています。社台さんの代表的な牝系としてもおなじみですね。マイネルテセウスは母グリークシアター(1990.4.28)が7連産目の7番仔。

函館の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはユキノチャンプ(2003.4.12、牝、栗毛)。栗東・須貝彦三厩舎の所属。その4代血統構成は『タバスコキャット×アジュディケーティング×★Spectacular Bid×Solo Landing』で『Storm Bird系×Danzig系×Bold Ruler系×Turn-to系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)4×4、Bold Ruler(1954.4.6)5×5×5のクロスがあります。ユキノチャンプの牝系は米国で受け継がれている4号族。母サラトガビューティ(1995.4.22)はJRA2勝。ラベンダー賞(OP)を勝ち、デイリー杯3歳S(現デイリー杯2歳S、GII)2着、函館3歳S(現函館2歳S、GIII)2着と2歳時に活躍しました。ユキノチャンプは母が実質4連産目の3番仔。

新潟の未勝利戦(ダート1200m)を勝ち上がったのは(父)カサデアンジェラ(2003.3.13、牝、鹿毛)。美浦・手塚貴久厩舎の所属。その4代血統構成は『フジキセキ×ディアブロ×Valid Appeal×◆Hail to Reason』で『Halo系×Halo系×In Reality系×Turn-to系』の配合です。5代血統表内ではHalo(1969.2.7)3×4、Hail to Reason(1958)4×5×4、In Reality(1964)4×4、Cornish Prince(1962)5×4のクロスがあります。濃い。カサデアンジェラの牝系は米国で受け継がれている9号族。母ディアブロズストーリー(1994.3.29)はナタルマS(加GI)の勝ち馬で、全弟にメトロポリタンH(米GI)を制したExciting Story(1997)がいます。カサデアンジェラは母が4連産目の4番仔と推定。

新潟の未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がったのはサイレントプライド(2003.3.3、牡、栗毛)。美浦・国枝栄厩舎の所属。その4代血統構成は『フレンチデピュティ×サンデーサイレンス×★Nijinsky×Hoist the Flag』で『Deputy Minister系×Halo系×Northern Dancer系×Ribot系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×4のクロスがあります。サイレントプライドの牝系は米国で受け継がれている4号族。半兄に今年のエプソムC(GIII)を勝ったスズノマーチ(2000.2.20)がいます。サイレントプライドは母サイレントプレアー(1992.4.25)が5連産目の5番仔。

小倉の未勝利戦(芝1000m)を勝ち上がったのはエイシンチャーム(2003.3.23、牝、栗毛)。栗東・坂口正則厩舎の所属。その4代血統構成は『エイシンワシントン×サクラユタカオー×ノーザンテースト×マリーノ』で『Damascus系×Princely Gift系×Northern Dancer系×Wild Risk系』の配合です。5代血統表内ではPrincequillo5×5(父方)、Nasrullah5×5(母方)のクロスがあります。エイシンチャームの牝系はホイスリングウインド(1959.3.19)を日本の基礎繁殖牝馬とする8号族。伯母に小倉3歳S(現小倉2歳S)の勝ち馬でエリザベス女王杯(GI)3着のエイシンサンサン(1992.3.7)、伯父に同じく小倉3歳Sを制したエイシンイットオー(1993.3.20)がいます。エイシンチャームは母エイシンメッチェン(1995.3.12)が2連産目の2番仔。

つごう8レースも確認したら、ちょっとくたびれた土曜日の結果でした。 

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