どのチームも敗れるのは1度だけ。

BGMは西浦達雄さんで『瞬間(とき)』のかろむわんでございます。

夏といえば、全国高校野球選手権大会。今年で第87回を数え、8月6日から始まります。テレビ朝日系列で放映されている中継では、試合終了後に西浦さんの楽曲がよく使われています。その中でも『瞬間(とき)』は特に印象に残る歌です。千葉ロッテマリーンズの『ジョニー』こと黒木知宏投手もこの歌が好きとのこと。

かつて野球少年だった私は、夏が巡るたび、西浦さんの楽曲をバックに映し出される球児のひたむきな姿を見るたび、ひじの故障でボールを思うように投げられなくなった自分が恨めしくなったものです(笑)。

さて、「西浦」といえば、「世界のニシウラ」ですね。西浦勝一騎手(現調教師)とカツラギエース(1980.4.21)、言わずと知れた第4回ジャパンカップ(GI)の勝者。ちょっと気難しいところがあるカツラギエースを御するための秘策、長手綱と初めてのメンコ装着。道中、後続を大きく引き離しての1人旅。「カツラギ逃げが鈍った」と、思わずフジTVの盛山アナウンサーに言わせた直線の入り口。しかし、カツラギエースの脚はラスト200mで、もう1度、鋭さを増しました。西浦騎手の渾身の右ムチに応えて、カツラギエース、堂々の逃げ切り。2分26秒3の勝ち時計、第4回にしてジャパンカップ初の日本馬の優勝。私はVTRを見ただけに過ぎませんけれど、勝利騎手インタビューにおける西浦騎手の「してやったり」の一言、素敵でした。

#余談。全国高校野球選手権大会は今年で第87回ということですが、この夏が最後の選手権となる3年生部員の生年は1987年(早生まれならば1988年)なんですね。「第○○会」と聞いたら、「ああ、19○○年生まれの子たちが3年生なのか」とすぐに分かります。カウントが進んで2000年生まれの子が3年生の時、ちょうど第100回大会になりますね。13年後、2018年のお話です。

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