まず思ったのは7年前。1999年11月7日。ナリタトップロード(1996.4.4)が第60代菊花賞(GI)馬になった日であるということ。淀のゴール前で「ワタナベー、ワタナベー」と叫んだこと。今でも思い出します。
そして1年前。2005年11月7日。第60代菊花賞馬が逝ってしまった日であるということ。泣けて仕方なかった日から、早1年。光陰矢のごとし。
そして今年。2006年11月7日。第65代菊花賞馬デルタブルース(2001.5.3)が、同僚ポップロック(2001.3.19)を2着に連れて、世界最大のハンデ戦、第146回メルボルンカップ(豪GI)を制しました。歴史的ワンツーフィニッシュ!!私、JRAニュースの記事にあったレース映像を見て、思わず拍手をしてしまいました。デルタブルースと岩田康誠騎手、そして角居勝彦厩舎の皆さん、本当におめでとうございます。
11月7日が巡る度に、両菊花賞馬の姿を思い浮かべそうです。
……あ、11月7日と言えば、ビワハヤヒデ(1990.3.7)もいますね。彼は第54回菊花賞、デイリー杯3歳S(現デイリー杯2歳S、GII)をそれぞれ1993年11月7日、1992年11月7日に制しています。実は、11月7日はハヤヒデの2代目厩務員である荷方末盛さんのお誕生日だそうです。人に愛されたハヤヒデ、恩に報いるかたちで、人に返していたのですね。
なにはともあれ、デルタブルース、ホントにお疲れ様でした。菊花賞馬にフロックなし。7番人気は馬鹿にされすぎましたね。自力で見返したその姿、偉大です。ポップロックもホントにお疲れ様。1番人気だったそうですね。世界最大のハンデ戦で1番人気もスゴイことです。外からの追い込み脚、立派でした。
ではでは♪