いつでも一生懸命に走ってGII6勝、GIII1勝の重賞7勝。
2歳時。5馬身差の圧勝だった新潟2歳S(GIII)。
3歳時。「逃げているのは重賞勝ち馬!!」と叫んだ弥生賞(GII)、改めてその能力の確かさを見せたセントライト記念(GII)。
4歳時。鉄砲駆けすることをまざまざと見せ付けた毎日王冠(GII)。
6歳時。「父フサイチコンコルド、父ミラクルアドマイヤ」という「父どうしが半兄弟」対決を制した中山記念(GII)。
7歳時。重馬場をすいすいと逃げ切って5馬身差の圧勝で連覇を果たした中山記念、そして国際GI馬の猛追をハナ差しのいだオールカマー(GII)。
870万円で買われた馬が、稼ぎに稼いで6億1769万5000円はお見事でした。
薗部博之オーナーの「海老、黒三本輪」という早稲田ジャージの勝負服、鹿毛の流星、かき込む走法軽やかに。
願わくは、15度目のGI挑戦で初の戴冠が見たかった。けれど、それは叶わぬ夢。分かっています。
願わくは、せめて仔どもを残してくれることを祈ります。それは、これからの夢。信じています。
今はただ、本当にお疲れ様でした、バランスオブゲーム(1999.4.22)。
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