空胎後に名馬あり(其の九)。

毎度おなじみ、受胎条件についての表を改めてアップしておきます。 

2006年のJRAGI14レースの複勝圏馬における母の受胎条件
レース名 1着馬 母の受胎条件 2着馬 母の受胎条件 3着馬 母の受胎条件
フェブラリーS カネヒキリ 空胎後の5番仔 シーキングザダイヤ 初仔 ユートピア 初仔
高松宮記念 オレハマッテルゼ 不受胎後の4番仔 ラインクラフト 3連産目の4番仔 シーイズトウショウ 初仔
桜花賞 キストゥヘヴン 2連産目の12番仔 アドマイヤキッス 不受胎後の3番仔 コイウタ 2連産目の2番仔
皐月賞 メイショウサムソン 初仔 ドリームパスポート 初仔 フサイチジャンク 少なくとも6連産目以降の仔
天皇賞・春 ディープインパクト 7連産目の7番仔 リンカーン 初仔 ストラタジェム 3連産目の3番仔
NHKマイルカップ ロジック 2連産目の7番仔 ファイングレイン 初仔 キンシャサノキセキ 双子流産後の仔
ヴィクトリアマイル ダンスインザムード 2連産目の12番仔 エアメサイア 2連産目の2番仔 ディアデラノビア 初仔
オークス カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔以降の仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔
日本ダービー メイショウサムソン 初仔 アドマイヤメイン 3連産目の3番仔 ドリームパスポート 初仔
安田記念 ブリッシュラック 4連産目以降の仔 アサクサデンエン 初仔 ジョイフルウィナー 2連産目以降の仔
宝塚記念 ディープインパクト 7連産目の7番仔 ナリタセンチュリー 初仔 バランスオブゲーム 4連産目の4番仔
スプリンターズS テイクオーバーターゲット 初仔(?) メイショウボーラー 3連産目の3番仔 タガノバスティーユ 3連産目の7番仔
秋華賞 カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔以降の仔
菊花賞 ソングオブウインド 初仔 ドリームパスポート 初仔 アドマイヤメイン 3連産目の3番仔

菊花賞(GI)までの14レースを振り返ると、「牡牝混合GI(牝馬が出ていないレースも含む)では、母が前年産駒なし後の仔となる牡馬(もしくはせん馬)が、2着までには必ず入っている」ということに気付きますね。

結果的に今年の牡馬クラシックは皐月賞(GI)と菊花賞が初仔のワンツーフィニッシュでした。むぅ、これだけ受胎条件を叫んでおきながら、ソングオブウインド(2003.2.20)とドリームパスポート(2003.3.14)も買っていながら、なぜ菊花賞で馬券を外すのでしょうか(笑)。

まま、気を取り直して第134回天皇賞・秋(GI)の出走予定馬のうち、母の受胎条件が良い馬を50音順にピックアップすると、

  1. アサクサデンエン 初仔 
  2. グレイトジャーニー 不受胎後の仔
  3. サクラメガワンダー 初仔
  4. ダイワメジャー 空胎後の仔

の4頭ですね。 この中では安田記念(GI)馬と皐月賞馬に期待をしましょうか。はい、結局GI馬頼みです(笑)。

あと、アサクサデンエン(1999.3.22)の名前を出しましたので触れておかないといけませんね。今回はスウィフトカレント(2001.4.9)も出走予定ですから、母ホワイトウォーターアフェア(1993.5.3)の半兄弟が対決となります。

府中GIの兄弟対決というと……、1994年のジャパンカップ(GI)ですかね。マーベラスクラウン(1990.3.19)とグランドフロティラ(1987.2.25)、エルナンド(1990.2.8)とヨハンクアッツ(1989.2.22)という2組の兄弟出走があり、どちらも弟が先着しています。果たして、今回は兄、弟どちらに軍配が上がるでしょうか。

ではでは♪

コメント

  1. 天皇賞秋考察2

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    今日は過去のペースなどから考察していきたいと思います。

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