BGMはWagner(ワーグナー)の『ニュルンベルグのマイスタージンガー』のかろむわんでございます。をを、クラシックだよ(笑)。
ええ、もちろんマイスタージンガー(1989.4.15)を意識した選曲です。蛯名正義騎手を鞍上に1993年の関屋記念と京王杯AH(現京成杯AH、GIII)を連勝した夏の上り馬でした。スリルショー(1983.1.27)の代表産駒。牝系は16号族ヘレンサーフ(1903)系。当時の月刊『優駿』にオーナー(山崎浄氏)ご夫妻がマイスタージンガーの事をとても大切に思われていて、デビュー前に牧場へよく足を運ばれていたという記事が掲載されていました。愛されていたんですね。
JRAのサイトによると、マイスタージンガーの関屋記念は、実は蛯名騎手の芝重賞初勝利だったんですね。重賞初勝利は1992年のフェブラリーH(現フェブラリーS、当時GIII)のラシアンゴールド(1988.4.20)でした。
なお、マイスタージンガー(Meistersinger)というのは、独国の職人の頭領、親方に与えられる称号だったとか。singerのつづりは、そのまま英語のシンガーと同じですね。かつて、独国の職人の頭領は歌えなければならなかったそうです。by『日立 世界ふしぎ発見!』。
#余談ですが、先週の『日立 世界ふしぎ発見!』は『機関車トーマス』のモチーフとなった英国の蒸気機関車に関する内容でした。「トーマスと言えば、やっぱりレオさんやろなぁ」と思っていた番組ナレーションは、案の定、森本レオさんでした。あと、まったく余談ですが、英語圏での『機関車トーマス』は、リンゴ・スターがナレーションを務めていたそうです。
いや、今週は関屋記念ということでlogを書いただけなのですが、あちらこちらと話題が飛びました。失敬仕りました。
コメント
最近のBGMはとにかくビートルズばっかりのBlandfordです、リンゴ・スターが機関車トーマスのナレーションをやってとはまったく知りませんでした!
ところでマイスタージンガー、懐かしい名前ですねー!僕の記憶もだんだんあやふやになってきてますが、黒い馬体でよく腰のバネを利かせて走る馬でした。
函館記念ですが、ジェネラスの仔が2頭も出る重賞なんて初めてじゃないかと思ってたんですが、勝ってしまうとはさらに驚きました。前走道悪での勝利だっただけに参考にならないと思ってたのですが、とんでもなかったです。
2歳馬レビュー、どうもありがとうございます。いつもとても楽しみに拝読しています。スプライトパッサーの仔が勝ちましたねー!スプライトパッサーといえば、今思うと、サンサンにメイワパッサーつけるなんて、凄い発想ですよね。
パドックで見てるともっと上昇の余地がありそうで、今後が楽しみな一頭かもしれません。
(追記)
先日はマイネルザナドゥのブログにコメントありがとうございました。気づくのが少し遅れました、スミマセン。ご返答差し上げていますので、よかったらご覧くださいね。
◎blandford様
いつもコメントありがとうございます。多謝、多謝。
>リンゴ・スター
どこで仕入れたのか、彼がナレーションをしている事を覚えておりました。何か私のblogは、こういう小ネタ小ネタで攻めております(笑)。
#本当は、リンゴ・スターの本名であるリチャード・スターキーから、「スターキー騎手といえばアレミロードでJC2着の時、ジュピターアイランドのエデリー騎手とケンカ」とかも書こうと思ったのですが、止めときました。って、ここで書いてしまいましたけれど(わはは)。
>マイスタージンガー
この後、毎日王冠からマイルCSに挑んで4着でした。力を付けていたのですが、GIではちょっと足らなかった。中島御大の『血とコンプレックス』では、久々に出走してきた馬の例として挙げられていましたね。これもまた、小ネタ(笑)。
>ジェネラスの仔
函館記念。もうすでに日本に居てない種牡馬の仔の1、2着でした。それにしても、ジェネラスの仔はJRA重賞初勝利だったんですね。もしかして、2頭出しはこれが最初で最後?
>スプライトパッサー
いかに良血とは言え、確かによくメイワパッサーを付けられたものです。結果的に重賞勝ち馬まで上り詰めたのですから大成功。
スプライトパッサーもスペシャルウィークの力を借りてようやく走る仔を出しました。マイネサンサン、楽しみな2歳牝馬です。
以上でございまーす。