中島理論コラムのポッドキャスト小編集・第8回(サイズ:141.4KB、再生時間:約18秒、ビットレート:64kbps)。
変わらず、ただICレコーダーを持ちながら競馬中継を見ているだけですね。
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1着ブリッシュラック(1999.4.3)。レース前、ちょっとイヤイヤをしているところをTV画面に映し出されたところから、主役でしたね。直線、外目に持ち出した後、ブレット・プレブル騎手の右ムチに応えた伸び脚は見事。538kgという出走18頭中最も大柄な巨漢馬が、飛ぶように駆けていましたね。あっという間に抜け出しての2馬身半差は、サスガに香港のチャンピオンマイラー。恐れ入谷の鬼子母神でした。これで香港のチャンピオンズマイルの勝利と合わせて、アジアチャンピオンズマイルの100万ドルボーナスを獲得。ぐぅ、陣営の本気度が違ったということでしょう。
2着アサクサデンエン(1999.3.22)。道中後方15、6番手。大ケヤキの向こう側で馬群が映し出された時、「ずいぶん後ろにいてるなぁ」と思ったと同時に、ピンクの勝負服がやけに鮮やかに見えました。直線は内目から馬場中央を突いて縫う様に伸びて来ました。サスガにディフェンディングチャンピオン、昨年負かしている馬が多かったので、闘志が掻き立てられたのでしょうか。よく頑張りましたが、今年は1頭前を行く馬の脚色が違いました。それにしても、やはり藤田伸二騎手は大したものです。位置取り云々を言われるでしょうが、後方から行って、外ではなく、内から真ん中を突いて脚を伸ばさせるのですから。
3着ジョイフルウィナー(2000.10.3)。El Moxie(1986.4.9)の仔、2年連続で3着となりました。昨年のサイレントウィットネス(1999.10.1)に比べると小粒ではありましたが、それでも外を突いてハナ差の3着ですから、強い馬ですね。レース前、PedNetにてヒット数の多い馬の「月間ランキング」を確認したら、ジョイフルウィナーが97ヒットでトップに立っていました(笑)。今、改めて確認したら108ヒットでやっぱりトップでした。皆、やっぱりジョイフルウィナーの血統を調べたかったんですねぇ。私も登録した縁を大事にすれば良かった(苦笑)。なお、鞍上のダレン・ビードマン騎手は、かつて「牧師になる」と宣言されて、いったん騎手生活を退かれたんですよね。豪州のトップジョッキー、いまだ健在の姿を見られて良かったです。
結局、馬体重が「前走計量不能」だった5頭のうち3頭が上位を占め、6頭出走していた7歳馬のうち2頭で決着した、第56回安田記念の結果でした。やっぱり、外国馬が絡むレースは難しいなぁ。