ちょっとシリーズ化しつつある、「空胎後に名馬あり」。改めて、ここまでのJRAGI7レースを振り返っておきます。
レース名 | 1着馬 | 母の受胎条件 | 2着馬 | 母の受胎条件 | 3着馬 | 母の受胎条件 |
フェブラリーS | カネヒキリ | 空胎後の5番仔 | シーキングザダイヤ | 初仔 | ユートピア | 初仔 |
高松宮記念 | オレハマッテルゼ | 不受胎後の4番仔 | ラインクラフト | 3連産目の4番仔 | シーイズトウショウ | 初仔 |
桜花賞 | キストゥヘヴン | 2連産目の12番仔 | アドマイヤキッス | 不受胎後の3番仔 | コイウタ | 2連産目の2番仔 |
皐月賞 | メイショウサムソン | 初仔 | ドリームパスポート | 初仔 | フサイチジャンク | 少なくとも6連産目以降の仔 |
天皇賞・春 | ディープインパクト | 7連産目の7番仔 | リンカーン | 初仔 | ストラタジェム | 3連産目の3番仔 |
NHKマイルカップ | ロジック | 2連産目の7番仔 | ファイングレイン | 初仔 | キンシャサノキセキ | 双子流産後の仔 |
ヴィクトリアマイル | ダンスインザムード | 2連産目の12番仔 | エアメサイア | 2連産目の2番仔 | ディアデラノビア | 初仔 |
母が前年産駒なし後の仔、前週ヴィクトリアマイル(GI)でついに連対が途切れてしまいました。複勝圏も危なかったのですが、ディアデラノビアが最後の最後で3着に食い込んでくれました。
あまり視野を広げすぎるのはテーマから遠のいてしまうために良くありませんが、 連産で生まれた仔では2連産目の仔の活躍が目立ちますね。前々週NHKマイルカップ(GI)はロジックが1着、前週ヴィクトリアマイルはダンスインザムードが1着、エアメサイアが2着でした。
では、第67回オークス(GI)出走予定馬の賞金上位20頭(出走決定順位16位の4頭も含む)のうち、母が前年産駒なし後の馬は、
- アドマイヤキッス → 母が不受胎後の3番仔
- アクロスザヘイブン → 母が不受胎後の5番仔
- シークレットコード → 母の初仔(ただし競馬ブックによる)
の3頭です(下の※を参照)。
※マイネジャーダ(2003.5.20)の母テクラヤティ(1989.2.24)の繁殖成績を調べてみたのですが、確認できる範囲では、マイネジャーダは2番仔のようなのです。母の初仔はロードマグナム(1995.3.7)。初仔と2番仔の年齢差が8歳って、サスガに7年間もお腹を空けておくかなぁ。誰か、助けてください(苦笑)。
あと、母が2連産目の馬は、
- キストゥヘヴン → 母の12番仔
- コイウタ → 母の2番仔
- ヤマトマリオン → 母の2番仔
- ユメノオーラ → 母の2番仔
- シェルズレイ → 母の2番仔
- キープユアスマイル → 母の4番仔
- マイネサンサン → 母の5番仔
の7頭です。
ホラ、テーマを拡大すると、見えなくなってしまう(笑)。まま、でも、結構人気サイドの馬が揃っているんじゃないですかね。
第67回オークスについては、まずはこんなところから。ではでは♪