日曜日の3歳戦の結果(2006/04/30分)。

同じく忘れていた訳ではありません(笑)。遅ればせながら、4月30日日曜日の3歳戦の回顧です。オープン特別1クラ、500万特別戦2クラ、500万平場戦3クラ、合計6レース。

東京のスイートピーS(芝1800m)を制したのはカワカミプリンセス(2003.6.5)。西浦勝一調教師と本田優騎手で、再び挑むオークス(GI)。5年前の3着の借りを返せるでしょうか。6月5日という遅生まれのキングヘイロー(1995.4.28)の仔、3戦3勝で挑みます。

京都のあやめ賞(芝1200m)を制したのはマルカシリウス(2003.3.24)。以下に2005年10月15日に新馬戦を勝ち上がった際のコメントを再掲しておきます。

<再掲分>京都の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)マルカシリウス(2003.3.24、牡、鹿毛)。栗東・瀬戸口勉厩舎の所属。その4代血統構成は『フジキセキ×Capote×Conquistador Ciero×Halo』で『Halo系×Seattle Slew系×Mr.Prospector系×Hail to Reason系』の配合です。5代血統表内ではHalo(1969.2.7)3×4のクロスがあります。マルカシリウスの牝系は北米で受け継がれている4号族。母フォルナリーナ(1996.5.8)は中央3勝で4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー、GII)3着があります。また、伯母Strategic Maneuver(1991)は米5勝でスピナウェイS(GI)、メイトロンS(GI)、デモワゼルS(GII)、スカイラーヴィルS(GII)の勝ち馬です。なお、Strategic Maneuverはデイリー杯2歳S2着のダイアモンドヘッドの祖母でもあります。マルカシリウスは母の初仔

新潟のはやぶさ賞(芝1000m)を制したのはマリンフェスタ(2003.5.20)。以下に2005年12月18日に未勝利戦を勝ち上がった際のコメントを再掲しておきます。

<再掲分>阪神の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)マリンフェスタ(2003.5.20、牝、鹿毛)。栗東・矢作芳人厩舎の所属。その4代血統構成は『サクラバクシンオー×ミホシンザン×テューダーペリオッド×◆ヒンドスタン』で『Princely Gift系×Bois Roussel系×Owen Tudor系×Bois Roussel系』の配合です。組み合わせが涙を誘います。5代血統表内ではHyperion5×5、ヒンドスタン(1946)4×4(母方)のクロスがあります。マリンフェスタの牝系は2号族カナデアンガール(1923)系。半兄ファイトコマンダー(1996.5.13)は中央7勝で札幌日経オープン(OP)を勝ち札幌記念(GII)2着があります。また、祖母スイーブ(1968.2.23)は天羽牧場さんが誇る名繁殖牝馬として知られていました。スイーブの主な産駒を列記すると、ロンググレイス(1980.4.17)は中央6勝でエリザベス女王杯(現GI)、ローズS(現GII)、金杯(現京都金杯、GIII)の勝ち馬、ファイアーダンサー(1981.4.20)は中央3勝で京都牝馬特別(現京都牝馬S、GIII)の勝ち馬、ロングイーグル(1978.4.8)は中央3勝で京都新聞杯(現GII)2着、金杯2着、菊花賞(現GI)3着、ロングニュートリノ(1985.4.25)は中央6勝、地方9勝を挙げ東海大賞典、名古屋大賞典の勝ち馬で2005年12月11日に未勝利戦を勝ち上がったセブンゴールデン(2003.5.20)の父、ロングシンホニー(1986.4.28)は中央4勝、地方5勝で若草S(OP)、東海桜花賞の勝ち馬。また、ロングシンホニーは1989年の日本ダービー(GI)で1番人気に押されました(結果5着)。マリンフェスタは母ロングチアーズ(1989.6.6)が6連産目の8番仔。なお、ロングチアーズはスイーブの最後の仔(16番仔)です。

#言わずもがなですが、今年の桜花賞(GI)馬キストゥヘヴン(2003.4.25)も、スイーブの孫ですね。

東京の500万平場戦(芝1800m)を制したのはアサクサゼットキ(2003.5.8、牡、鹿毛)。美浦・河野通文厩舎の所属。その4代血統構成は『★タイキシャトル×★サンデーサイレンス×ターゴワイス×ノーザンテースト』で『Halo系×Halo系×Round Table系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではHalo(1969.2.7)3×3、Round Table(1954.4.6)5×4、Northern Dancer(1961.5.27)5×5のクロスがあります。アサクサゼットキの牝系は4代母である米国産の牝馬サワーオレンジ(1973.4.6)を日本の基礎繁殖とする8号族。母エアインセンス(1995.2.27)の初仔である半兄プレシャスカフェ(1999.3.29)は現役でCBC賞(GII)、シルクロードS(GIII)を勝ち、高松宮記念(GI)3着があります。また、祖母ブラウンアイボリーは中央6勝でメイS(OP)の勝ち馬。そして、曾祖母シャダイアイバー(1979.2.23)は中央3勝でオークス(現GI)の勝ち馬です。アサクサゼットキは母が不受胎後の4番仔。

東京の500万平場戦(ダート1600m)を制したのはフィールドオアシス(2003.3.26)。以下に2005年10月1日に新馬戦を勝ち上がった際のコメントを再掲しておきます。

<再掲分>中山の新馬戦(ダート1200m)を勝ち上がったのは(父)フィールドオアシス(2003.3.26、牡、鹿毛)。美浦・池上昌弘厩舎の所属。その4代血統構成は『タヤスツヨシ×Northfields×Tapioca×Silnet』で『Halo系×Northern Dancer系×Son-in-Law系×Pharos系』の配合です。5代血統表内ではAlmahmoud(1947)5×5の牝馬クロスがあります。フィールドオアシスの牝系は欧州で受け継がれている2号族。母フィールディ(1983.2.15)は米仏19勝。その主な勝ち鞍にスワニーリヴァーH(米GIII)2回等米重賞4勝の活躍馬です。また、祖母Gramy(1971)は仏6勝を挙げロワイヤリュー賞(当時GIII)、フィユドレール賞(GIII)の勝ち馬です。フィールドオアシスは母が3連産目の仔(少なくとも6番仔)。なお、フィールドオアシスの半姉に、毎日更新されている日記でもおなじみの三石・斉藤スタッドさんに繋養されているインシェーメ(1997.2.10)がいます。

京都の500万平場戦(ダート1800m)を制したのはナイキアースワーク(2003.3.28)。以下に2005年12月10日に新馬戦を勝ち上がった際のコメントを再掲しておきます。

<再掲分>阪神の新馬戦(ダート1800m)を勝ち上がったのはナイキアースワーク(2003.3.28、牡、栗毛)。栗東・大久保龍志厩舎の所属。その4代血統構成は『ブライアンズタイム×パラダイスクリーク×ブレイヴェストローマン×ファバージ』で『Roberto系×Riverman系×Never Bend系×Princely Gift系』の配合です。5代血統表内ではNasrullah5×5、Roman(1937)5×5、Never Bend(1960)5×4(母方)のクロスがあります。ナイキアースワークの牝系は小岩井の12号族ビューチフルドリーマー(1903)系。伯父コクトジュリアン(1992.2.27)は中央7勝でクリスタルカップ(GIII)の勝ち馬、同じく伯父ブラボーグリーン(1994.5.21)は中央7勝で京阪杯(GIII)の勝ち馬です。ナイキアースワークは母マジカルウーマン(1997.5.23)が2連産目の2番仔。

はは、再掲分が多かったので、ざっくりと更新できました。今日は、まだまだ、行きますよ(笑)。

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