日曜日の3歳戦の結果(2006/04/02分)。

日曜日の3歳戦の回顧です。オープン特別2クラ、500万特別戦2クラ、500万平場戦3クラ、合計7レース。

中山の伏竜S(ダート1800m)を制したのはフレンドシップ(2003.5.9)。角居勝彦厩舎からまた楽しみな3歳馬が現れました。以下に3月4日に500万平場戦を制した際のコメントを再掲しておきます。

阪神の500万平場戦(ダート1800m)を制したのはフレンドシップ(2003.5.9、牡、鹿毛)。栗東・角居勝彦厩舎の所属。その4代血統構成は『フレンチデピュティ×Stalwart×★Raise a Native×Nijinsky』で『Deputy Minister系×Ribot系×Native Dancer系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×5、Prince John(1953)5×5のクロス、Blue Moon(1948)4×5の牝馬クロスがあります。フレンドシップの牝系は米国で受け継がれているアメリカンファミリーの13号族。母フレンドリービューティ(1992.3.27)は米3勝でアラバマS(GI)2着があります。また、4代母Smartaire(1962)の仔Smart Angle(1977)は米7勝でフリゼットS(GI)などGI4勝で1979年の米2歳牝馬王者、同じく仔Smarten(1976)は米11勝でオハイオダービー(GII)など重賞5勝、同じく仔Quadratic(1975)は米6勝でカウディンS(GII)など重賞2勝です。フレンドシップは母が2連産目の4番仔以降の仔。

阪神のマーガレットS(芝1400m)を制したのはエムエスワールド(2003.4.22)。むう、父ステイゴールド(1994.3.24)が満8歳時の0交配馬、やりました。エムエスワールドは、ステイゴールド産駒のJRA初勝利を挙げた馬であり、初めてJRA2勝目を挙げた産駒でもあり、今回初めてJRAのオープン特別勝ちを果たした産駒にもなりました。以下に2005年8月20日に新馬戦を勝ち上がった際のコメントを再々掲しておきます。

<再々掲分>小倉の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)(市)エムエスワールド(2003.4.22、牡、黒鹿毛)。栗東・湯窪幸雄厩舎の所属。その4代血統構成は『★ステイゴールド×マルゼンスキー×マダング×ノーレアセ』で『Halo系×Nijinsky系×Habitat系×Tracery系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer5×4のクロスがあります。エムエスワールドの牝系は1号族フラストレート(1900)系。エムエスワールドは母トップワールド(1989.3.29)が8連産目の8番仔。なお、この勝利によりステイゴールド(1994.3.24)産駒はJRA初勝利となりました。おめでとうございます。

福島のひめさゆり賞(芝1800m)を制したのは(父)(地)マグマノーベル(2003.4.3、牡、鹿毛)。美浦・本郷一彦厩舎の所属。その4代血統構成は『エイシンサンディ×ラグビーボール×ミルジョージ×タイテエム』で『Halo系×Northern Dancer系×Mill Reef系×Aureole系』の配合です。母父ラグビーボール(1983.3.10)、曾祖母父タイテエム(1969.4.14)が涙を誘います。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)4×4のクロスがあります。マグマノーベルの牝系は御料の16号族星旗(1924)系。余談となりますが、星旗の元々の名前は「Fairy Maiden」と言います。マグマノーベルは母ヘイセイラグビー(1995.5.23)が2連産目の2番仔。

中山の500万平場戦(芝1600m)を制したのはマチカネゲンジ(2003.4.2)。藤沢和雄厩舎に預けられたマチカネ馬、待ちかねた2勝目というところでしょうか。また、マチカネゲンジ自身の満3歳の誕生日を自身で祝ったことにもなりますね。以下に2005年11月13日に未勝利戦を勝ち上がった際のコメントを再掲しておきます。

<再掲分>東京の未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がったのはマチカネゲンジ(2003.4.2、牡、黒鹿毛)。美浦・藤沢和雄厩舎の所属。その4代血統構成は『★サンデーサイレンス×Woodman×Nijinsky×◆Buckpasser』で『Halo系×Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Tom Fool系』の配合です。5代血統表内ではBuckpasser4×4(母方)のクロスがあります。マチカネゲンジの牝系は米国で受け継がれている1号族。曾祖母Sex Appeal(1970)の仔El Gran Senor(1981)は英愛7勝で愛ダービー(GI)、英2000ギニー(GI)、デューハーストS(英GI)の勝ち馬、トライマイベスト(1975.4.28)は英4勝でデューハーストSの勝ち馬、Solar(1976)は英3勝でレイルウェイS(GIII)の勝ち馬です。昨日の新馬戦を勝ち上がったフサイチパンドラ(2003.2.27)と近親になりますね。マチカネゲンジは母マチカネササメユキ(1993.1.20)が5連産目の5番仔。なお、1歳年上の半兄マチカネダイキチ(2002.3.11)はマチカネフクキタル(1994.5.22)の仔です。細川益男オーナーの愛が見えます。

阪神の500万平場戦(ダート1200m)を制したのはシアトルバローズ(2003.3.31)。以下に2005年8月14日に未勝利戦を勝ち上がった際のコメントを再掲しておきます。

<再掲分>小倉の未勝利戦(ダート1000m)を勝ち上がったのは(市)シアトルバローズ(2003.3.31、牡、鹿毛)。栗東・武田博厩舎の所属。その4代血統構成は『スキャン×★スルーザドラゴン×サンプリンス×★ノーザンテースト』で『Mr.Prospector系×Seattle Slew系×Princely Gift系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×5、Nasrullah5×5、Princequillo5×5のクロスがあります。シアトルバローズの牝系は米国産の牝馬リビーザリブラ(1966.4.8)を日本の基礎繁殖とする3号族。母プリンセストウジン(1991.3.1)はマル地馬として中央で走りカーネーションC(OP)1着、ラジオたんぱ賞(GIII)3着があります。シアトルバローズは母が不受胎後の4番仔。

阪神の500万平場戦(芝1600m)を制したのはユウカージナル(2003.3.28)。おお、タイキブリザード(1991.3.12)の仔、5馬身差の逃げ圧勝、やったね。以下に2005年9月4日に未勝利戦を勝ち上がった際のコメントを再掲しておきます。

<再掲分>小倉の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはユウカージナル(2003.3.28、牡、青鹿毛)。栗東・松元茂樹厩舎の所属。その4代血統構成は『タイキブリザード×マルゼンスキー×ピットカーン×ファバージ』で『Seattle Slew系×Nijinsky系×Fairway系×Princely Gift系』の配合です。5代血統表内ではHail to Reason(1958)5×5のクロスがあります。ユウカージナルの牝系は英国産の牝馬ステラパーダリス(1957)を日本の基礎繁殖とする22号族。伯母スプリングバーベナ(1992.3.19)はJRA5勝を挙げ中山牝馬S(GIII)2着、3着があります。ユウカージナルは母フォレットジューナ(1998.6.8)が2連産目の2番仔。

再掲ばかりでごめんなさい(苦笑)。以上でございます。

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