ポッドキャスティング版・中島理論コラムの裏ページ・第3回をダウンロード(サイズ:7.225MB、再生時間:約7分42秒)。
※ポッドキャスティング版ではpropan_mode[プロパンモード]様のループ素材を利用しております。すばらしいループ素材、ありがとうございました。
音声配信も行う競馬blog、中島理論コラムの裏ページ。1ヶ月以上ぶりの音声配信でございます。よろしければ、↑のリンクからmp3ファイルをダウンロードの後に、mp3形式に対応するソフトウェア(例:Windows Media Playerなど)でお聞きください。 また、iTunesのver6.0をお使いのPCにインストールして頂くと、←のサイドバーの中にある「RSS Podcastingのバナー」をドラッグ&ドロップして頂くだけで、ポッドキャスティングの更新をした際に自動的に最新版が配信されて便利です。
なお、「お前の声なんか聞きたくないわい」という方もいらっしゃると思います。文章によるlogは、↓の「追記」をご覧ください。
11月7日にナリタトップロード(1996.4.4)が逝ってしまったことについて、logを残しました。私事となりますが、11月7日は実は当blogが10000hitを達成した日でもありました。また、1日24時間、1時間に1hitでも良いので、間断なくアクセスが続く日がなかなか現れなかったのですが、初めて「1時間に1hitは必ずアクセスがあった日」を達成した日でもありました。めでたい日になるはずでしたが、めでたい気分になれるはずも無く、悲しい日となりました。
今回は、ナリタトップロードに対する、私なりの弔辞のつもりで音声配信版を作成しました。「もうすでにblogで書いているやんけ」というツッコミ、そのとおりです。私もそう思いましたが、せっかくポッドキャストも行っているので、別途残しておきたいと思いました。これを最後と致します。なにとぞお許しを。
以下に音声を文字に起こしたlogを残しておきます。
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京都の芝外回り3000m。相棒を背中に乗せて駆けた、淀の坂越え、芝3000m。菊の大輪をつかんだ、その思い出の11月7日が、まさか馬生の幕引きの日になってしまうとは。
神様は、時に、意地悪な気まぐれを起こすものですね。相棒の渡辺薫彦騎手は、この11月7日という日が巡る度に、ナリタトップロードとの思い出を、すべて自身で受け止めなければならない。喜んだことも、悔しかったことも、哀しかったことも、楽しかったことも。
喜んだこと。それは、師匠・沖芳夫調教師の愛情に応え、ナリタトップロードと共に勝てた、すべてのレース。
悔しかったこと。それは、1番人気で迎えた日本ダービーで、ナリタトップロードをダービー馬にしてあげられなかったこと。
哀しかったこと。それは、ナリタトップロードの背中に乗ることが出来なかった、5回のレースのこと。
楽しかったこと。それは、ナリタトップロードと共に過ごした、2歳秋から6歳秋までの、すべての日々。
各々の生まれ日を象徴する花、誕生花というものが、366日すべての日にあります。いろいろな説のある誕生花ですが、このコンビにもっともふさわしい、それぞれの誕生花を見つけました。
ナリタトップロードの誕生日は1996年4月4日。4月4日の誕生花は「(赤い)アネモネ」。その花言葉は「君を愛す」。
渡辺薫彦騎手の誕生日は1975年4月5日。4月5日の誕生花は「忘れな草」。その花言葉は「私を忘れないで」。
愛したのは、お互い。
忘れないのも、お互い。
やはり、ナリタトップロードには、渡辺薫彦こそ、ふさわしい相棒でした。
さようなら、ナリタトップロード。