第10回秋華賞。
1着エアメサイア(2002.2.4)。最後の最後で見事に差し切りましたね。サスガに淀の魔術師、武豊騎手。思えば、叔父エアシャカール(1997.2.26)が菊花賞(GI)を制した時も、トーホウシデン(1997.3.26)の田中勝春騎手が100点の騎乗だったにもかかわらず、ユタカさんは120点の騎乗で答えを覆してしまわれました。恐るべしは、武豊。エアメサイアは母エアデジャヴー(1995.3.27)を越え、同馬主のエアグルーヴ(1993.4.6)の悪夢をはらいましたね。おめでとうございます。
2着ラインクラフト(2002.4.4)。やっぱりかかり気味でしたね~。それでもクビ差の勝ち負けに持ち込むのですから、地力は相当なものです。マイル戦ならばメチャ強そう。路線を変えて気分転換をしたら、ポーンと勝ってしまいそうです。ところで、私はこの馬の長所は「瞬発力」だと思っています。自在脚で先行もOKですけれど、良ければ、差しももう一度試してみてほしいものです。でも、この馬もなんにせよ強いですね。
3着ニシノナースコール(2002.4.24)。下見所では発汗が目立ちました。印を付けていましたが、正直「あー、これでは用なしかも」と思ってしまいました。でもでも、横山典弘騎手に操られて、直線で最内を伸びました。距離のロスなしできっちり2000mを走らせるのは、サスガに横典。父ブライアンズタイム(1985.5.28)の0交配馬、2強には離されましたが、頑張りました。
「上位3頭の生年月日を見ると、数字は『0と2と4』しか使われていないなぁ」と思った、秋華賞の結果でした。
第53回府中牝馬S(GIII)。
1着ヤマニンアラバスタ(2001.3.30)。秋に昇るフォルティノ(1959.4.19)系。そのフォルティノを3×4で持つ、アラバスタ。連勝街道に乗って、勢いを持って本番に挑みます。江田照男騎手のJRA600勝達成も、合わせておめでとうございます。
今日は、以上でございます。ありがとうございました。