「神戸新聞杯(GII)」と聞くと、ビワハヤヒデ(1990.3.10)を思う。

春まで付けていたメンコを外して素面で挑んだ初めてのレースでした。ネーハイシーザー(1990.4.27)の2番手に付けて、直線、余裕しゃくしゃくで抜け出してきたビワハヤヒデ。後続との差がものすごくついて、2着のシーザーとは1馬身2分の1差でしたが、3着以降8馬身差、6馬身差、7馬身差と縦長なレース結果になった事を覚えています。

3歳初頭には「早熟なマイラー」という判断を一部でなされたビワハヤヒデですが、3歳夏の栗東での猛稽古により、そして自身のポテンシャルの高さにより、3歳秋以降は本当に強かった。素質だけで走ってGIレースで僅差の勝負ができる馬が本当に強くなった時。「馬に実が入った」という事を、彼から学びました。

コメント

  1. blandford より:

    コンニチワ^^

    最近では、ビワハヤヒデほど「春と秋で別馬」だったサラブレッドも珍しいですね。あれこそまさに「本格化」というものなのでしょう。
    春はマイネルリマークあたりに負けてたんですからね~、今思うと信じがたいです(笑)

    本格化して岡部さんが手綱を取るようになってからの強さは圧倒的で、歴代のチャンピオンクラスに入ってもまったく見劣りしない力量だったと思います。

    少なくともテイエムオペラオーぐらいは強かったと思うんですが、最後の天皇賞はザンネンな競馬でした・・・。

    今年も、あれぐらい「春と秋で別馬」というタイプがいると、菊戦線が俄然盛り上がるんですけどね~。今週の神戸新聞杯で、もしかしたらヘロド系1頭という出走馬がいるかもしれないですが、ちょっとだけ期待(笑)

  2. かろむわん より:

    ◎blandford様
    いつも多謝多謝。

    >ビワハヤヒデ
    岡部さんが彼についてほめているコメントがありますので紹介しておきます。

    「いつも自分から積極的に競馬をして、勝ちに行こうとした。ペースの速い、遅いに関係なく、自ら出て行く。そして最後まで手抜きをしない。いま、こういう馬はなかなかいないですよ。すごい名馬だと思いますね」-月刊『優駿』、2002年11月号、P59より引用。-

    なかなか、あんなに一生懸命に走っている馬はいませんよね。まごうことなく「最強の兄貴」でした。

    >マイネルリマーク
    大塚栄三郎騎手、渾身の騎乗でした。リマーク自身も『メリーナイス(リマークは初年度産駒)×ホクトボーイ×ファラモンド×ガバドール』で母ミヤカツヒメの初仔という良馬ではあります。

    >神戸新聞杯
    母父Ahonooraは自己内的にはタイムリーです。2歳時から期待して見てはいたのですが。シルクタイガー。

    以上でございまーす。

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