レース名 | 1着馬 | 母の連産状況 | 2着馬 | 母の連産状況 | 3着馬 | 母の連産状況 |
---|---|---|---|---|---|---|
フェブラリーS(GI) | トランセンド |
6番仔 (空胎後) |
フリオーソ |
5番仔+ (5連産目+) |
バーディバーディ |
3番仔+ (3連産目+) |
高松宮記念(GI) | キンシャサノキセキ |
4番仔 (双子流産後) |
サンカルロ |
2番仔 (不受胎後) |
アーバニティ |
15番仔 (5連産目) |
桜花賞(GI) | マルセリーナ |
3番仔 (3連産目) |
ホエールキャプチャ |
2番仔 (2連産目) |
トレンドハンター |
4番仔 (4連産目) |
皐月賞(GI) | オルフェーヴル |
5番仔 (5連産目) |
サダムパテック |
3番仔 (3連産目) |
ダノンバラード |
4番仔 (2連産目) |
天皇賞・春(GI) | ヒルノダムール |
2番仔 (2連産目) |
エイシンフラッシュ |
3番仔 (3連産目) |
ナムラクレセント |
12番仔 (10連産目) |
NHKマイルC(GI) | グランプリボス |
7番仔 (7連産目) |
コティリオン |
4番仔 (2連産目) |
リアルインパクト |
9番仔 (9連産目) |
ヴィクトリアマイル(GI) | アパパネ |
3番仔 (3連産目) |
ブエナビスタ |
6番仔 (3連産目) |
レディアルバローザ | 初仔 |
オークス(GI) | エリンコート |
7番仔 (2連産目) |
ピュアブリーゼ | 初仔? | ホエールキャプチャ |
2番仔 (2連産目) |
日本ダービー(GI) | オルフェーヴル |
5番仔 (5連産目) |
ウインバリアシオン |
8番仔 (3連産目) |
ベルシャザール |
5番仔 (5連産目) |
安田記念(GI) | リアルインパクト |
9番仔 (9連産目) |
ストロングリターン |
2番仔+ (2連産目+) |
スマイルジャック |
2番仔 (2連産目) |
宝塚記念(GI) | アーネストリー |
4番仔 (3連産目) |
ブエナビスタ |
6番仔 (3連産目) |
エイシンフラッシュ |
3番仔 (3連産目) |
スプリンターズS(GI) | カレンチャン |
4番仔 (4連産目) |
パドトロワ |
4番仔 (4連産目) |
エーシンヴァーゴウ |
3番仔 (3連産目) |
マイルCS南部杯(JpnI) | トランセンド |
6番仔 (空胎後) |
ダノンカモン |
7番仔 (流産後) |
シルクフォーチュン |
3番仔 (3連産目) |
秋華賞(GI) | アヴェンチュラ |
8番仔 (7連産目) |
キョウワジャンヌ |
8番仔 (空胎後) |
ホエールキャプチャ |
2番仔 (2連産目) |
菊花賞(GI) | オルフェーヴル |
5番仔 (5連産目) |
ウインバリアシオン |
8番仔 (3連産目) |
トーセンラー |
2番仔+ (2連産目+) |
*
さて。連産だけに注目している訳ではない上表。この表から古馬ジーワンのみを抜き出し、目を転じてみると、興味深い事実に気付きます。
レース名 | 1着馬 | 母の連産状況 | 2着馬 | 母の連産状況 | 3着馬 | 母の連産状況 |
---|---|---|---|---|---|---|
フェブラリーS(GI) | トランセンド |
6番仔 (空胎後) |
フリオーソ |
5番仔+ (5連産目+) |
バーディバーディ |
3番仔+ (3連産目+) |
高松宮記念(GI) | キンシャサノキセキ |
4番仔 (双子流産後) |
サンカルロ |
2番仔 (不受胎後) |
アーバニティ |
15番仔 (5連産目) |
天皇賞・春(GI) | ヒルノダムール |
2番仔 (2連産目) |
エイシンフラッシュ |
3番仔 (3連産目) |
ナムラクレセント |
12番仔 (10連産目) |
ヴィクトリアマイル(GI) | アパパネ |
3番仔 (3連産目) |
ブエナビスタ |
6番仔 (3連産目) |
レディアルバローザ | 初仔 |
安田記念(GI) | リアルインパクト |
9番仔 (9連産目) |
ストロングリターン |
2番仔+ (2連産目+) |
スマイルジャック |
2番仔 (2連産目) |
宝塚記念(GI) | アーネストリー |
4番仔 (3連産目) |
ブエナビスタ |
6番仔 (3連産目) |
エイシンフラッシュ |
3番仔 (3連産目) |
スプリンターズS(GI) | カレンチャン |
4番仔 (4連産目) |
パドトロワ |
4番仔 (4連産目) |
エーシンヴァーゴウ |
3番仔 (3連産目) |
マイルCS南部杯(JpnI) | トランセンド |
6番仔 (空胎後) |
ダノンカモン |
7番仔 (流産後) |
シルクフォーチュン |
3番仔 (3連産目) |
古馬のジーワン8レースの連対馬を見れば、16頭中10頭がSSフリー、3頭が直父系のSS0化と、実質13頭がSSを持たない馬であることが伺えます。
残りの3頭について確認すると、
-
キンシャサノキセキ
→母が双子流産後の仔 -
リアルインパクト
→「父初年度産駒」「3大父系持ちの良配合馬」「古馬初対戦となる3歳馬」 -
パドトロワ
→母方でのSS持ち
でした。リアルインパクト(2008.5.14)は目の前で毎日王冠(GII)の2着を見ましたけれど、強い馬ですね。「初産駒に名馬あり」です。「父系継承は、長子、次子によるもの」というのは、過去の傾向を見ても、強く思うところです。
ともあれ、一連の結果からも、古馬のハーレムの争いでイニシアティブを持っているのは、「非SS」ということが言えるのではないでしょうか。週末にお届けする第144回天皇賞・秋(GI)の出走予定馬についても、「あぁ、やっぱりね」という感じです(^_^;)
果たして、「イイ女」ブエナビスタ(2006.3.14)を巡る争いや如何に。第144回天皇賞・秋の馬柱は、今しばし、お待ち願いますm(__)m
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
コメント
お世話になっております。府中市つのだです。オルフェーヴル3冠おめでとうございます。ゴリさんのご意見の通り、注目は古馬戦ですね。
秋の盾は、JRAさんのコマーシャルが、スペシャルウィークが4番人気だったあの1999年のレースでしたので、
素直にブエナビスタ=エイシンフラッシュ1本と受け取りました。スペシャルウィーク=ステイゴールドも同年の宝塚記念2着=3着の組み合わせでしたし、
宝塚記念が99年グラスワンダー=スペシャルウィーク、11年アーネストリー=ブエナビスタだったことも符号します。
さらにエイシンフラッシュは人気こそ違え、前年の皐月賞3着からダービー1着というスペシャルウィークと同じ軌跡をたどっていることも思い当たります。
オオハシさんのご意見を楽しみにしております。