第16回函館SS(GIII)の勝ち馬。

グランプリエンゼル 牝 栃栗毛 2006.3.16生 三石・上村清志氏生産 馬主・北側雅司氏 栗東・矢作芳人厩舎

グランプリエンゼル(2006.3.16)の4代血統表

アグネスデジタル[x]
栗毛 1997.5.15
種付け時活性値:0.00
Crafty Prospector
栗毛 1979.4.7
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Real Crafty Lady
栗毛 1975.4.2
In Reality 1964.3.1
Princess Roycraft 1967.1.25
Chancey Squaw
鹿毛 1991.4.9
★Chief’s Crown
鹿毛 1982.4.7
Danzig 1977.2.12
Six Crowns 1976.4.21
Allicance
鹿毛 1980.4.1
Alleged 1974.5.4
Runaway Bride 1962
アンダンテ
栗毛 1994.4.1
仔受胎時活性値:0.75
サンデーサイレンス[A]
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.75
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ダイナプレリュード
栗毛 1983.5.23
仔受胎時活性値:0.50
ノーザンテースト[A]
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
ダイナリーズン
鹿毛 1979.4.14
仔受胎時活性値:0.75
パーソロン[E]
鹿毛 1960
種付け時活性値:0.50
シャダイリーズン
栗毛 1974.5.13
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason3×5、Almahmoud(♀)4×5、Lady Angela(♀)5×4(母方)>

グランプリエンゼル(2006.3.16)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
サンデーサイレンス
(Mi Condesa)
3.00
(No.22-B)
6番仔
(2年連続不受胎後)
第16回函館SS(GIII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 6 グランプリエンゼル 牝3 51 熊沢重文 1:08.5    34.4 432
[0]
矢作芳人 1
2 14 タニノマティーニ 牡9 57 秋山真一郎 1:08.7 1 1/2 34.5 484
[-6]
須貝彦三 8
3 8 (外)ブラックバースピン 牡6 56 津村明秀 1:08.7 アタマ
+ハナ
34.3 482
[+2]
手塚貴久 12
4 5 (外)(地)シンボリウエスト せん9 56 田中博康 1:08.8 1/2 35.0 502
[-8]
鹿戸雄一 16
5 10 アーバンストリート 牡5 56 四位洋文 1:08.8 アタマ 34.0 452
[+10]
野村彰彦 4
第16回函館SS(GIII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.1-10.5-11.2-11.5-11.4-11.8
上り 4F 45.9-3F 34.7

では、以下にグランプリエンゼルのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

ダイナリーズン 1979.4.14 不出走
|ダイナプレリュード 1983.5.23 中央3勝
||アンダンテ 1994.4.1 中央2勝
|||グランプリエンゼル 2006.3.16 (本馬) 函館SS(GIII)
|グッドタイミング 1985.3.10 中央5勝 ブラッドストーンS(OP)含むOP特別2勝

上図には示しませんでしたが、4代母シャダイリーズンからの別分枝としてシスティーナ(1989.4.9)&タフグレイス(1996.4.16)母仔、システィーナの半妹パラダイスフラワー(2004.5.11)、そして全日本2歳優駿(現JpnI)では池添父子、クラスターC(JpnIII)では川島父子に重賞勝ちをプレゼントしたプライドキム(2002.3.22)等がいます。いま名前を挙げた4頭はいずれもダイナコマネチ(1983.4.23)の子孫ですね。

「オールラウンダー」アグネスデジタルの愛娘、グランプリエンゼル。軽量にして恵量だった51kgに助けられたとはいえ、初の古馬混合重賞挑戦を1番人気で飾ったのですから大したものです。伝え聞いたところによると、熊沢重文騎手は1ヶ月ほど前にこの函館SSの騎乗の打診があった時から、51kgで騎乗できるように体重を徐々に減らされていったそうです。鞍上の努力に応えた鞍下、人馬一体の見事な勝利でした。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。そしてまた、競馬を愛する人すべてが幸せでありますように。

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