第16回青葉賞(JpnII)の勝ち馬。

アプレザンレーヴ 牡 芦毛 2006.3.13生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・池江泰郎厩舎

アプレザンレーヴ(2006.3.13)の4代血統表
シンボリクリスエス[A]
黒鹿毛 1999.1.21
種付け時活性値:1.50
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Sharp Queen
鹿毛 1965.4.19
Princequillo 1940
Bridgework 1955.3.23
Tee Kay
黒鹿毛 1991.2.9
★Gold Meridian
黒鹿毛 1982.4.14
Seattle Slew 1974.2.15
Queen Louie 1968.4.9
Tri Argo
黒鹿毛 1982.5.18
Tri Jet 1969.4.3
Hail Proudly 1969.3.5
レーヴドスカー
芦毛 1997.4.24
仔受胎時活性値:2.00
Highest Honor[A]
芦毛 1983.6.15
種付け時活性値:1.25
Kenmare
芦毛 1975.5.5
Kalamoun 1970.4.30
Belle of Ireland 1964
High River
鹿毛 1978.5.12
★Riverman 1969
Hairbrush 1970.4.3
Numidie
鹿毛 1988.4.8
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
バイアモン[A●]
鹿毛 1982.5.19
種付け時活性値:1.25
Blushing Groom 1974.4.8
Lodeve 1972
Yamuna
鹿毛 1981.3.5
仔受胎時活性値:1.50
★Green Dancer[A]
鹿毛 1972.4.14
種付け時活性値:0.00
Yeovil
鹿毛 1974.3.15
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Sir Gaylord5×5(母方)>

アプレザンレーヴ(2006.3.13)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
シンボリクリスエス 7.00 or 5.00 半兄ナイアガラ
(No.1-P)
4番仔
(2連産目)
第16回青葉賞(JpnII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 17 アプレザンレーヴ 牡3 56 内田博幸 2:26.2    34.2 526
[+2]
池江泰郎 1
2 2 マッハヴェロシティ 牡3 56 柴田善臣 2:26.4 1 1/4 34.6 508
[+8]
武藤善則 7
3 16 トップカミング 牡3 56 幸英明 2:26.5 1/2 34.3 444
[-8]
境直行 6
4 13 ピサノカルティエ 牡3 56 福永祐一 2:26.5 クビ 34.2 470
[-10]
堀宣行 3
5 10 イネオレオ 牡3 56 岩田康誠 2:26.5 ハナ 34.2 496
[0]
池江泰郎 4
第16回青葉賞(JpnII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.4-11.3-11.8-12.8-12.7-12.6-12.9-12.4-12.3-11.6-11.4-12.0
上り 4F 47.3-3F 35.0

父シンボリクリスエス譲り黒鹿毛かと思いきや、よく見れば尻尾の先が白みがかっていて芦毛の片鱗が伺えます、アプレザンレーヴ。抜け出す時のギアチェンジに時間がかかる感じもしますけれど、それも未完成の魅力につながるのでしょう。青葉賞ではトップカミング(2006.4.10)に外から被されたところで勝負根性を発揮しました。

では、以下にアプレザンレーヴのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Yamuna 1981.3.5 仏2勝
|Numidie 1988.4.8 仏2勝
|レーヴドスカー 1997.4.24 仏伊日1勝 サンタラリ賞(仏GI)ほか
||ナイアガラ 2003.3.29 現役 すみれS(OP)
||レーヴダムール 2005.1.28 中央1勝 阪神JF(JpnI)2着
||アプレザンレーヴ 2006.3.13 (本馬) 青葉賞(JpnII)
|Numide 2003.6.2 仏3勝 オカール賞(GII)

母レーヴドスカー(Reve d’Oscar)は仏伊日で10戦1勝2着6回3着1回。唯一の勝ち鞍がサンタラリ賞でした。ほかにヴェルメイユ賞(仏GI)2着、オペラ賞(仏GI)2着、ジョッキークラブ大賞(伊GI)2着、ペネロープ賞(仏GIII)2着、ノネット賞3着(仏GIII)など。2000年のジャパンカップ(GI)にも出走してテイエムオペラオー(1996.3.13)から0秒5差の7着でした。

レーヴドスカーの2番仔ナイアガラの父はファンタスティックライト(1996.2.13)ですから、2000年のジャパンカップで一緒に走ったカク外馬どうしの配合ですね。また、不受胎後の3番仔レーヴダムール。「愛の夢(Reve d’Amour)」、満4歳を迎える直前に生涯を閉じてしまったのは残念でした。

ついで、余談となりますけれど、曾祖母Yamunaの仔に仏4勝のYamamoto(1993.4.21)という馬がいます。病むな、ヤマモト?

「夢の後で(Apres un Reve)」見るのは、ただ現実のみ。父仔2代の青葉賞制覇を遂げた後は、日本ダービー(現JpnI)では2着だった父の無念を晴らすだけでしょう。大器アプレザンレーヴが再び府中芝2400mで見せる末脚に改めて期待しましょう。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。そしてまた、競馬を愛する人すべてが幸せでありますように。

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