Red Rocks 牡 黒鹿毛 2003.4.8生 愛国・バリーリンチ・スタッド生産 馬主・J.P.レダム氏 英国・B.ミーハン厩舎
Galileo[A●] 鹿毛 1998.3.30 種付け時活性値:1.00 |
★ Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Fairy Bridge 鹿毛 1975.5.4 ♀ |
Bold Reason 1968.4.8 | ||
Special 1969.3.28 | |||
アーバンシー 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 栗毛 1978.2.22 |
Mr.Prospector 1970.1.28 | |
Hopespringseternal 1971.5.27 | |||
Allegretta 栗毛 1978.3.10 |
Lombard 1967 | ||
Anatevka 1969 | |||
Pharmacist 鹿毛 1996.2.22 仔受胎時活性値:1.50 |
★ Machiavellian[x] 黒鹿毛 1987.1.31 種付け時活性値:0.00 |
★Mr.Prospector 鹿毛 1970 |
★Raise a Native 1961.4.18 |
Gold Digger 1962.5.28 | |||
Coup de Folie 鹿毛 1982.4.2 |
Halo 1969.2.7 | ||
Raise the Standard 1978.3.31 | |||
Pharaoh’s Delight 鹿毛 1987.4.2 仔受胎時活性値:2.00 |
Fairy King[A●] 鹿毛 1982.3.4 種付け時活性値:1.00 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Fairy Bridge 1975.5.4 ♀ | |||
Ridge the Times 栗毛 1981.4.14 仔受胎時活性値:1.25 |
Riva Ridge[A] 鹿毛 1969.4.13 種付け時活性値:0.75 |
||
Oath of Allegiance 栗毛 1975.5.27 仔受胎時活性値:1.25 |
<5代血統表内のクロス:Sadler’s Wells=Fairy King2×3、Mr.Prospector4×3、Natalma4×5・5、Native Dancer5×5、Hail to Reason5×5>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
Galileo(?) | 6.00 |
祖母が愛GI勝ち馬 (No.A29) |
3番仔 |
ダート最強馬Curlin(2004.3.25)の芝レース初挑戦となったマンノウォーS(米GI)。鋭い差し脚を見せたものの、行く手には1頭先んじる馬がいました。2006年のBCターフ勝ち馬Red Rocksの「サスガに芝レースでは譲れない」という矜持を見ました。
Red Rocksは、近走は重賞ではなかなか勝てなかったものの、戦歴を振り返ると、今回のマンノウォーSを含めて米国の芝では[2-0-1-0]と3着を外していません。出走順に辿れば、BCターフ1着、BCターフ3着、そしてマンノウォーS1着といずれもGIレースです。この結果から見ると、どちらかというと、米芝に適性があるということなのでしょう。
さて、Red Rocksの配合は、中島理論的にはある意味「反則」とも思える配合ですね(笑)。直祖父Sadler’ Wells、母父Machiavellianが共に0交配を与えており、近い代で先祖を減らしています。また「Sadler’s Wells=Fairy King2×3」という強烈な全きょうだいクロスも、Sadler’s Wellsの0交配により無弊害化されています。そして、父の母父父であるMr.Prospectorも、やはりMachiavellianの0交配により無弊害化されています。むぅ、恐るべしは愛国の馬産。
Red Rocksの牝系はアメリカンファミリーの29号族。半兄Medicinal(2001.2.12)は海外6勝で愛ダービートライアル(GII)3着、ロイヤルホイップS(愛GII)3着があります。また、祖母Pharaoh’s Delight愛英仏3勝でフィーニクスS(愛GI)、プリンセスマーガレットS(英GIII)の勝ち馬です。さかのぼれば、5代母Take a Stand(1966.5.28)からの別分枝に、米12勝でケンタッキーオークス(GI)やBCジュベナイルフィリーズ(GI)、NY牝馬3冠などGI7勝を挙げた名牝オープンマインド(1986.3.8)、北米9勝でメドウランズC(米GI)、モルソンエクスポートミリオンS(現ウッドバインマイル、加GI)の勝ち馬Peaks and Valleys(1992.5.1)などが輩出されています。
米芝で改めて活路を見出したRed Rocks。これからも頑張って欲しいものです。
ではでは、今日はこのへんで。
コメント
Curlinは凱旋門賞挑戦のプランもあるとか、以前どこかで
聞いたような気がするのですが、実現したらおもしろいです
ね。日本からも2頭挑戦が決まったようですし。
それにしても、Galileoはすごいですね。。
Red Rocksは硬い芝、トラックコースに向いているのでJCに来て欲しいですね(昨年BCは3着でしたが馬場状態はSoftでした。一昨年のBCはFirm、今回のマンノウォーSもFirm)。
もちろん鞍上はデットーリで。
今年もBCターフが目標のようですが。
Curlinの凱旋門賞参戦計画は微妙ですね。
Thoroughbred Timesにはもう一回芝でのテストが必要かも、って感じでした。
◎ご両名
いつもお世話になっております。
○ゴリ様
Curlinは芝適性にイクスキューズがついてしまったので、
また次の結果如何ですね。まま、それでも、凱旋門賞参戦となれば、
やはり目玉となるのは確かですね。
日本の二騎も頑張って欲しいもの。天皇賞後の再戦が
凱旋門賞というのは、何ともはや、凄いですね。
Galileo。Sadler’s Wellsの後継はモンジューとGalileoの
2頭で決まりでしょうかね。私はHigh Chaparralにも頑張って欲しいのですが(笑)
○much_better様
Red Rocks。適性は比較的小回りなトラックコースで
軽い芝ということなのでしょうね。
もちろん、ご指摘で初めて気付いたのですが(笑)、
硬めの芝というのもポイントですね。
ならば、ジャパンカップが最適ですよね。
鞍上フランキー込みで何とか来てほしいのですが……。
Curlin。走り方を見ると前肢の筋肉の付き方が
「やっぱりダートなのか」とも思いますけれど、
もう一度芝レースで適性を確かめて欲しいですね。
ではでは、ご両名、わざわざのコメント、誠にありがとうございました。