第68回皐月賞(JpnI)ウィークですが、自分で作成したWebページを久しぶりに眺めていると、ふと目に止まり、気付いたことがありました。
「日本の名種牡馬」というページを作っているのですけれど、そのページにアップした種牡馬たちの、生年と没年について確認すると、
馬名 | 生年月日 | 没年月日 |
没年時の 満年齢 |
没年時における 中島理論的な活性値 |
ヒンドスタン | 1946 | 1968.10.16 | 22 | 1.50 |
ネヴァービート | 1960 | 1985.9.24 | 25 | 0.25 |
パーソロン | 1960 | 1985.10.5 | 25 | 0.25 |
テスコボーイ | 1963 | 1987.10.25 | 24 | 0.00 |
ノーザンテースト | 1971.3.15 | 2004.12.11 | 33 | 0.25 |
リアルシャダイ | 1979.5.27 | 2004.5.26 | 25 | 0.25 |
トニービン | 1983.4.7 | 2000.3.10 | 17 | 0.25 |
サンデーサイレンス | 1986.3.25 | 2002.8.19 | 16 | 0.00 |
ヒンドスタンを除いて、軒並み、中島理論的には低活性値の時に逝っています。いや、もちろん、たまたまということはあるでしょうけれど、ね。
#↑の表から確認できるように、リアルシャダイは満25歳の誕生日の前日に逝っています。ここでは、馬の年齢の数え方に沿って、1月1日を持って年齢加算をしています。あしからず、ご了承願います。あと、非常にどうでも良いことですが、リアルシャダイが逝った日は、私の27歳の誕生日でもあります。
また、上記の表に現れる種牡馬以外に、1989年の日本リーディングサイアーである1975年生まれのミルジョージ(1975.4.12)についても示しておくと、
馬名 | 生年月日 | 没年月日 |
没年時の 満年齢 |
没年時における 中島理論的な活性値 |
ミルジョージ | 1975.4.12 | 2007.10.19 | 32 | 0.00 |
なお、種牡馬ではありませんが、ミルジョージと同い年の米国の活躍馬であるジョンヘンリー(1975.3.8)。同馬も昨年2007年10月8日に亡くなっています。満32歳の年に逝ったのでした。
ついで、気になって調べてみたのですが、
馬名 | 生年月日 | 没年月日 |
没年時の 満年齢 |
没年時における 中島理論的な活性値 |
ダイオライト | 1927 | 1951.8.26 | 24 | 0.00 |
セフト | 1932 | 1950 | 18 | 0.50 |
クモハタ | 1936.3.4 | 1953.9.10 | 17 | 0.25 |
ソロナウェー | 1946 | 1970.12 | 24 | 0.00 |
ライジングフレーム | 1947 | 1966.9.29 | 19 | 0.75 |
ガーサント | 1949.4.5 | 1974.5.10 | 25 | 0.25 |
チャイナロック | 1953 | 1982.12.28 | 29 | 1.25 |
アローエクスプレス | 1967.4.10 | 1991.3.5 | 24 | 0.00(2.00) |
日本の歴代リーディングサイアーたちも、だいたい、同じような傾向を持っているようでした。
中島理論的な考え方というのは、生体のマクロなバイオリズムをよくよく鑑みて、自己への戒めとするところが本質なのでしょう。確かに「胡散臭い」と思うところはあるでしょう。けれど、時の流れの中で周期的な活動を見るということは、意味のあることと考えています。
ではでは、今日はこのへんで。
コメント
お世話になっております、ご無沙汰しております。
このエントリへのコメントとしてはちょっと時期はずれで申し訳ないんですが、マウリツィオ・コッレオーニさんの記事、昨日読んできました。
いやー、ご指摘の、
>彼の母の父は青森の広沢牧場のアテ馬ハヤタケであった。
の部分は、さすがに噴き出しましたね~(笑
記事によると種付け日でシンプルに判断していて、面白い部分がたくさんありましたね
御大のブログ更新はまったくありませんが、マウリツィオさんでもなんでもいいので、
新しい知見を発表してもらえるとうれしいですよね。
オオハシさま、表のページがエラーになり表示できないようなのですが、私だけでしょうか?
皐月賞に向けて過去のデータをちょっと検索したいな、なんて思っていたのですが。
御大の記事が載っていたので皆様話題にされていますね。
私も久々に雑誌を購入してまいりました。
『繁殖期に頂点にたった馬、三冠馬、天皇賞(春)の勝ち馬等は種牡馬として評価が低い』と紹介されていますね。
改めて思うのですが、マックを分析した著書の方ではネアルコから遠ざかってるから大成功、と書かれていた気がしたのですが。
テシオ的な考え方では前者の方が理にかなっていると思うのですが、いかがなんでしょうかね?
◎ご両名
いつもお世話になっております。折り返しが遅くなってしまい、恐れ入ります。
○blandford様
マウリツィオ・コッレオーニさんの記事。ツッコミどころ満載で、私も楽しく読みました。
今年の3歳勢の確認を除くと、御大のブログ記事を再構成という感じでしたが、
それでも誌面記事を読めたのは幸いでした。何より校正が掛かっていて誤字脱字が
少ないことが幸いでした(笑)
御身73歳を迎えられてもまだまだ頑張って頂きたいと、ファンは願う次第です♪
○Y.Tateno様
表のページの件に関しまして、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
繁殖期に頂点に立った馬、すなわちボス馬は、自身の血統構成にマイナー要素を
持ち合わせていないと、繁殖馬として次代に血をつなげることが難しい。
あるいは、配合相手の繁殖牝馬に超マイナーの血が含まれていないと、
闘争本能の低い馬しか産まれない。
メジロマックイーンは父仔3代天皇賞馬であることにより、ボスでありすぎたのでしょうか。
全体における比率は低いHerod系でも、このような血は、後生に伝えることが難しいのでしょうか。
ドイツの系統繁殖的な考え方までは及びませんが、生かす方法はあったのでしょう。
ではでは、ご両名、わざわざのコメント、誠にありがとうございました♪
マックの件ですがたしか
中島さんのblogのなかでマーケットスタリオンがいけなかった、プライベートスタリオンで小頭数ならば成功したであろう。と述べていたと思います。
◎K,高倉様
いつもお世話になっております。折り返しが遅くなってしまい、恐れ入ります。
>マーケットスタリオン
ご指摘頂いたとおり、
>日本のメジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーンと三世代連続天皇賞馬という例があり、メジロマックイーンはマーケット・スタリオンとなり失敗している。
という記載がありますね。
ホクトスルタンに関しては、また次のブログ記事で確認してみたいと思います。
ではでは、わざわざのコメント、誠にありがとうございました♪