空胎後に名馬あり(2007年版)-其の四-。

相も変わらず続けております、「空胎後に名馬あり」の企画。という訳で、2007年のJRAGI(JpnI含む)における母の受胎条件の表を、改めてアップしておきます。

2007年のJRAGI(JpnI含む)6レースの複勝圏馬における母の受胎条件
レース名 1着馬 母の受胎条件 2着馬 母の受胎条件 3着馬 母の受胎条件
フェブラリーS(GI) サンライズバッカス 空胎後の8番仔 ブルーコンコルド 2連産目の2番仔 ビッググラス 3連産目の3番仔
高松宮記念(GI) スズカフェニックス 2連産目の2番仔 ペールギュント 3連産目の5番仔 プリサイスマシーン 2連産目の2番仔
桜花賞(JpnI) ダイワスカーレット 4連産目の10番仔 ウオッカ 2連産目の2番仔 カタマチボタン 2連産目の3番仔
皐月賞(JpnI) ヴィクトリー 5連産目の5番仔 サンツェッペリン 初仔 フサイチホウオー 3連産目の4番仔
天皇賞・春(GI) メイショウサムソン 流産後の初仔 エリモエクスパイア 初仔 トウカイトリック 5連産目の5番仔
NHKマイルカップ(JpnI) ピンクカメオ 8連産目の12番仔 ローレルゲレイロ  初仔 ムラマサノヨートー 不受胎後の2番仔

「マイル以上」の「牡牝混合GI(JpnI)」では、母が前年産駒なし後の仔がバンバン連対を果たしています。

ローレルゲレイロ(2004.5.3)の踏ん張りにより、NHKマイルカップについても

  • 2005年2着 デアリングハート(2002.3.9) 母が不受胎後の6番仔
  • 2006年2着 ファイングレイン(2003.3.7) 母の初仔
  • 2007年2着 ローレルゲレイロ 母の初仔

と、3年連続で前年産駒無し後の仔が連に絡む結果となりました。

さてさて、昨年からの傾向では、牝馬限定GI(JpnI)においてはそう一所懸命になる必要もない感じも致しますが、こりずに記しておきます。という訳で、第2回ヴィクトリアマイル(JpnI)。今回の出走予定馬のうち、受胎条件の良い馬を探ると……、

  1. アグネスラズベリ(2001.4.20) 母の初仔
  2. アドマイヤキッス(2003.2.8) 母が不受胎後の3番仔
  3. スプリングドリュー(2000.3.31) 母が不受胎後の12番仔
  4. デアリングハート 母が不受胎後の6番仔
  5. ディアデラノビア(2002.1.28) 母の初仔
  6. ヤマニンメルベイユ(2002.2.18) 母が不受胎後の4番仔
  7. ライラプス(2002.2.19) 母の初仔

以上7頭の馬について、母の受胎条件が良いことが分かりました。有力な候補も見えますね。「それでも、3着まで」という感じも致しますが、果たして。

個人的には、スイープトウショウ(2001.5.9)フサイチパンドラ(2003.2.27)の「元主戦騎手」が騎乗するエアジハード(1995.4.9)産駒の一発に期待したいところです。また、「2頭出しは人気薄を狙え」という競馬格言の恐ろしさは、先週の結果からも思うところです(苦笑)

今日はこの辺で。ではでは♪

コメント

  1. 抗リン脂質抗体症候群について より:

    妊娠、流産

    抗リン脂質抗体症候群による、症状のひとつとして、流産と死産があります

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