ヘンリーとスルタン。

青葉賞(JpnII)に出走予定のマイネルヘンリー(2004.3.24)とホクトスルタン(2004.5.11)。

はい、こんな辺境ページをご覧の方はお分かりの通り、両馬共にメジロマックイーン(1987.4.3)の仔ですね。

もうね、なんやらエイプスを買うくらいならば、ちゃんと2勝を挙げているこの2頭の馬券を買いたいと思います。

特にヘンリーは京成杯(JpnIII)で2番手から粘って4着でしたからね。密かに単復で勝負していたのは内緒です(笑)

思えば、今年の京成杯組は、その後も頑張っています。勝ち馬のサンツェッペリン(2004.4.15)はスプリングS(JpnII)で死んだフリをして皐月賞(JpnI)2着。2着馬のメイショウレガーロ(2004.3.4)は弥生賞(JpnII)4着、皐月賞5着。3着のアルナスライン(2004.2.18)はすみれS(OP)を快勝-その後に残念ながら骨折-。5着のダイレクトキャッチ(2004.3.13)は共同通信杯(JpnIII)2着。おお、みんな頑張ってる。

マイネルヘンリーの血統について改めて記しておくと、

  1. 4代血統構成(各父):『★メジロマックイーン×Sadler’s Wells×Vaguely Noble×Sir Gaylord』
  2. 4代血統構成(父系):『Milesian系×Northern Dancer系×Aureole系×Turn-to系』
  3. 5代血統表内のクロス:Nearco5×5(母方)
  4. 牝系:欧米で継承されている1号族 祖母Reine Mathilde(仏GII2勝、加GII1勝) 曾祖母Gay Matelda(アラバマS等)
  5. 母の何番仔?:4番仔以降の仔(流産および2年連続不受胎後の仔)

むぅ、重たそうな血が揃っていますね(笑)。良い。こういう底力満点という血統の馬にも重賞を勝ってもらわないと。「マックの0交配」と「母が産駒無し後の仔」のシナジーで、なんとかなってほしいものです。

また、ホクトスルタン。前走ひめさゆり賞を6馬身差で千切って勝った際、レース後の菊沢隆徳騎手のコメントが良かった。

テキからは押さえる競馬をと言われましたが、気持ちが前向きだったので、無理させずに気分良く走らせることに専念しました。

はは、調教師の指示を破って先行から逃げの体制を作ったら、6馬身差の圧勝ですか。良い(笑)

という訳で、ホクトスルタンの血統について改めて記しておくと、

  1. 4代血統構成(各父):『★メジロマックイーン×サンデーサイレンス×リアルシャダイ×ノーザンテースト』
  2. 4代血統構成(父系):『Milesian系×Halo系×Roberto系×Northern Dancer系』
  3. 5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×5(母方)
  4. 牝系:9号族ファンシミン系 曾祖母ダイナフェアリー(GIII5勝。ローゼンカバリー、サマーサスピションの母)
  5. 母の何番仔?:3番仔(3連産目)

近親に第2回青葉賞(当時GIII)の勝ち馬サマーサスピション(1992.5.27)、目黒記念(GII、現JpnII)の勝ち馬ローゼンカバリー(1993.6.1)と、府中の芝2400m、2500m重賞を制している馬がいるのは、良いですね。サマーサスピションの青葉賞、2分25秒8で制した折は「ダービーの惑星、あらわる」という感じでした。また、ローゼンカバリーの目黒記念の折は、その鞍上にホクトスルタンと同じく菊沢隆徳騎手の姿がありましたね。満6歳の春、それまでにGII3勝の底力を見せつけたレースでした。

両頭共に妙味があります。頑張って、マックの息子たち♪

コメント

  1. much_better より:

    1800、2000、2000、2000とレースに出て、2400を快勝、さあダービーに向けて視界が広がったと思ったら、1800mの毎日杯に名前があってずっこけました。
    最近はダービーと言えどもスピードを要求されますので、短めの距離を一叩きしておこうでも思われたのだと思いたいです。

    そういえばメジロマックイーン×Sadler’s Wellsの代表格メジロサンドラはメジロマックイーン8歳時種付けでした。

  2. オオハシ より:

    ◎much_better様
    いつもお世話になっております。

    ゆりかもめ賞を勝ち上がった後「おお、まさに本格長距離路線」と思いました。まま、1800mの毎日杯でオープンのスピード慣らしをしたと思いましょう(笑)。さあ、いざ行かん青葉賞。目指すはマック産駒のワンツーフィニッシュです。

    メジロサンドラ。父マックの0、母父Sadler’s Wellsの0、そして血統構成の良さもあり、中島理論的には潜在能力値「0.25」という超能力馬でしたね。長く活躍してくれましたが「牝馬やし、もう繁殖に上げてあげてもエエやろ」と現役晩年は思っていました。

    ちなみに、私もマックのレースで最も好きなレースは京都大賞典です。レースのVTRテープが今でも残っているのが、我ながら感心です(笑)

    ではでは、ありがとうございました♪

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