空胎後に名馬あり(其の十七)。

昨年2006年のJRAGIレースで複勝圏に絡んだ馬の受胎条件について最後のまとめを。

2006年のJRAGI22レースの複勝圏馬における母の受胎条件
レース名 1着馬 母の受胎条件 2着馬 母の受胎条件 3着馬 母の受胎条件
フェブラリーS カネヒキリ 空胎後の5番仔 シーキングザダイヤ 初仔 ユートピア 初仔
高松宮記念 オレハマッテルゼ 不受胎後の4番仔 ラインクラフト 3連産目の4番仔 シーイズトウショウ 初仔
桜花賞 キストゥヘヴン 2連産目の12番仔 アドマイヤキッス 不受胎後の3番仔 コイウタ 2連産目の2番仔
皐月賞 メイショウサムソン 初仔 ドリームパスポート 初仔 フサイチジャンク 少なくとも6連産目以降の仔
天皇賞・春 ディープインパクト 7連産目の7番仔 リンカーン 初仔 ストラタジェム 3連産目の3番仔
NHKマイルカップ ロジック 2連産目の7番仔 ファイングレイン 初仔 キンシャサノキセキ 双子流産後の仔
ヴィクトリアマイル ダンスインザムード 2連産目の12番仔 エアメサイア 2連産目の2番仔 ディアデラノビア 初仔
オークス カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔
日本ダービー メイショウサムソン 初仔 アドマイヤメイン 3連産目の3番仔 ドリームパスポート 初仔
安田記念 ブリッシュラック 4連産目の4番仔 アサクサデンエン 初仔 ジョイフルウィナー 2連産目以降の仔
宝塚記念 ディープインパクト 7連産目の7番仔 ナリタセンチュリー 初仔 バランスオブゲーム 4連産目の4番仔
スプリンターズS テイクオーバーターゲット 死産後の1番仔 メイショウボーラー 3連産目の3番仔 タガノバスティーユ 3連産目の7番仔
秋華賞 カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔
菊花賞 ソングオブウインド 初仔 ドリームパスポート 初仔 アドマイヤメイン 3連産目の3番仔
天皇賞・秋 ダイワメジャー 空胎後の7番仔 スウィフトカレント 3連産目の3番仔 アドマイヤムーン 2連産目の2番仔
エリザベス女王杯 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔 スイープトウショウ 3連産目の3番仔 ディアデラノビア 初仔
マイルCS ダイワメジャー 空胎後の7番仔 ダンスインザムード 2連産目の12番仔 シンボリグラン 3連産目の3番仔
ジャパンカップダート アロンダイト 4連産目の10番仔 シーキングザダイヤ 初仔 フィールドルージュ 3連産目の3番仔
ジャパンカップ ディープインパクト 7連産目の7番仔 ドリームパスポート 初仔 ウィジャボード 前年産駒なし後(!?)の10番仔
阪神JF ウオッカ 2連産目の4番仔 アストンマーチャン 6連産目の6番仔 ルミナスハーバー 2連産目の6番仔
朝日杯FS ドリームジャーニー 初仔 ローレルゲレイロ 初仔 オースミダイドウ 3連産目の3番仔
有馬記念 ディープインパクト 7連産目の7番仔 ポップロック 3連産目の3番仔 ダイワメジャー 空胎後の7番仔

牡牝混合GI16レースのうち、「母が前年産駒なし後の仔」が連に絡まなかったのはスプリンターズS(GI)と有馬記念(GI)の2レース。複勝圏にも絡まなかったのはスプリンターズSの1レースのみです。

一方で、牝馬限定GI6レースのうち、母が前年産駒なし後の仔が連に絡んだのは桜花賞(GI)の1レースのみ。その桜花賞を除いて複勝圏に絡んだのはヴィクトリアマイル(GI)とエリザベス女王杯(GI)のディアデラノビア(2002.1.28)ですね。

また、母が前年産駒なし後の仔が3着までを占めたのはフェブラリーS(GI)1レースのみ、ワンツーフィニッシュは皐月賞(GI)、菊花賞(GI)、朝日杯FS(GI)の3レースでした。

果たして、2007年はどのような傾向を見せてくれるのか。続けてGIレース前には確認をしたいと思います。また、2005年以前のデータも徐々に確認していきたいと思います。

今日はこんなところで。ではでは♪

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