2006年7月16日(日)は自宅のダイニングで叫ばず。

いつもならば重賞回顧をその日のうちに行う私です。が、前の日曜日、7月16日は朝からガンガン働いておりました。故に、いつもの叫ぶだけの音声は、ありません(笑)。

第6回アイビスサマーダッシュ(GIII)。

1着サチノスイーティー(2003.4.4)。カリスタグローリ(1988.3.11)の仔、やりました。3歳牝馬が、一気呵成の先行逃げ切り3馬身差勝ち。VTRや写真を見ると、ゴール時に鞍上の鈴来直人騎手が右手を高く挙げていらっしゃいますね。人馬ともに重賞初制覇、おめでとうございます。

また、サチノスイーティーを管理されている平井雄二調教師は、サクラスターオー(1984.5.2)の菊花賞(GI)以来、19年ぶりの重賞制覇となりました。月刊「優駿」の6月号でスターオーの記事を読んだばかりでしたよ。いずれにせよ、ひさかたぶりの重賞勝ち、おめでとうございます。

ここで唐突に小倉百人一首、紀友則の歌。「ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」

たとえ、人の心が落ち着いていたとしても、逝ってしまったであろうその命。桜の季節と菊の季節に輝いた、サクラの1等星。ショウリの血をつなぐ役目、その四肢に担った夢。叶うことなく、桜が散り行く季節に逝く。

「ひさかた」を文章で使って、思わず百人一首を引き、サクラスターオーについて思ってしまいました。スターオーは、サチノスイーティーの父カリスタグローリと同じ、スターロッチ(1957.4.16)の牝系です。スターオーはスターロッチの玄孫で、スターロッチが乳母として育てた馬。カリスタグローリはスターロッチの孫ですね。

ああ、そういえば2着マリンフェスタ(2003.5.20)、3着レイズアンドコール(2001.3.19)の直系祖父サクラユタカオー(1982.4.29)も、スターロッチの曾孫ですね。スターオーにとっては、叔父にあたります。

年年歳歳花相似、歳歳年年人不同。

時は流れ、血は巡ります。

コメント

  1. masa より:

    そうそう。アイビスはスターロッチ繋がりでしたね。レース後すぐに思った。
    ファミリーで言えば競走族ではなく、繁殖族。
    だからこそカリスタはその血を後世に残せたわけですし、父と同じく短距離、しかもその極みで結果を残せて素敵ですな。
    開幕週でも結局外枠有利かよ。そして速さの極限なだけに斤量差がききまくりかよ。直線1000はワビサビがない。
    とか、愚痴は心にしまっておきましょう(笑。カルストンライトオが背負ってレコードというのはジーワン勝って当然の大仕事だったわけですな。
    まぁスターロッチは懐が深いのでバクシンオーあたりからビックリするような中距離馬が出てくると面白いなぁと、そう思ってます。

  2. やまちゃん より:

    すんません、よろしければ教えて頂きたいのですが、PedNet Fellows のメーリングリストに登録をして折り返しIDとパスワードが届いたのですが、ログイン画面でIDとパスワードを入れても、はじかれてしまいます。問い合わせ先にメールを送っても届かず、色々調べてみたのですがさっぱり分りません。ログインの方法を教えて下さい。全然関係の無いコメントですんません。

  3. オオハシ より:

    ◎masa様
    おお、毎度おおきにご機嫌さんです。コメントサンクスです。

    11号族クレイグダーロッチ系は、遡ればSt.Simonとも同牝系の、名繁殖系ですよね。カリスタグローリはブレイヴェストローマン産駒の芝馬として、シブく血を残していると思います。隠れた名種牡馬ですね。

    気が付けば、ブレイヴェストローマンの直孫の牝馬が、GIIIを2週連続で勝っていましたね(笑)。

    カルストンライトオ。56kgを背負いながらアイビスSDを2回勝ったのですから、GIを勝つ下地はあったのでしょうね。2回目の後の、雨中の4馬身差逃げ切り勝ちのスプリンターズSを思い出します。

    サクラバクシンオー。伯父アンバーシャダイ、従兄イブキマイカグラと、長い距離をこなしている近親もいますものね。父方のスターロッチの血と、母方のクリアアンバーの血が上手く生きた、中距離をこなす産駒を見てみたいものです。まま、メジロマイヤーで、いっとき、私は夢を見ていたのですが(笑)。

    ではでは♪

  4. オオハシ より:

    ◎やまちゃん様
    コメントありがとうございました。

    PedNetについて。私からもPedNet管理者宛にメールを送ってみましたが、確かにメールが不達状態でした。お困りなのはごもっともです。しかし、私はPedNetの管理者でも何でもありません。ログインの方法も、「案内されたIDとPasswordを登録してください」としか、ご案内できません。

    ただ、それではあまりにも無常。

    私も、改めてPedNet Fellowsのメンバー登録の手順を踏んだところ、案内しているPasswordが、現行のPasswordとは異なっています。むう、システムの運用者として、どういう了見でしょうね。

    権限のない私が、このブログで直接Passwordをご案内する訳にはいきません。故に、出来る限り婉曲に、確認する方法のみをご案内致します。ご容赦ください。

    という訳で、小1時間ほどかけて、PedNetのメーリングリストの過去ログを探ってみました。まま、メーリングリストも稼動していないかと思いましたが、何とか稼動していましたので。

    やまちゃん様は、メーリングリストから過去ログを取り出す方法はお分かりですよね?
    手元に届いた案内に、方法は記載されています。
    メーリングリストの過去ログの「256」あたりから何通かのメールを確認してみてください。
    所望される答えは、婉曲な表現ですが、あるはずです。

    私にできることは、ここまでです。

    最後に。まったく関係ないと思いながら、藁にもすがる思いでコメントされたお気持ちは重々お察し致します。しかし、次回以降は、このようなコメント投稿は差し控えて頂けると幸いです。

    ではでは♪

  5. やまちゃん より:

    無事ログインすることが叶いました、本当にありがとうございます。
    お忙しい中、わざわざ時間を使ってお調べ頂き大変感謝しております。
    次回はきちんとしたコメントをさせて頂きます、本当にありがとうございました。

  6. オオハシ より:

    ◎やまちゃん様
    コメント、ありがとうございます。

    ログイン、叶いましたか。おめでとうございます♪
    婉曲な表現でお分かりになりにくいかと思いましたが、よくぞログインされました。
    同志が増えて、とても嬉しく思います。
    ご自身で登録をされたい馬、どんどん登録なさってくださいね。

    ただ、Fellowsのページは、夜間は動作が重いのが難点です(苦笑)。

    ではでは♪

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