第22回マイルCS(GI)が行われる明日が、11月20日であることに気付きました。
この辺境blogに足を運んでくださっているお客様であればご存知かと思いますが、昨年の11月20日に第12回マイルCSの勝ち馬であるトロットサンダー(1989.5.10)が亡くなっています。特に大きなニュースにならず、私も後になってWebを散見して知りました。
トロットサンダーを愛した横山典弘騎手が、1周忌に、一発かましてくれないかと、密かに思っています。横山騎手はトロットサンダーの1周忌までは意識していらっしゃらないでしょうけれど、今回の騎乗馬であるローエングリン(1999.6.8)もラストチャンスではないでしょうか。右回りの芝マイル戦では3着を外していないローエングリン。白鳥の騎士が、白鳥の舞う淀でひと花咲かせるのも、また良し。
また、トロットサンダーは府中のマイル戦を制してマイルCSに挑んだローテーションでしたが、同様のローテーションであるウインラディウス(1998.3.7)。彼は、トロットサンダーと同じく小岩井の1号族フラストレート(1900)系で、トロットサンダーと同様に母が不受胎後の仔でもあります。表のページの予想ではシルシを回しませんでしたが、田中勝春騎手がそろそろ一発かましてくれるのも、また良し。
以上、今日11月19日はトロットサンダーがマイルCSを制してちょうど10年目の日であるとも気付いた、かろむわんでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。