「ファンタジーS(GIII)」と聞くと、シーズプリンセス(1994.4.1)を思う。

えー、今週もすでに後半ですが、重賞レース名を聞くと思い出す馬シリーズ、行ってみます。

KBS京都賞ファンタジーS(GIII)。KBS京都は東海・関西以西の広い地域に競馬中継を行っている放送局で、東海・関西以西の競馬ファンにはおなじみのはずです。KBS京都の支局は滋賀県にもあり、もともと滋賀県民である私もKBS京都にはお世話になってきました。ある時はTV、ある時はラジオ。野球少年だった幼い頃は、学校に行く前に朝7時30分から始まるアニメ『巨人の星II』を見て、出掛けたものです(笑)。

さてさて、KBS京都賞の冠は1995年までは紅梅賞(現紅梅S)に付けられていました。そして、1996年の競走体系改革に伴い新設されたファンタジーSに対して、新たに冠として付けられることになりました。

記念すべき第1回を制したのが、シーズプリンセス。四位洋文騎手を鞍上に、京都芝1400mを1分21秒2のレコードで制しました。名伯楽・伊藤修司調教師に見出され、200万円ほどで落札されたシーズプリンセス。この重賞制覇により、自身の購買価格の10倍以上を楽に稼ぎ出しました。

第1回を振り返る『優駿』1997年1月号のコメントを記述されたのは、KBS京都の久保房郎アナ。コメントを読んだ当時、「ナイス」と思ったところを引いて、今日のlogの幕引きと致します。

勝ったのはシーズプリンセス、「四位のお姫様」でした。

-月刊『優駿』、1997年1月号、P146より抜粋。-

コメント

  1. blandford より:

    PCの復旧状況はいかがですか?
    更新お疲れさまです、そしてまた2歳戦の総括ありがとうございました。
    それにしても、変なところに反応するようで申し訳ないんですが、瑞国と書いてスウェーデンのことを指すとは、はじめて知りました!

    シーズプリンセス、懐かしいですね。
    カコーシーズの最高傑作(と言ってはおかしいですかね・笑)、でもダートばかりよく走るカコイーシーズの産駒の中にあって、珍しく芝で軽い走りを見せる馬でした。
    しかしお父さんのカコイーシーズはジャパンカップで確か上位に入線した馬で、その仔がダートばかり走る、というのも不思議なものですね。
    これはやはりAlydarだからなんですかね?
    近年で、私の中では最もイメージと違う産駒成績の種牡馬でした。

  2. かろむわん より:

    ◎blandford様
    いつもコメントありがとうございます。

    >PC復旧
    2回目のせいか、思いのほか早く復旧が進んでいます。1回目のクリーンインストールよりも却って上手く調整できているようです。なんでも前向きに考えて行きますよ(笑)。

    >瑞国
    英国、愛国、独国と同じように頭文字だけを漢字にして国をつけましたが、「スウェーデン」は「瑞典」と漢字をあてるようです。

    ところで、その瑞国産のホールドアップを基礎繁殖に持つ2歳戦勝ち馬は、現時点で今年3頭もいます。ゴールドヴェイン、リファインドボディ、そして今回のエイシンラビアンですね。実は隠れた良牝系のようです。

    >カコイーシーズ
    シーズプリンセスの父カコイーシーズ、ジャパンカップではベタールースンアップの3着でした。戦績を見ると、ここ一番で勝ち切れない、まさにAlydarの仔という感じです。カコイーシーズは仰るとおり芝馬でしたが、産駒はダート馬ばかりですね。同じAlydar産駒の種牡馬クリミナルタイプと、産駒の傾向は似ていると思います。やっぱり、カコイーシーズの血統全体がアメリカンですから、ダートが向くんでしょうね。

    以上でございまーす。ではでは。

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