日曜日の重賞の結果(2005/10/23分)。

パドックを見ている時から自分の鼓動が速くなっている事に驚いた、かろむわんでございます。

第66回菊花賞(GI)。

1着ディープインパクト(2002.3.25)。史上2頭目の無敗の三冠馬、成る。ゴール後「お見事!!」と叫んでしまいました。ゲートの出が抜群だった為、却って道中引っかかり加減になってしまいましたね。あれだけ道中苦労していながら、自身の上がり3ハロンはナント33秒3の鬼脚(!!)。ハロン毎のタイムを追うと、2ハロン目と最後の15ハロン目が最速の11秒6。過去の菊花賞を確認しましたが、最後の1ハロンが最速になったレースは、過去10年では見当たらず、過去20年でも超スローペースで流れてヨーイドンの競馬になった1991年のレオダーバン(1988.4.25)の菊花賞があるのみです。前を追いかけて、自身が叩き出したラスト1ハロンの11秒6。恐るべしはディープインパクト、史上に残るその末脚。なお、勝ち時計3分4秒6は、奇しくも11年前に三冠を達成したナリタブライアン(1991.5.3)と同じタイムでした。

2着アドマイヤジャパン(2002.4.16)。横山典弘騎手の好騎乗。やはり先に行くしかなかったですね。あーあ、下手にコンプレックスのことを考えなければ良かった(笑)。ディープインパクトの隣枠に入った時に「切ろう」と思ったのが敗因でした。横山騎手が見えないように、見えないように走らせました。独国の16号族、シュレンダーハン牧場のSライン。思えばマンハッタンカフェ(1998.3.5)の近親馬です。お母さんは淀の重賞、京都牝馬特別(現京都牝馬S、GIII)を勝っているんですよね...。

3着ローゼンクロイツ(2002.4.6)。淀に合う印象のある牝系ではありますが、Phalaris(1913)4段重ねの一本調子の配合なので消しちゃったんです。あーあ、これも失敗。お母さんは淀の重賞、デイリー杯3歳S(現デイリー杯2歳S、GII)を勝っているんですよね...。

うすうす気付き加減だったのですが、直前の太秦S(準OP)における馬連の配当が6660円(しかも馬番が菊花賞と同じ7番6番の決着)、武豊騎手のJRA騎手登録番号が666番、菊花賞の2着馬が6番人気の馬番6番馬。そして、ディープインパクト自身が中央競馬史上6頭目の牡馬三冠馬。密かに6に関連する数字が並んだ、第66回菊花賞の1日でした。

ディープインパクトと武豊騎手、金子真人オーナー、ノーザンファーム、池江泰郎厩舎陣営。本当におめでとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。ひと休みして、また次の戦いに挑んでください。英雄でもあり、宝物でもあるディープインパクト。あなたと同じ時代に生きることができて、本当に良かった。

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