サンビスタ 牝 黒鹿毛 2009.3.18生 新ひだか・グランド牧場生産 馬主・(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン 栗東・角居勝彦厩舎
スズカマンボ 鹿毛 2001.4.28 種付け時活性値:1.75 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
スプリングマンボ 鹿毛 1995.4.16 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 |
Mr.Prospector 1970.1.28 | |
Miesque 1984.3.14 | |||
キーフライヤー 鹿毛 1986.3.30 |
Nijinsky 1967.2.21 | ||
Key Partner 1976.3.26 | |||
ホワイトカーニバル 芦毛 2000.3.6 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
ミシル 芦毛 1988.2.23 種付け時活性値:0.75 |
Miswaki 栗毛 1978.2.22 |
Mr.Prospector 1970.1.28 |
Hopespringseternal 1971.5.27 | |||
April Edge 芦毛 1977.3.9 |
The Axe 1958.5.15 | ||
April Bloom 1970.2.28 | |||
イエローブルーム 栗毛 1989.3.13 仔受胎時活性値:0.50 |
パークリージェント 鹿毛 1981.5.26 種付け時活性値:1.75 |
Vice Regent 1967.4.29 | |
Miss Attractive 1970.3.19 | |||
グランドリーム 栗毛 1982.2.18 仔受胎時活性値:1.50 |
★トウショウボーイ 鹿毛 1973.4.15 種付け時活性値:0.00 |
||
エリモルーシー 栗毛 1970.3.5 仔受胎時活性値:0.75 |
<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector4×4、Northern Dancer5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
スズカマンボ (Halo系) |
ミシル (Mr.Prospector系) |
パークリージェント (Northern Dancer系) |
★トウショウボーイ (Princely Gift系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
スズカマンボ | 4.75 or 2.75 |
母がGIII勝ち馬 (No.16-h) |
4番仔 (2連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | サンビスタ | 牝6 | 55 | M.デムーロ | 1:50.4 | 37.4 |
476 [+3] |
角居勝彦 | 12 | |
2 | 1 | ノンコノユメ | 牡3 | 56 | C.ルメール | 1:50.6 | 1 1/2 | 36.7 |
452 [0] |
加藤征弘 | 3 |
3 | 2 | サウンドトゥルー | せん5 | 57 | 大野拓弥 | 1:50.7 | クビ | 36.6 |
472 [-2] |
高木登 | 5 |
4 | 16 | ロワジャルダン | 牡4 | 57 | 浜中俊 | 1:50.7 | アタマ | 37.1 |
500 [+2] |
戸田博文 | 8 |
5 | 13 | ホッコータルマエ | 牡6 | 57 | 幸英明 | 1:50.7 | ハナ | 38.1 |
510 [+8] |
西浦勝一 | 2 |
「強い牝馬の時代」はまだまだ続きそうです。と、先週の第35回ジャパンカップ(GI)を制したショウナンパンドラ(2011.3.10)の記事でも書きましたが、JRAの砂の王者決定戦でも牝馬が強いところを見せてくれました。サンビスタ、父スズカマンボ、母ホワイトカーニバルというグランド牧場さんの愛の結晶が、中京ダート1800mで、華麗に舞いました。
そうして果たされたのは、JRAのダートGI史上初の牝馬制覇。そしてまた、馬主のヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンにとっては、1989年のエリザベス女王杯(GI)における、サンドピアリス(1986.5.17)以来26年ぶりのJRAGI勝ちとなりました。「サンドピアリスに間違いない!!」と叫ばれた時は20頭立ての20番人気、そして今回のサンビスタも16頭立ての12番人気。「緑、赤襷、赤袖白一本輪」の勝負服を乗せた女馬の一発が、四半世紀をまたいで久しぶりに見られた、という結果でした。
報道によると、サンビスタは、お母さんになる前に、もう1、2走するかもしれないそうな。女という性の素敵なところは、咲き誇る花になれて、なおかつ、いのちを生み出す樹にもなれるところ。サンビスタ、21世紀の砂の女王の血、次代につなげて欲しいと願います。
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。