「京都大賞典(GII)」と聞くと、メジロマックイーン(1987.4.3)の静かなる強さを思う。

1993年の京都大賞典。ものすごく静かにレースを勝った印象でした。その次走にジャパンカップ(GI)を勝つレガシーワールド(1989.4.23)に影を踏ませませんでしたからね。最後の直線。白い帽子、「白、緑一本輪、緑袖」の勝負服、白い馬体が緑の芝の上を悠然と駆け抜けました。楽々とGIIを勝ち、その上で淀芝2400mのコースレコード2分22秒7を叩き出す。マックイーン、6歳秋。スピード不足のレッテルを吹き飛ばす、その強さ。3歳秋から4年連続でGIを勝ち、種子骨骨折にも負けず、なおかつ成長を続ける真の名馬。メジロさんの知恵と忍耐の結晶でした。

コメント

  1. blandforf より:

    いつもまとめてのコメントでスミマセン^^
    今週も2歳戦のレビューお疲れ様でした。こないだも書きましたが、やはりあまりシンプルな血統構成の馬は勝ちあがらなくなってきましたね。「奥のほうにMatchem系」とかの構成を見ると、思わず次走も期待してしまいます(^^;
    西のレースはあまりじっくり見る機会がないのですが、今週勝ちあがった馬の中ではマイネルスパークルのレースぶりが印象的でした。時計も速かったですし、月友がシブイ!いま4代血統表の中に月友が入ってくる馬って、そうとう少ないんじゃないですかね?
    あとはなんと言っても、ジャッキーライオンですね!凄い血統だなあ!まさに感動的ですね~^^

    さて今週は東西のG2楽しみですね^^
    メジロマックイーンの2分22秒7は本当に目を疑いました。豊ジョッキーが「マイルのG1に出てもまっクイーンは勝ち負けできる」と当時コメントしてましたが、マイルG1への参戦が実現しなかったのは返す返すもザンネン!(陣営は使う気などさらさらなかったとも思いますが・笑)

    今年の京都大賞典は馬券的にも大いに楽しめそうで、レース待ち遠しいですね^^

  2. blandford より:

    あっ、今気づいたんですが、前回のコメント、自分のHN打ち間違えてますねー(笑)
    おーなんてこと(^^;

  3. かろむわん より:

    ◎blandford様
    レス、サンクスサンクス。
    昨日、レスを書いている途中にそのまま寝てしまいました(笑)。
    >マイネルスパークル
    この辺境blogによく足を運んでくださる鈴木M様の出資馬でもあります。母父ハギノカムイオーの0交配、曾祖母父月友という、シブさ。これからもぜひぜひ頑張ってほしい若駒です。
    >ジャッキーライオン
    全兄のシベリアンライオンともども、頑張ってほしいものです。良いですねぇ、マイナー種牡馬の仔。
    >メジロマックイーンの2分22秒7
    私も我が目を疑いました(笑)。今でも芝2400mを2分22秒台で駆けると「は、速いなぁ」と思いますが、マックイーンの京都大賞典の静かなる強さと速さの衝撃は、ずっと忘れえないと思います。Tourbillon系は、潜在的にはやはりスピード命の父系なんやなぁと、今になって思います。
    以上でございまーす。レスが遅くなってしまい、すみませんでした。

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