ホッコータルマエ 牡 鹿毛 2009.5.26生 浦河・市川ファーム生産 馬主・矢部道晃氏 栗東・西浦勝一厩舎
キングカメハメハ 鹿毛 2001.3.20 種付け時活性値:1.75 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 |
Mr.Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native 1961.4.18 |
Gold Digger 1962.5.28 | |||
Miesque 鹿毛 1984.3.14 |
Nureyev 1977.5.2 | ||
Pasadoble 1979.4.1 | |||
マンファス 黒鹿毛 1991.2.23 |
ラストタイクーン 鹿毛 1983.5.9 |
トライマイベスト 1975.4.28 | |
Mill Princess 1977.5.21 | |||
Pilot Bird 鹿毛 1983.2.9 |
★Blakeney 1966.3.28 | ||
The Dancer 1977.3.31 | |||
マダムチェロキー 鹿毛 2001.3.22 仔受胎時活性値:1.75 |
Cherokee Run 黒鹿毛 1990.3.25 種付け時活性値:0.50 |
Runaway Groom 芦毛 1979.4.11 |
Blushing Groom 1974.4.8 |
Yonnie Girl 1966.3.22 | |||
Cherokee Dame 芦毛 1980.5.3 |
Silver Saber 1972.3.1 | ||
Dame Francesca 1966.1.30 | |||
アンフォイルド 鹿毛 1995.5.7 仔受胎時活性値:1.25 |
Unbridled 鹿毛 1987.3.5 種付け時活性値:1.75 |
Fappiano 1977.5.19 | |
Gana Facil 1981.2.9 | |||
Bold Foil 黒鹿毛 1981.5.19 仔受胎時活性値:1.25 |
Bold Forbes 黒鹿毛 1973.3.31 種付け時活性値:1.75 |
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Perfect Foil 黒鹿毛 1966.5.10 仔受胎時活性値:1.50 |
<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector3×5、Northern Dancer5×5(父方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
キングカメハメハ (Mr.Prospector系) |
Cherokee Run (Blushing Groom系) |
Unbridled (Mr.Prospector系) |
Bold Forbes (Bold Ruler系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
キングカメハメハ | 5.75 |
(No.9-e) |
2番仔 (2連産目) |
*
では、以下にホッコータルマエのごくごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
Bold Foil 1981.5.19 米2勝 |アンフォイルド 1995.5.7 米4勝 ||マダムチェロキー 2001.3.22 中央4勝 |||ホッコータルマエ 2009.5.26 (本馬) チャンピオンズカップ(GI) 東京大賞典(GI) 帝王賞(JpnI) JBCクラシック(JpnI) 川崎記念(JpnI) かしわ記念(JpnI)ほか ||コスモプリズム 2006.5.29 地方2勝+中央0勝 エンプレス杯(JpnII)3着 TCK女王盃(JpnIII)3着
地味な世代交代を重ねた9号族。ホッコータルマエの代で、牝系が溜めていたパワーを一気に放出したという感もあります。9号族の活躍馬で同様の印象を持ったのは、「砂の女王」ホクトベガ(1990.3.26)でした。
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
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1 | 8 | ホッコータルマエ | 牡5 | 57 | 幸英明 | 1:51.0 | 36.4 |
508 [+2] |
西浦勝一 | 2 | |
2 | 4 | ナムラビクター | 牡5 | 57 | 小牧太 | 1:51.1 | 1/2 | 36.3 |
528 [+6] |
福島信晴 | 8 |
3 | 12 | ローマンレジェンド | 牡6 | 57 | 岩田康誠 | 1:51.2 | 3/4 | 36.6 |
510 [0] |
藤原英昭 | 3 |
4 | 7 | サンビスタ | 牝5 | 55 | 松田大作 | 1:51.4 | 1 1/4 | 36.3 |
478 [+4] |
角居勝彦 | 15 |
5 | 11 | ワンダーアキュート | 牡8 | 57 | 武豊 | 1:51.5 | 3/4 | 35.9 |
522 [+13] |
佐藤正雄 | 5 |
かしわ記念、帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典、川崎記念と地方開催のジーワンで5勝を挙げていたホッコータルマエ、ついに中央開催のダートGIを制しました。管理される「世界のニシウラ」西浦勝一調教師にとってはカワカミプリンセス(2003.6.5)で制した2006年の秋華賞(GI)以来、鞍上の幸英明騎手にとってはファイングレイン(2003.3.7)で制した2008年の高松宮記念(GI)以来となるJRAGI制覇。たくさん勝っている馬人ですが、中央の舞台でGIを勝つことの難しさを思います。
ホッコータルマエは、実は私と誕生日が同じで、3歳の折から気になる馬だったのです。強く意識したのはレパードS(GIII)を制した時でしたが、その際の2着が今回と同じナムラビクター(2009.5.16)。ホッコータルマエは非SS、ナムラビクターはその父ゼンノロブロイ(2000.3.27)が満8歳時の0交配馬と、現代の日本でチャンピオンに成り得る血統馬が、成長を重ねて再び雌雄を決した、改名初回となったチャンピオンズカップでした。
#SSの0クリアということでは3着にスペシャルウィーク(1995.5.2)産駒のローマンレジェンド(2008.2.24)が入っていますし、5着のワンダーアキュート(2006.3.14)は非SSです。芝よりもむしろダートのほうが、選定競走での血の厳しさを思うことが、しばしばあります。
記事をアップするのが遅くなってしまいましたので、ホッコータルマエのその後についても述べておきますと、2014年の本当の掉尾を飾るGI、東京大賞典で連覇を果たしました。これでジーワンは通算7勝。ヴァーミリアン(2002.4.10)とエスポワールシチー(2005.4.22)が持つジーワン9勝の記録更新も視野に入って来ました。大事に使われてきたホッコータルマエであれば、6歳を迎える2015年も、能力の減退なく力を発揮してくれるのではないでしょうか。
ホッコータルマエ、更なる活躍を楽しみにしたいと思います。
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。