エピファネイア 牡 鹿毛 2010.2.11生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・角居勝彦厩舎
シンボリクリスエス 黒鹿毛 1999.1.21 種付け時活性値:0.50 |
Kris S. 黒鹿毛 1977.4.25 |
Roberto 鹿毛 1969.3.16 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Bramalea 1959.4.12 | |||
Sharp Queen 鹿毛 1965.4.19 |
★Princequillo 1940 | ||
Bridgework 1955 | |||
Tee Kay 黒鹿毛 1991.2.9 |
★Gold Meridian 黒鹿毛 1982.4.14 |
Seattle Slew 1974.2.15 | |
Queen Louie 1968.4.9 | |||
Tri Argo 黒鹿毛 1982.5.18 |
Tri Jet 1969.4.3 | ||
Hail Proudly 1969.3.5 | |||
シーザリオ 青毛 2002.3.31 仔受胎時活性値:1.75 |
スペシャルウィーク 黒鹿毛 1995.5.2 種付け時活性値:1.50 |
★サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
キャンペンガール 鹿毛 1987.4.19 |
マルゼンスキー 1974.5.19 | ||
レディーシラオキ 1978.4.3 | |||
キロフプリミエール 鹿毛 1990.4.15 仔受胎時活性値:0.75 |
★Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 種付け時活性値:0.00 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Fairy Bridge 1975.5.4 | |||
Querida 黒鹿毛 1975.3.14 仔受胎時活性値:1.50 |
★Habitat 鹿毛 1966.5.4 種付け時活性値:0.00 |
||
Principia 鹿毛 1970.5.20 仔受胎時活性値:1.00 |
<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
シンボリクリスエス (Roberto系) |
スペシャルウィーク (Halo系) |
★Sadler’s Wells (Northern Dancer系) |
★Habitat (Sir Gaylord系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
スペシャルウィーク (レディーシラオキ) |
5.00 |
母がGI2勝馬 (No.16-a) |
3番仔 (不受胎後) |
*
では、以下にエピファネイアのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
Querida 1975.3.14 愛1勝 |Be Discreet 1981.6.6 仏5勝 ||Gothenberg 1993.4.28 愛伊独仏英UAE7勝 愛インターナショナルS(GII) エミリオトゥラティ賞(伊GII)含む重賞4勝 ||Omaha City 1994.5.11 英独9勝 モエシャンドンレネン(独GII)2着 ビーズウイングS(英GIII)3着 ||Lindesberg 1995.5.20 英0勝 |||スイートハビタット 2000.3.30 中央2勝 ||||スイートサルサ 2010.3.15 中央現役 クイーンC(GIII)2着 府中牝馬S(GII)3着 |||Amadeus Mozart 2003.3.22 愛英シンガポール11勝 フィーニクスS(愛GI)2着 |Theatre Critic 1987.3.18 仏米4勝 ドーヴィル大賞(仏GII)2着 グレフュール賞(仏GII)2着 |Wheeler's Wonder 1989.4.18 英5勝 ||Anna Pavlova 2003.3.9 英愛仏10勝 ランカシャーオークス(英GII) ロワイヤリュー賞(仏GII)ほか |キロフプリミエール 1990.4.15 米愛仏5勝 ラドガーズH(米GIII) アシーニアH(米GIII)2着 ||シーザリオ 2002.3.31 日米5勝 優駿牝馬(GI) アメリカンオークス招待S(米GI) フラワーC(GIII)ほか |||エピファネイア 2010.2.11 (本馬) ジャパンカップ(GI) 菊花賞(GI) 神戸新聞杯(GII) ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)ほか ||Savannah's Choice 2007.9.10 豪3勝 ドゥームベンロージズS(GIII)2着 |マザーメリー 1993.3.19 中央4勝 函館SS(GIII)2着
「Japanese superstar Cesario!!」。シーザリオ、繁殖牝馬としても、やっぱりスーパースターでした。という訳で、ぜひ見ておきましょう。
実は、イスラボニータ(2011.5.21)のお母さん、エイシンアポロン(2007.1.22)のお母さん、アダムスピーク(2009.2.12)のお母さんも一緒に走っています。2005年のアメリカンオークス招待Sは「後の名繁殖牝馬の出世レース」でもあったのかも知れません。
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | エピファネイア | 牡4 | 57 | C.スミヨン | 2:23.1 | 35.0 |
492 [+2] |
角居勝彦 | 4 | |
2 | 1 | ジャスタウェイ | 牡5 | 57 | 福永祐一 | 2:23.8 | 4 | 35.1 |
498 [不明] |
須貝尚介 | 3 |
3 | 15 | スピルバーグ | 牡5 | 57 | 北村宏司 | 2:23.9 | 1/2 | 34.8 |
508 [+2] |
藤沢和雄 | 6 |
4 | 3 | ジェンティルドンナ | 牝5 | 55 | R.ムーア | 2:24.0 | 3/4 | 35.5 |
472 [+2] |
石坂正 | 1 |
5 | 6 | ハープスター | 牝3 | 53 | 川田将雅 | 2:24.0 | クビ | 35.0 |
476 [不明] |
松田博資 | 2 |
母が府中芝2400mを制した折と同じ黒い帽子、2枠4番からの発進。単勝4番人気だった4歳牡馬エピファネイア、角4、もといクリストフ・スミヨン騎手を鞍上に、4角4番手から抜け出すと、後は独走。「やっぱり強かったのか!!」と見る者に納得させてしまった、良馬場発表のジャパンカップでは最大着差となる4馬身差の快勝でした。うーん、4ばっかり^^;
母仔で3回目となる、黒い帽子でのGI勝利。そう、シーザリオの優駿牝馬、エピファネイアの菊花賞、ジャパンカップと、この母仔はJRAGIはすべて黒い帽子で制しているのです。ちなみに、シーザリオはフラワーCも2枠2番で勝っていますし、エピファネイアはデビュー戦を2枠2番で勝っています。まま、たまたまですけれど^^;
ともあれ、エピファネイア。強い馬が復活の狼煙を上げて挑む次の戦いは、暮れの大一番、有馬記念(GI)。「母仔クラシック制覇」と「母仔府中芝2400mGI制覇」は遂げました。となれば、後は「父仔グランプリ制覇」でしょうか。父シンボリクリスエスが最も強かった舞台は中山芝2500mでした。秋冬に良さを見せるKris S.系、そして非根幹距離に強いRoberto系。
エピファネイア、次走も楽しみにしています。
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。