日曜日と土曜日の重賞の結果(2005/09/11と2005/09/10分)。

第50回京成杯AH(GIII)。

1着マイネルモルゲン(2000.5.26)。1番人気は若いNHKマイルC(GI)3着馬でしたが、1着は古いNHKマイルC3着馬でした。逃げ粘る2着馬を最後の最後に捕らえた脚はサスガ。これで中山のマイル重賞は[3-0-0-2]です。中山マイル戦でもオープン特別では勝てないのに、重賞になると勝負強いですね。後は他のコースで重賞を勝ちたいですね。

2着ニシノシタン(2000.5.14)。最内であわや逃げ切りかという良い走りっぷりでした。今日の中山の新馬戦ではサクラバクシンオー(1989.4.14)の仔が連勝しましたが、メーンレースでもバクシンオーの仔、頑張りました。これで中山マイル戦は[3-1-2-1]となりました。あと、レースとは関係のない感想ですが、改めて確認すると、彼は額の流星がかっこいいですね。

第19回セントウルS(GIII)。

1着ゴールデンキャスト(2000.3.1)。全成績を見直すと、今日のセントウルS勝ちを含めて、阪神の芝1400m以下では[3-0-0-0]。少し前にJRAが短距離のGI新設を検討しているという情報が一部マスコミで流れましたが、最有力の使用コースが阪神芝1400mとのこと。得意条件が限定されているゴールデンキャスト、出走すれば連軸確定?まま、ちょっと遠い未来のお話はさておき、昨年は重馬場に脚を取られたスプリンターズS(GI)、果たして今年はどのような成績を残してくれるのでしょうか。

2着ホーマンテキーラ(2002.2.9)。ありゃりゃ、西の重賞でも2着はバクシンオーの仔でしたね。ギャラントアロー(2000.4.29)のテンを叩いてスローペースに落とし込み、逃げ粘らせた武豊騎手はさすが。父の事を思うと、この3歳秋というよりも、来年以降かもしれません。将来が楽しみなスプリンターです。

第56回朝日チャレンジカップ(GIII)。

1着ワンモアチャッター(2000.5.11)。5月の小牧特別における中京芝2000mのコースレコード勝ちから、目を見張る進撃を見せています。平坦コース得意の牝系ですが、坂のあるコースをこなした事に意味がありますね。速い時計もありますし、中距離戦では古馬の安定勢力に成り得る充実ぶりです。秋の一連のレースでも見守りたい1頭です。

2着エリモハリアー(2000.3.21)。2番人気を背負った札幌記念(GII)では6着で、 6番人気のここで2着でした。人気と着順があべこべ(笑)。せん馬だけに走り続けざるを得ないのですが、短い期間に続けて使われているだけに、この後のケアが大切ですね。

という訳で、秋競馬開幕週の3重賞を回顧してみました。日曜日の東西の重賞は、共に昨年の覇者が連覇を飾りました。条件が合うレースで再度良いところを見せてくれた、という感じです。また、3重賞を振り返ると、朝日CCは1着から3着、京成杯AHは1、2着、セントウルSは1着と、現5歳の2000年生まれ世代の活躍が目立ちました。世代のレベルについて、若干「?」が巷間で流れていましたけれど、徐々に巻き返しつつあるというところでしょうか。世代の旗手ゼンノロブロイ(2000.3.27)と共に、今秋の更なる活躍を期待しましょう。

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