第54回京成杯AH(GIII)の勝ち馬。

ザレマ 牝 栗毛 2004.3.21生 千歳・社台ファーム生産 馬主・吉田照哉氏 栗東・音無秀孝厩舎

ザレマ(2004.3.21)の4代血統表
ダンスインザダーク[A]
鹿毛 1993.6.5
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ダンシングキイ
鹿毛 1983.5.21
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24 ♀
Key Partner
鹿毛 1976.3.26
Key to the Mint 1969.3.9
Native Partner 1966.4.5
シェンク
鹿毛 1996.5.2
仔受胎時活性値:1.75
Zafonic[x]
鹿毛 1990.4.1
種付け時活性値:1.25
Gone West
鹿毛 1984.3.10
Mr. Prospector 1970.1.28
Secrettame 1978.3.15
Zaizafon
栗毛 1982.1.18
The Minstrel 1974.3.11
Mofida 1974.3.21
Buckwig
黒鹿毛 1984.5.3
仔受胎時活性値:0.75
Buckfinder[y]
黒鹿毛 1974.4.9
種付け時活性値:0.25
Buckpasser 1963.4.28
Shenanigans 1963.3.17
Dickie Ludwig
鹿毛 1976.4.14
仔受胎時活性値:1.75
T.V. Commercial[A]
栗毛 1965.3.2
種付け時活性値:0.50
Coppahaunk
鹿毛 1959.4.10
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5、Raise a Native5×5>

ザレマ(2004.3.21)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Zafonic
(Zaizafon)
6.25 or 4.25 半兄マルカシェンク
(No.4-M)
4番仔
(4連産目)
第54回京成杯AH(GIII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 3 ザレマ 牝5 54 内田博幸 1:32.1    35.2 526
[-12]
音無秀孝 2
2 7 アップドラフト せん7 53 吉田豊 1:32.3 1 1/2 35.1 488
[-12]
安田隆行 14
3 14 マイネルスケルツィ 牡6 56 石橋脩 1:32.4 1/2 35.5 516
[-6]
稲葉隆一 3
4 1 ケイアイライジン 牡3 54 柴田善臣 1:32.4 クビ 34.5 488
[-2]
尾形充弘 4
5 10 サイレントプライド 牡6 58 横山典弘 1:32.4 ハナ 35.5 482
[-10]
国枝栄 7
第54回京成杯AH(GIII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.7-10.5-10.9-11.2-11.5-11.6-11.8-11.9
上り 4F 46.8-3F 35.3

デビュー当時から期待されていた良血の素質馬が満5歳の秋にようやく初の重賞制覇を遂げました。ザレマ、出走16頭中唯1頭の出走となった5歳牝馬。レースの10分前に行われたセントウルS(GII)の結果と併せて、2004年生まれ世代の牝馬の強力さを改めてアピールする1分32秒1の快時計勝ちでした。

では、以下にザレマのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、図中の重賞格付けはいずれも各馬が出走した当時のものです。

Dickie Ludwig 1976.4.14 米1勝
|Buckwig 1984.5.3 伊10勝 バグッタ賞(GIII) ブオンタレンタ賞(GIII)
||シェンク 1996.5.2 伊仏3勝 伊1000ギニー(GII)
|||マルカシェンク 2003.3.19 現役 デイリー杯2歳S(GII) 関屋記念(GIII)ほか
|||ザレマ 2004.3.21 (本馬) 京成杯AH(GIII) ターコイズS(OP) 忘れな草賞(OP)ほか

半兄マルカシェンク、母がイタリアのクラシックホース、祖母がイタリアのGIII勝ち馬と筋が通った牝系です。イタリアの馬場での活躍馬を導入される社台さんの慧眼を思います。

開花は遅れましたけれど、もしかしたら、ザレマの舞台はこれからが本番なのかも知れません。ターフに映える美しい栗毛と「黄、黒縦縞、赤袖」の勝負服。さらなるステップが踏めるのか、2009年の秋。重賞勝ち馬となって挑む5歳牝馬ザレマの走りに注目したいと思います。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

コメント

  1. なりあがり奮闘記 より:

    なりあがり奮闘記

    競馬投資研究

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