第11回中山グランドジャンプ(J・GI)の勝ち馬。

スプリングゲント 牡 鹿毛 2000.4.30生 様似・堀弘康氏生産 馬主・加藤春夫氏 栗東・野村彰彦厩舎

スプリングゲント(2000.4.30)の4代血統表
オペラハウス[A●]
鹿毛 1988.2.24
種付け時活性値:0.75
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Fairy Bridge
鹿毛 1975.5.4
Bold Reason 1968.4.8
Special 1969.3.28
Colorspin
鹿毛 1983.3.16
High Top
黒鹿毛 1969
Derring-Do 1961
Camenae 1961
Reprocolor
栗毛 1976.5.14
Jimmy Reppin 1965
Blue Queen 1967
スプリングマドンナ
鹿毛 1994.4.23
仔受胎時活性値:1.25
ニッポーテイオー[A]
鹿毛 1983.4.21
種付け時活性値:0.50
リィフォー
黒鹿毛 1975.4.1
Lyphard 1969.5.10
Klaizia 1965.5.17
チヨダマサコ
鹿毛 1977.4.3
ラバージョン 1971.2.23
ミスオーハヤブサ 1973.3.11
ハイランドファンタジー
鹿毛 1989.1.14
仔受胎時活性値:1.00
Alleged[B]
鹿毛 1974.5.4
種付け時活性値:1.50
Hoist the Flag 1968.3.31
Princess Pout 1966.3.29
シアーファンタジー
鹿毛 1978.3.1
仔受胎時活性値:0.50
Damascus[G]
鹿毛 1964.4.14
種付け時活性値:1.25
Bold Bikini
鹿毛 1969.4.11
仔受胎時活性値:2.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×5、Damascus5×4(母方)>

スプリングゲント(2000.4.30)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Alleged 4.75 Law Societyと同牝系
(No.5-E)
2番仔
(2連産目)
第11回中山グランドジャンプ(J・GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 1F
平均
馬体重
[前走比]
調教師
1 13 スプリングゲント 牡9 63.5 白浜雄造 4:49.1    13.6 510
[-6]
野村彰彦 2
2 10 キングジョイ 牡7 63.5 高田潤 4:49.1 クビ 13.6 508
[0]
増本豊 1
3 8 オープンガーデン 牡5 63.5 江田勇亮 4:51.9 大差 13.7 484
[-2]
郷原洋行 8
4 14 クルワザード 牡7 63.5 北沢伸也 4:53.4 9 13.8 460
[+4]
作田誠二 12
5 7 (地)ドールリヴィエール 牡5 63.5 黒岩悠 4:53.6 1 1/4 13.8 490
[-2]
吉岡八郎 9

では、以下にスプリングゲントの簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、図内の重賞格付けはいずれも各馬が出走した当時のものです。

Bold Bikini 1969.4.11 米6勝
|Strike Your Colors 1976.3.16 米3勝 ブリーダーズフューチュリティS(GII)ほか
|Cerada Ridge 1977.2.21 米7勝 アシュランドS(GII)2着
|シアーファンタジー 1978.3.1 米4勝
||Fantasy Cat 1984.4.20 米5勝
|||Leave a Legacy 1995.3.14 米8勝 アークラテックスH(GIII)2着
||Ashshama 1985.3.27 英1勝
|||Subya 1992.1.22 英愛独5勝 ロックフェルS(英GIII)2着
||ハイランドファンタジー 1989.1.14 英0勝
|||スプリングマドンナ 1994.4.23 中央2勝
||||スプリングゲント 2000.4.30 (本馬) 中山グランドジャンプ(J・GI)ほか
||Shine Share 1990.3.15 独2勝 独GIII3着2回
|Instinctive Move 1981.1.30 米1勝
||Feminine Wiles 1989.4.29 英米仏伊2勝 サンチャリオットS(英GII)2着ほか
|Law Society 1982.2.16 愛英5勝 愛ダービー(GI) 愛ナショナルS(GII)ほか
|Alfarazdq 1983.2.16 豪英3勝 VRCクイーンエリザベスS(豪GII)2着
|Legal Bid 1984.1.29 英3勝 ダービートライアルS(GIII)ほか
|ショーガール 1992.5.2 不出走
||ショコット 1997.3.31 中央5勝 ターコイズS(OP)ほかGIII3着2回

4代母がBold Bikiniということで、近親にLaw Societyがいますね。中長距離重賞の活躍馬が見えるのはサスガ。

2番人気の9歳馬と1番人気の7歳馬の一騎打ち。びっちり叩き合った結果は、わずかに内、スプリングゲントがクビだけ粘り切ったところがゴールでした。今回は音声はありませんけれど、私ことオオハシ、ゴール前は確かに叫んでおりました(^_^.)

2006年にジャンプレース6連勝を飾りながら屈腱炎を発症して休養を余儀なくされたスプリングゲント。実に2年5ヶ月ぶりとなった勝利は、自身初のJ・GI制覇、そして鞍上の白浜雄造騎手にジャンプ重賞16勝目というJRA新記録をプレゼントしました。尊ぶべきはスプリングゲント自身の肉体と精神、敬うべきは彼の力を信じて復活にこぎつけたオーナーと厩舎陣営。ただただ、おめでとうございました。

また、1、2着両馬の叩き合いが見事ならば、中山芝4250mの難コースにおいて、出走15頭が1頭の落馬もなく完走したところも見事でした。見応えのある素晴らしい一戦、馬と騎手の懸命さが真に見えたのか、テレビから場内の皆さんの心からの拍手が聞こえてきたように思いました。

良いものを見させて頂きました。本当にありがとうございました。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。そして競馬を愛する人すべてが幸せでありますように。

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