第83回東京優駿(GI)の勝ち馬。

マカヒキ 牡 鹿毛 2013.1.28生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・金子真人ホールディングス株式会社 栗東・友道康夫厩舎

マカヒキ(2013.1.28)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
▲Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
ウィキウィキ
鹿毛 2004.2.10
仔受胎時活性値:2.00
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.75
Deputy Minister
鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
リアルナンバー(ARG)
青鹿毛 1997.9.11
仔受胎時活性値:1.375
Rainbow Corner(GB)
鹿毛 1989.2.21
種付け時活性値:1.875
Rainbow Quest 1981.5.15
Kingscote 1983.4.12
Numeraria(ARG)
青毛 1989.10.19
仔受胎時活性値:1.75
サザンヘイロー(USA)
鹿毛 1983.2.9
種付け時活性値:1.375
Numismatica(ARG)
鹿毛 1983
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Halo3×5、Northern Dancer5×5>

マカヒキ(2013.1.28)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
Rainbow Corner
(Red God系)
サザンヘイロー
(Halo系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Rainbow Corner
(Runaway Bride)
6.375 全姉ウリウリ
(No.1-m)
5番仔
(5連産目)

*

第83回東京優駿(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 3 マカヒキ 牡3 57 川田将雅 2:24.0    33.3 502
[+4]
友道康夫 3
2 8 サトノダイヤモンド 牡3 57 C.ルメール 2:24.0 ハナ 33.4 500
[-4]
池江泰寿 2
3 1 ディーマジェスティ 牡3 57 蛯名正義 2:24.1 1/2 33.3 472
[-4]
二ノ宮敬宇 1
4 5 エアスピネル 牡3 57 武豊 2:24.4 2 34.0 476
[-4]
笹田和秀 7
5 12 リオンディーズ 牡3 57 M.デムーロ 2:24.5 1/2 33.2 496
[-4]
角居勝彦 4

終わってみれば、第76回皐月賞(GI)の上位5頭。ハイレベルで拮抗したその実力のぶつかり合い、この最高の舞台で勝利を収穫したのは、マカヒキ。前走皐月賞同様の後方一気の競馬では間に合わないと見られたのか、東京優駿では「ダービーポジション」と言われる10番手以内、7~8番手の内側を終始追走。折り合いに難がまったく無いマカヒキ、この精神力の強さが直線の追い比べでも活き、外から馬体を合わせに来たサトノダイヤモンド(2013.1.30)に、決勝点では「ハナ」だけ先んじてゴールしていました。恐らくは東京優駿史上初の1月生まれ馬どうしの1着2着、そして上位3頭はやはりディープインパクト産駒という結末でした。

マカヒキの生産者であるノーザンファームは、今回の東京優駿でも18頭中10頭出走という「生産界の巨人」ぶりを見せ付けました。旧来の社台ファーム早来時代から数えると、キングカメハメハ(2001.3.20)、ディープインパクト(2002.3.25)、ロジユニヴァース(2006.3.11)、ドゥラメンテ(2012.3.22)に続いて8頭目の東京優駿勝ち馬。馬主の金子真人ホールディングス株式会社は、金子オーナーの個人名義だったキングカメハメハ、ディープインパクトに続いて3頭目の東京優駿勝ち馬。管理される友道康夫調教師、鞍上の川田将雅騎手は共に東京優駿初制覇でした。それぞれにおめでとうございました。

テレビの共同勝利騎手インタビューでも「凱旋門賞」の単語が出ていた、マカヒキ。今年2016年はシャンティイ芝2400mで行われる予定ですが、先日のエイシンヒカリ(2011.5.3)のイスパーン賞(仏GI)勝利を見ても、楽しみが多い舞台ではないでしょうか。戦い終えた今は「まずは無事に」と願うばかりですけれど、父ディープインパクトの忘れ物を取りに、その息子マカヒキが仏国で走る姿も楽しみにしたいものです。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

おまけ。第83回東京優駿の決勝点前後のオオハシさん。

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コメント

  1. ゴリ より:

    血統表だけみると、リオンディーズの配合が一番いいと思うんですけどねぇ…
    空港牧場の場長さんが、アルゼンチンの遠い血統との配合、ということをコメントしていたので、
    やはり、そこがポイントなんですかね。

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