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2016年3月

2016年3月29日 (火)

2016年のクラシック候補生を確認する(牡馬編・其の八)。

2016年の3歳GIで覇を競う2013年生まれ世代の馬たちは、稀に見るハイレベルの様相を呈していますね。タイトルは「2016年のクラシック候補生を確認する」のままですが、距離の長短、芝ダートを問わず、3歳GIを狙う馬たちをじわじわとご案内して行こうと思います。

サウンドスカイ 牡 栗毛 2013.3.23生 新ひだか・フジワラフアーム生産 馬主・増田雄一氏 栗東・佐藤正雄厩舎

サウンドスカイ(2013.3.23)の4代血統表
ディープスカイ
栗毛 2005.4.24
種付け時活性値:1.75
アグネスタキオン
栗毛 1998.4.13
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
アグネスフローラ
鹿毛 1987.6.18
ロイヤルスキー 1974.5.24
アグネスレディー 1976.3.25
アビ
栗毛 1995.5.5
Chief's Crown
鹿毛 1982.4.7
Danzig 1977.2.12
Six Crowns 1976.4.21
Carmelized
鹿毛 1990.4.9
Key to the Mint 1969.3.9
Carmelize 1972.4.23
アンジェラスキッス
栗毛 2004.3.19
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Gone West
鹿毛 1984.3.10
種付け時活性値:0.75
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Secrettame
栗毛 1978.3.15
Secretariat 1970.3.30
Tamerett 1962.2.17
River Fairy
鹿毛 1996.1.16
仔受胎時活性値:1.75
Irish River
栗毛 1976.4.2
種付け時活性値:0.75
Riverman 1969
Irish Star 1960.2.9
Fairy Garden
鹿毛 1988.3.6
仔受胎時活性値:1.75
Lyphard
鹿毛 1969.5.10
種付け時活性値:0.50
Possible Mate
栗毛 1981.4.4
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5、Secretariat5×4>

サウンドスカイ(2013.3.23)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープスカイ
(Halo系)
Gone West
(Mr.Prospector系)
Irish River
(Never Bend系)
Lyphard
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープスカイ
(ロイヤルスキー)
7.00 or 5.00 曾祖母と高祖母が米GII勝ち馬
(No.4-r)
2番仔
(不受胎後)

2013年生まれ世代のダートの代表馬、サウンドスカイ。ダートに転じてから未勝利戦、なでしこ賞、兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)、そして全日本2歳優駿(JpnI)と負けなしの4戦4勝です。

サウンドスカイの最優性先祖である父ディープスカイは現役時代に中央5勝。その主な勝ち鞍に東京優駿(GI)、NHKマイルC(GI)、神戸新聞杯(GII)、毎日杯(GIII)と重賞4勝。近年のGI馬としては珍しく、初勝利が6戦目という遅咲きの馬でした。そんなディープスカイ、早世したアグネスタキオンの後継種牡馬として期待されましたが、サウンドスカイが3世代目にして初めての重賞勝ち馬です。ディープスカイの2014年、2015年の種付け頭数を見ると切なくなりますけれど、サウンドスカイの活躍がきっかけとなり、巻き返しを見せて欲しいものです。

*

シュウジ 牡 鹿毛 2013.3.16生 日高・浜本牧場生産 馬主・安原浩司氏 栗東・橋口弘次郎厩舎→須貝尚介厩舎

シュウジ(2013.3.16)の4代血統表

キンシャサノキセキ
鹿毛 2003.9.24
種付け時活性値:0.125
フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ミルレーサー
鹿毛 1983.5.20
Le Fabuleux 1961
Marston's Mill 1975.5.31
ケルトシャーン
鹿毛 1994.5.5
Pleasant Colony
黒鹿毛 1978.5.4
His Majesty 1968.4.15
Sun Colony 1968.2.25
Featherhill
鹿毛 1978.2.24
Lyphard 1969.5.10
Lady Berry 1970.4.13
カストリア
鹿毛 2001.3.23
仔受胎時活性値:0.75
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
種付け時活性値:0.50
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
More Silver
鹿毛 1994.4.9
仔受胎時活性値:1.50
Silver Hawk
鹿毛 1979.4.20
種付け時活性値:1.50
Roberto 1969.3.16
Gris Vitesse 1966.3.2
Dancing Lt.
黒鹿毛 1981.5.13
仔受胎時活性値:1.00
San Feliou
鹿毛 1976.2.26
種付け時活性値:1.00
Girl Lt.
鹿毛 1974.5.20
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason5×5、Lyphard4×5、Northern Dancer5×5>

シュウジ(2013.3.16)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キンシャサノキセキ
(Halo系)
Kingmambo
(Mr.Prospector系)
Silver Hawk
(Roberto系)
San Feliou
(Lyphard系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Silver Hawk
(Mat de Cocagne)
4.75 半兄ツルマルレオン
(No.3-j)
5番仔+
(3連産目)

シュウジ、2015年の小倉2歳S(GIII)では、サイモンゼーレ(2013.3.22)と共にキンシャサノキセキ産駒のワンツーフィニッシュを決めました。シュウジによる小倉2歳Sが、キンシャサノキセキ産駒初の中央重賞勝ちでもありました。そしてまた、半兄ツルマルレオン(2008.4.30)の北九州記念(GIII)勝ちに続く、小倉芝1200mの重賞制覇でもありました。

シュウジの最優性先祖である祖母父Silver Hawkは現役時代に英愛3勝。クレイヴァンS(英GIII)を勝ち、愛ダービー(GI)2着、ロイヤルロッジS(英GII)2着、英ダービー(GI)3着があります。競走成績ではGIに一歩足らなかったSilver Hawkですが、真価は種牡馬として発揮されました。ご存知「栗毛の怪物」グラスワンダー(1995.2.18)、英ダービー馬Benny the Dip(1994.3.25)-サイレンススズカ(1994.5.1)の叔父-、ワールドレコードホルダーの触れ込みで知られたホークスター(1986.2.19)、種牡馬として導入されたムタファーウエク(1996.2.21)、シルヴァーエンディング(1987.4.5)、ホークアタック(1992.5.10)、トウカイトリック(2002.2.26)の母としても知られるズーナクア(1990.4.3)等産駒のGI勝ち馬は15頭を数え、その他にもシンコウカリド(1998.5.7)、シルヴァコクピット(1997.1.30)、ミラクルタイム(1995.3.7)等多数の重賞勝ち馬を送り込んだ名種牡馬となりました。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2016年3月27日 (日)

第46回高松宮記念(GI)の勝ち馬。

ビッグアーサー 牡 鹿毛 2011.3.18生 浦河・バンブー牧場生産 馬主・中辻明氏 栗東・藤岡健一厩舎

ビッグアーサー(2011.3.18)の4代血統表
サクラバクシンオー
栗毛 1989.4.14
種付け時活性値:1.25
サクラユタカオー
栗毛 1982.4.29
テスコボーイ
黒鹿毛 1963
Princely Gift 1951
Suncourt 1952
アンジェリカ
黒鹿毛 1970.3.29
ネヴァービート 1960
スターハイネス 1964.3.10
サクラハゴロモ
鹿毛 1984.4.13
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
クリアアンバー
黒鹿毛 1967.5.8
★Ambiopoise 1958.5.6
One Clear Call 1960.5.21
シヤボナ
鹿毛 2005.3.8
仔受胎時活性値:1.25
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
種付け時活性値:1.50
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
Relish
鹿毛 1999.3.24
仔受胎時活性値:1.25
Sadler's Wells
鹿毛 1981.4.11
種付け時活性値:0.25
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Reloy
鹿毛 1983.3.14
仔受胎時活性値:1.75
Liloy
黒鹿毛 1971.4.29
種付け時活性値:0.75
Rescousse
鹿毛 1969.2.18
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×4、Special5×5>

ビッグアーサー(2011.3.18)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サクラバクシンオー
(Princely Gift系)
Kingmambo
(Mr.Prospector系)
Sadler's Wells
(Northern Dancer系)
Liloy
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Kingmambo
(シヤボナ)
5.50 曾祖母が米GI2勝
(No.10-e)
2番仔
(2連産目)

*

第46回高松宮記念(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 ビッグアーサー 牡5 57 福永祐一 1:06.7 レコード 33.4 520
[-4]
藤岡健一 1
2 6 ミッキーアイル 牡5 57 松山弘平 1:06.8 3/4 33.8 490
[+2]
音無秀孝 2
3 8 アルビアーノ 牝4 55 C.ルメール 1:07.1 1 3/4 33.4 516
[+6]
木村哲也 3
4 10 アクティブミノル 牡4 57 藤岡康太 1:07.1 アタマ 33.6 482
[-2]
北出成人 16
5 13 エイシンブルズアイ 牡5 57 石橋脩 1:07.2 3/4 33.3 472
[-2]
野中賢二 5

終わってみれば「ファンはよく知っている」。この大一番で1番人気に推してくれたファンに応えたビッグアーサー。重賞初制覇がGIレース、合わせて1分6秒7のコースレコード勝ち。生産のバンブー牧場はティコティコタック(1997.3.11)による2000年の秋華賞(GI)以来の中央GI勝利、中辻明オーナーと藤岡健一調教師は中央GI初勝利、テン乗りとなった福永祐一騎手はジャスタウェイ(2009.3.8)による2013年の天皇賞・秋(GI)以来の中央GI勝利となりました。ドバイの結果もあり、福永騎手にとっては、意地の一番であったようにも思います。皆さん、おめでとうございました。

ビッグアーサーの高松宮記念勝利により、父サクラバクシンオーは産駒が15年連続中央重賞勝利を遂げたことになります。もはや日本のドメスティックブラッドと言っても良いであろう、直父系Princely Gift系。非サンデーサイレンス(1986.3.25)でもあり、現代の生産現場にマッチした血でもあるビッグアーサー。気の早いお話ですが、日本に根付いた快速の血を、次代に継承してくれることを祈ります。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2016年のドバイワールドカップデーの勝ち馬2騎。

●ドバイターフ(G1)

リアルスティール 牡 鹿毛 2012.3.1生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・矢作芳人厩舎

リアルスティール(2012.3.1)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
ラヴズオンリーミー
鹿毛 2006.2.19
仔受胎時活性値:1.25
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
種付け時活性値:1.50
Storm Bird
鹿毛 1978.4.19
Northern Dancer 1961.5.27
South Ocean 1967.4.8
Terlingua
栗毛 1976.2.7
Secretariat 1970.3.30
Crimson Saint 1969.3.15
Monevassia
鹿毛 1994.5.22
仔受胎時活性値:0.75
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
種付け時活性値:1.75
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
仔受胎時活性値:0.25
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:1.50
Pasadoble
鹿毛 1979.4.1
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4×5>

リアルスティール(2012.3.1)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Storm Cat
(Storm Bird系)
Mr.Prospector
(Raise a Native系)
Nureyev
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Mr.Prospector
(Count Fleet)
3.25 曾祖母がGI10勝
(No.20)
3番仔
(3連産目)

「左回りの芝1800m」での勝ち味を覚えていたのでしょうか、リアルスティール。世界の強豪が集まるドバイの地で、2015年の共同通信杯(GIII)以来となる勝利と共に、GI初制覇を遂げました。ドバイの夜空に輝いた鹿毛のひとつ星、リアルスティール。その能力が超一線級であることを、改めて世に知らしめました。

*

●UAEダービー(G2)

ラニ 牡 芦毛 2013.2.22生 米国・North Hills Co. Limited生産 馬主・前田葉子氏 栗東・松永幹夫厩舎

ラニ(2013.2.22)の4代血統表
Tapit
芦毛 2001.2.27
種付け時活性値:0.75
Pulpit
鹿毛 1994.2.15
A.P.Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew 1974.2.15
Weekend Surprise 1980.4.8
Preach
鹿毛 1989.3.26
Mr.Prospector 1970.1.28
Narrate 1980.4.6
Tap Your Heels
芦毛 1996.2.16
★Unbridled
鹿毛 1987.3.5
Fappiano 1977.5.19
Gana Facil 1981.2.9
Ruby Slippers
芦毛 1982.3.18
Nijinsky 1967.2.21
Moon Glitter 1972.3.30
ヘヴンリーロマンス
鹿毛 2000.3.5
仔受胎時活性値:1.00
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ファーストアクト
鹿毛 1986.5.16
仔受胎時活性値:1.25
Sadler's Wells
鹿毛 1981.4.11
種付け時活性値:1.00
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Arkadina
鹿毛 1969.3.21
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
★Ribot
鹿毛 1952.2.27
種付け時活性値:0.00
Natashka
黒鹿毛 1963.5.6
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector4×5、Northern Dancer5×4>

ラニ(2013.2.22)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Tapit
(Seattle Slew系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
Sadler's Wells
(Northern Dancer系)
Ribot
(Tenerani系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サンデーサイレンス 5.50 or 3.50 母が天皇賞・秋の勝ち馬
(No.13-c)
6番仔
(前年産駒なし後?)

ラニ、スタート直後に躓き加減になったものの、バックストレッチから盛り返して行き、最終コーナーでは3番手。先に行ったユウチェンジ(2013.5.1)の見事な粘りを最後に交わし、Polar River(2013.2.9)の追撃も抑えました。ラニ、UAEダービーを制して臨む先は、ケンタッキーダービー(米GI)の模様。夢が広がります。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2016年3月26日 (土)

2016年のクラシック候補生を確認する(牡馬編・其の七)。

2016年の3歳GIで覇を競う2013年生まれ世代の馬たちは、稀に見るハイレベルの様相を呈していますね。タイトルは「2016年のクラシック候補生を確認する」のままですが、距離の長短、芝ダートを問わず、3歳GIを狙う馬たちをじわじわとご案内して行こうと思います。

レインボーライン 牡 鹿毛 2013.4.1生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・三田昌宏氏 栗東・浅見秀一厩舎

レインボーライン(2013.4.1)の4代血統表
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
ディクタス
栗毛 1967.4.11
Sanctus 1960.2.28
Doronic 1960.3.25
ダイナサッシュ
鹿毛 1979.3.16
ノーザンテースト 1971.3.15
ロイヤルサッシュ 1966
レーゲンボーゲン
栗毛 2002.4.7
仔受胎時活性値:0.50
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.25
Deputy Minister
鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
レインボーファスト
栗毛 1992.4.17
仔受胎時活性値:0.25
レインボーアンバー
栗毛 1986.3.17
種付け時活性値:1.25
★アンバーシャダイ 1977.3.10
イーデンブルース 1974.4.26
レインボーローズ
鹿毛 1979.4.5
仔受胎時活性値:1.00
★ファーストファミリー
栗毛 1962.2.24
種付け時活性値:0.00
プティットアミ
黒鹿毛 1961.4.29
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:ノーザンテースト4×5、Northern Dancer5×5>

レインボーライン(2013.4.1)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ステイゴールド
(Halo系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
レインボーアンバー
(ノーザンテースト系)
★ファーストファミリー
(Royal Charger系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
レインボーアンバー 2.00 半姉アニメイトバイオ
(No.19)
7番仔
(7連産目)

1着から5着まで同タイムという大混戦となった2016年のアーリントンC(GIII)を制したのは、レインボーライン。出走14頭中最軽量の438kgの小柄な牡馬が、根性比べの阪神芝マイル戦を、レース史上3位となる1分34秒1で見事に勝ち切りました。

レインボーラインの最優性先祖であるレインボーアンバーは中央3勝。弥生賞(GII)を勝ち、菊花賞(GI)2着、共同通信杯4歳S(現共同通信杯、GIII)2着があります。中島理論的にはその父アンバーシャダイが満8歳時の0交配を受けたレインボーアンバー。そんな彼が制した1989年の弥生賞は、泥田のような馬場で行われたレースで、先行2番手から抜け出して、2着ワンダーナルビー(1986.4.4)に1秒7差を着けての大差勝ちでした。レインボーアンバー、GI勝ち馬ではない内国産馬にはなかなかに厳しい時世で種牡馬入りしたこともあり、1991年から1995年の供用5年間の種付け総数35頭、生産総数26頭、血統登録総数25頭ではありました。それでも、初年度産駒であるレインボーファスト、すなわちセキテイリュウオー(1989.4.30)の半妹が牝系に入って良さを見せ、仔のエースインザレース(2000.2.9)が兵庫ジュニアグランプリ(JpnIII)勝ち、孫のアニメイトバイオ(2007.1.30)がローズS(GII)勝ち、レインボーラインがアーリントンC勝ち、ホーマンフリップ(2008.1.13)がファンタジーS2着と活躍を見せています。

*

ロジクライ 牡 黒鹿毛 2013.2.22生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・久米田正明氏 栗東・須貝尚介厩舎

ロジクライ(2013.2.22)の4代血統表
ハーツクライ
鹿毛 2001.4.15
種付け時活性値:0.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
アイリッシュダンス
鹿毛 1990.3.26
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ビューパーダンス
黒鹿毛 1983.2.26
Lyphard 1969.5.10
My Bupers 1967.6.1
ドリームモーメント
鹿毛 2005.3.14
仔受胎時活性値:1.75
Machiavellian
黒鹿毛 1987.1.31
種付け時活性値:0.25
★Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Coup de Folie
鹿毛 1982.4.2
Halo 1969.2.7
Raise the Standard 1978.3.31
Dream Ticket
鹿毛 1992.4.17
仔受胎時活性値:1.00
Danzig
鹿毛 1977.2.12
種付け時活性値:1.50
Northern Dancer 1961.5.27
Pas de Nom 1968.1.27
Capo di Monte
鹿毛 1982.4.18
仔受胎時活性値:0.25
Final Straw
栗毛 1977.3.4
種付け時活性値:1.00
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Halo3×4、Northern Dancer5×4、Natalma5×5>

ロジクライ(2013.2.22)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ハーツクライ
(Halo系)
Machiavellian
(Mr.Prospector系)
Danzig
(Northern Dancer系)
Final Straw
(Thatch系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Danzig 4.00 曾祖母が米GIII勝ち馬
(No.2-f)
2番仔
(4連産目)

上述のレインボーラインが制した2015年の千両賞では、1番人気で4着だったロジクライ。負けて泣いた悔しさを、2016年の初戦となったシンザン記念(GIII)で晴らしました。ロジクライ、8番人気と人気は下げても着順は譲らず、2着ジュエラー(2013.1.17)の猛追を「クビ」だけ抑えて、京都芝外回りマイル戦を、レース史上3位となる1分34秒1で見事に勝ち切りました。

ロジクライの最優性先祖であるDanzigは米3戦3勝。ステークス勝ちのないマイナーな存在でしたが、種牡馬としてNorthern Dancerの有力後継馬の1頭となりました。代表産駒は多すぎますので、日本で調教された主な重賞勝ち馬を列挙しておきますと、ジュライカップ(英GI)とアベイ・ド・ロンシャン賞(仏GI)を制したアグネスワールド(1995.4.28)、阪神3歳牝馬S(現阪神JF、GI)を制したヤマニンパラダイス(1992.4.25)、AJC杯(GII)など重賞4勝のマグナーテン(1996.4.18)、セントウルS(当時GIII、現GII)と京成杯(GIII)を制したビコーペガサス(1991.2.8)、京成杯AH(GIII)とアーリントンCを制したステキシンスケクン(2003.3.10)、京都金杯(GIII)の勝ち馬ヒカリサーメット(1994.5.18)等がいます。また、日本で供用されたDanzig直仔の種牡馬としては、ポリッシュネイビー(1984.5.14)、デインヒル(1986.3.26)、シャーディー(1986.5.20)、アジュディケーティング(1987.4.29)、ポリッシュパトリオット(1988.3.24)、ハードスパン(2004.5.10)等がいます。いま思えば、1996年の1年だけではありますが、デインヒルをよくリースしてくれたものですね^_^;

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2016年3月22日 (火)

2016年のクラシック候補生を確認する(牡馬編・其の六)。

2016年の3歳GIで覇を競う2013年生まれ世代の馬たちは、稀に見るハイレベルの様相を呈していますね。タイトルは「2016年のクラシック候補生を確認する」のままですが、距離の長短、芝ダートを問わず、3歳GIを狙う馬たちをじわじわとご案内して行こうと思います。

ボールライトニング 牡 栗毛 2013.4.21生 栃木・恵比寿興業株式会社那須野牧場生産 馬主・(株)グリーンファーム 栗東・宮本博厩舎

ボールライトニング(2013.4.21)の4代血統表
ダイワメジャー
栗毛 2001.4.8
種付け時活性値:0.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
スカーレットブーケ
栗毛 1988.4.11
★ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
スカーレットインク
栗毛 1971.5.5
Crimson Satan 1959.5.4
Consentida 1962.4.6
デフィニット
鹿毛 1997.4.18
仔受胎時活性値:1.75
デヒア
鹿毛 1991.4.13
種付け時活性値:1.25
Deputy Minister
鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Sister Dot
鹿毛 1985.2.11
Secretariat 1970.3.30
Sword Game 1976.3.5
Hiroo Garden
鹿毛 1991.3.5
仔受胎時活性値:1.25
Caerleon
鹿毛 1980.3.27
種付け時活性値:0.50
Nijinsky 1967.2.21
Foreseer 1969.4.12
Sweeping
鹿毛 1986.4.25
仔受胎時活性値:1.00
インデエアンキング
黒鹿毛 1978.4.11
種付け時活性値:1.75
Glancing
鹿毛 1979.2.6
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×5>

ボールライトニング(2013.4.21)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ダイワメジャー
(Halo系)
デヒア
(Deputy Minister系)
Caerleon
(Nijinsky系)
インデエアンキング
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
インデエアンキング 5.50 半姉デグラーティア
(No.4-k)
7番仔
(2連産目)

2015年の京王杯2歳S(GII)を制したのは、ボールライトニング。「サスガに栃木の名門である那須野牧場」というところでしょうか。ボールライトニング、半姉デグラーティア(2006.4.4)に続いての2歳重賞勝ちとなりました。思えばデグラーティアの小倉2歳S(GIII)が、浜中俊騎手の重賞初勝利でした。そんなデグラーティアとコウエイハート(2006.4.13)がワンツーだった2008年の小倉2歳Sは、栃木県産1着、鹿児島県産2着という、JRA重賞では非常に珍しい決着でした。おっと、お姉さんの思い出がよぎりましたが、ボールライトニングは新馬戦から返す刀で挑んだGIIを連勝というエリート街道に乗ったのですから、頑張ってもらわないといけませんね。

ボールライトニングの最優性先祖である曾祖母父インデエアンキングは、、、まずは「何故『インディアンキング』ではないのか」と、いつもカタカナ馬名にツッコミを入れられることでおなじみの種牡馬ですが、現役時代に英仏8勝を挙げ、スプリントC(英GII)、ダイアデムS(英GIII)、コーク&オラリーS(英GIII)、パレロワイヤル賞(仏GIII)と重賞4勝の短距離馬でした。恐らく、ロイヤルスキー(1974.5.24)の活躍に触発されての、Raja Baba(1968.4.5)産駒導入だったのでしょうけれど、インデエアンキングは日本での種牡馬供用3年目となる1991年春に急逝してしまいました。海外供用時の主な産駒には、ホルステントロフィー(独GIII)2着のViceroy(1987.2.27)、モイグレアスタッドS(愛GI)3着のIndian Lily(1984.3.26)、伊2000ギニー(当時GI、現GIII)3着のWar Brave(1984.3.27)等がいます。なお、最後のWar Braveは、母父ダンサーズイメージ(1965.4.10)です。

*

トウショウドラフタ 牡 栗毛 2013.3.6生 新ひだか・トウショウ産業(株)トウショウ牧場生産 馬主・トウショウ産業(株) 美浦・萱野浩二厩舎

トウショウドラフタ(2013.3.6)の4代血統表
アンライバルド
鹿毛 2006.4.13
種付け時活性値:1.50
ネオユニヴァース
鹿毛 2000.5.21
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ポインテッドパス
栗毛 1984.4.27
Kris 1976.3.23
Silken Way 1973
バレークイーン
鹿毛 1988.4.16
Sadler's Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Sun Princess
鹿毛 1980.5.18
★イングリッシュプリンス 1971.5.8
Sunny Valley 1972.3.16
ウイッチトウショウ
鹿毛 2000.6.3
仔受胎時活性値:1.00
ジェイドロバリー
黒鹿毛 1987.3.14
種付け時活性値:1.00
★Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Number
鹿毛 1979.5.5
Nijinsky 1967.2.21
Special 1969.3.28 ♀
サマンサトウショウ
黒鹿毛 1985.4.8
仔受胎時活性値:1.50
トウショウボーイ
鹿毛 1973.4.15
種付け時活性値:0.75
テスコボーイ 1963
ソシアルバターフライ 1957.4.13
マーブルトウショウ
青鹿毛 1978.4.27
仔受胎時活性値:1.50
ダンディルート
鹿毛 1972.5.10
種付け時活性値:1.25
チャイナトウショウ
栗毛 1972.6.14
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5、Special5×4>

トウショウドラフタ(2013.3.6)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
アンライバルド
(Halo系)
ジェイドロバリー
(Mr.Prospctor系)
トウショウボーイ
(Princely Gift系)
ダンディルート
(Lutier系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
アンライバルド 5.25 祖母がGIII勝ち馬
(No.5-j セヴァイン系)
7番仔
(3連産目)

名血と名門の意地を見た感もあります。1400mの呼吸を知り尽くしているトウショウドラフタ、重賞4回目の挑戦となった2016年のファルコンS(GIII)を見事に差し切り、重賞初制覇を遂げました。これで1400m戦は[4-0-0-1]。あと1ハロン延びる本番ですが、3連勝と勢いに乗っている今ならば、と思わせてくれます。

トウショウドラフタの最優性先祖である父アンライバルドは、現役時代に中央4勝で、皐月賞(GI)、スプリングS(GII)、若駒S(OP)、そして伝説の新馬戦を制しています。2008年10月26日、第69回菊花賞(GI)当日の京都芝1800mの新馬戦。アンライバルド、リーチザクラウン(2006.2.5)ブエナビスタ(2006.3.14)スリーロールス(2006.4.26)、エーシンビートロン(2006.3.25)と、玉石混交となることも多い新馬戦において、掲示板に載った1着から5着までがいずれも重賞勝ち馬となり、うち4頭で5大クラシック全連対という恐ろしさ。空前にして絶後の新馬戦でした。

アンライバルド、競走成績が尻すぼみであっただけに、種牡馬として苦戦を強いられています。それでも初年度の血統登録頭数23頭から、中央重賞勝ち馬を輩出したのですから、サスガのポテンシャルです。半兄フサイチコンコルド(1993.2.11)&ミラクルアドマイヤ(1995.3.3)が、共に非根幹距離に強い仔を出したことが印象に残りますけれど、弟もやはり、というところでしょうか。

以下に3兄弟種牡馬の代表産駒について、勝ち鞍の距離内訳を示しておきます。

  1. フサイチコンコルド
    • ブルーコンコルド(2000.4.11)
      →全15勝の距離内訳:1200m3勝、1400m6勝、1600m5勝、2000m1勝
    • バランスオブゲーム(1999.4.22)
      →全8勝の距離内訳:1000m1勝1400m1勝1800m3勝、2000m1勝、2200m2勝
    • オースミハルカ(2000.4.2)
      →全6勝の距離内訳:1000m1勝1400m1勝、1600m1勝、1800m3勝
  2. ミラクルアドマイヤ
  3. アンライバルド
    • トウショウドラフタ
      →現時点の全4勝の距離内訳:1400m4勝

バランスオブゲームとカンパニーで決まった2006年の中山記念(GII)は、「サスガ、非根幹距離を得手にしている兄弟種牡馬」と思ったものでした。あと、「ハルちゃん」ことオースミハルカは、川島信二騎手とのコンビで芝2200mのエリザベス女王杯(GI)を、2004年と2005年の2年連続2着も印象に残りますね。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2016年3月19日 (土)

2016年のクラシック候補生を確認する(牡馬編・其の五)。

2016年の3歳GIで覇を競う2013年生まれ世代の馬たちは、稀に見るハイレベルの様相を呈していますね。タイトルは「2016年のクラシック候補生を確認する」のままですが、距離の長短、芝ダートを問わず、3歳GIを狙う馬たちをじわじわとご案内して行こうと思います。

スマートオーディン 牡 黒鹿毛 2013.2.20生 新冠・スカイビーチステーブル生産 馬主・大川徹氏 栗東・松田国英厩舎

スマートオーディン(2013.2.20)の4代血統表
ダノンシャンティ
黒鹿毛 2007.4.28
種付け時活性値:1.25
フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ミルレーサー
鹿毛 1983.5.20
Le Fabuleux 1961
Marston's Mill 1975.5.31
シャンソネット
鹿毛 2000.4.22
Mark of Esteem
鹿毛 1993.3.26
Darshaan 1981.4.18
Homage 1989.4.4
Glorious Song
鹿毛 1976.4.22
Halo 1969.2.7
Ballade 1972.3.10
レディアップステージ
鹿毛 1997.4.25
仔受胎時活性値:1.75

Alzao
黒鹿毛 1980.2.28
種付け時活性値:0.00
Lyphard
鹿毛 1969.5.10
Northern Dancer 1961.5.27
Goofed 1960.3.29
Lady Rebecca
鹿毛 1971.2.28
Sir Ivor 1965.5.5
Pocahontas 1955.2.19
She's The Tops
鹿毛 1988.1.23
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Shernazar
鹿毛 1981.5.1
種付け時活性値:1.50
Busted 1963
Sharmeen 1972.2.18
Troytops
栗毛 1981.3.8
仔受胎時活性値:1.50
Troy
鹿毛 1976.3.25
種付け時活性値:1.00
Topsy
栗毛 1976.3.12
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Halo4×4>

スマートオーディン(2013.2.20)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ダノンシャンティ
(Halo系)
★Alzao
(Lyphard系)
Shernazar
(Blenheim系)
Troy
(Fair Trial系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Shernazar
(レディアップステージ)
6.25 or 4.25 母が愛GII勝ち馬
(No.3-c)
8番仔+
(8連産目+)

2015年の東京スポーツ杯2歳S(GIII)を制したのは、スマートオーディン。若々しさを見せ付けた最後の直線でしたが、お父さんの切れ味の鋭さをそのまま受け継いで、上がり3ハロン32秒9という豪脚で府中芝1800mを勝ち切りました。

スマートオーディンの最優性先祖であるShernazarは、英愛仏5勝を挙げ、その主な勝ち鞍にジェフリーフリアS(英GII)、セプテンバーS(英GIII)があります。Shernazarは、その母Sharmeenということで、かの名馬Shergar(1978.3.3)の半弟ですね。Shergarは英愛6勝で英ダービー(GI)、愛ダービー(GI)、"キング・ジョージ"(英GI)、チェスターヴァーズ(英GIII)、クラシックトライアルS(英GIII)を制しています。特に英ダービーは10馬身差の大圧勝でした。閑話休題、Shernazarは種牡馬として伊ダービー(当時GI)の勝ち馬Houmayoun(1987.6.5)、ガネー賞(仏GI)の勝ち馬Kartajana(1987.6.17)、メイドインユアラップトロフィ(独GII)の勝ち馬Hushang(1990.4.16)、ミネルヴ賞(仏GIII)の勝ち馬Kassana(1994.5.26)、カラC(愛GIII)の勝ち馬Maridpour(1995.2.28)、クイーンズヴァース(英GIII)の勝ち馬Dalampour(1997.4.5)等を送り込みました。

*

ブレイブスマッシュ 牡 鹿毛 2013.3.22生 日高・エスティファーム生産 馬主・島川隆哉氏 美浦・小笠倫弘厩舎

ブレイブスマッシュ(2013.3.22)の4代血統表
トーセンファントム
黒鹿毛 2007.2.9
種付け時活性値:1.25
ネオユニヴァース
鹿毛 2000.5.21
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ポインテッドパス
栗毛 1984.4.27
Kris 1976.3.23
Silken Way 1973
バースデイローズ
栗毛 1995.3.2
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
エリザベスローズ
栗毛 1989.5.3
ノーザンテースト 1971.3.15
ノーベンバーローズ 1982.2.7
トーセンスマッシュ
栗毛 2004.2.29
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
トウカイテイオー
鹿毛 1988.4.20
種付け時活性値:1.75
シンボリルドルフ
鹿毛 1981.3.13
パーソロン 1960
スイートルナ 1972.5.4
トウカイナチュラル
鹿毛 1982.5.20
ナイスダンサー 1969.3.6
トウカイミドリ 1975.3.20
アナスミラビリス
鹿毛 1991.6.9
仔受胎時活性値:1.00
リアルシャダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:0.75
Roberto 1969.3.16
Desert Vixen 1970.4.19
スカーレットブルー
栗毛 1982.5.1
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.50
スカーレットインク
栗毛 1971.5.5
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason5×5、ノーザンテースト4×4、Northern Dancer5×5×5>

ブレイブスマッシュ(2013.3.22)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
トーセンファントム
(Halo系)
トウカイテイオー
(My Babu系)
リアルシャダイ
(Roberto系)
◆ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
トウカイテイオー 5.50 or 3.50 or 1.50 伯母トーセンジョウオー
(No.4-d)
5番仔
(5連産目)

「いちょうSは何処に行ったんや」と思ったのは私だけではないはずです。ともあれ、改めて新設重賞となった2015年のサウジアラビアロイヤルカップ。初回の勝ち馬はブレイブスマッシュ。その父トーセンファントムは、自家生産に燃える島川隆哉オーナーの期待に応えるべく、2年度種付け31頭の中から、見事に重賞勝ち馬を送り込みました。そんなトーセンファントムは、2009年のいちょうS(当時OP)の勝ち馬。名称は変われど、府中の2歳マイル戦で、父仔制覇を遂げたのでした。

ブレイブスマッシュの最優性先祖であるトウカイテイオーは中央9勝。その主な勝ち鞍に東京優駿(GI)、ジャパンカップ(GI)、有馬記念(GI)、皐月賞(GI)、大阪杯(GII)があります。そんな「熱血系の美男子」の代表産駒にはマイルCS(GI)の勝ち馬トウカイポイント(1996.5.18)、阪神JF(GI)の勝ち馬ヤマニンシュクル(2001.4.1)、かしわ記念(JpnI)の勝ち馬ストロングブラッド(1999.3.13)、愛知杯(GIII)の勝ち馬トウカイパルサー(1996.4.21)、マーメイドS(GIII)の勝ち馬タイキポーラ(1996.4.28)等がいます。また、ブレイブスマッシュは、トウカイテイオーを母父に持つ馬としては、2009年のフラワーC(GIII)を制したヴィーヴァヴォドカ(2006.1.27)以来、2頭目の中央重賞勝馬となりました。同じパーソロン系のメジロマックイーン(1987.4.3)が母父として大物を続出させたように、トウカイテイオーも、母父として輝きを見せて欲しいものです。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2016年3月16日 (水)

2016年のクラシック候補生を確認する(牡馬編・其の四)。

2016年のクラシックで覇を競う2013年生まれ世代の馬たちは、稀に見るハイレベルの様相を呈していますね。そんな訳でじわじわとご案内して行こうと思います。

ロードクエスト 牡 鹿毛 2013.3.6生 様似・様似堀牧場生産 馬主・(株)ロードホースクラブ 美浦・小島茂之厩舎

ロードクエスト(2013.3.6)の4代血統表
マツリダゴッホ
鹿毛 2003.3.15
種付け時活性値:0.25

サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ペイパーレイン
栗毛 1991.3.23
Bel Bolide
栗毛 1978.2.5
Bold Bidder 1962.3.22
Lady Graustark 1969.3.19
フローラルマジック
黒鹿毛 1985.4.20
▲Affirmed 1975.2.21
Rare Lady 1974.2.20
マツリダワルツ
鹿毛 2004.5.16
仔受胎時活性値:2.00
チーフベアハート
栗毛 1993.2.1
種付け時活性値:0.50
Chief's Crown
鹿毛 1982.4.7
Danzig 1977.2.12
Six Crowns 1976.4.21
Amelia Bearhart
栗毛 1983.5.17
Bold Hour 1964
Myrtlewood Lass 1972.3.7
ユキノワルツ
鹿毛 1993.5.20
仔受胎時活性値:0.50
リアルシャダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:1.25
Roberto 1969.3.16
Desert Vixen 1970.4.19
ダイナクレアー
黒鹿毛 1983.5.31
仔受胎時活性値:0.25
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.75
クレアーブリッジ
鹿毛 1967.4.16
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×5、Bold Ruler5×5、Northern Dancer5×5>

ロードクエスト(2013.3.6)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
マツリダゴッホ
(Halo系)
チーフベアハート
(Danzig系)
リアルシャダイ
(Roberto系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
リアルシャダイ
(Desert Vixen)
4.50 or 2.50 サクラチトセオーと同牝系
(No.13-c)
3番仔
(3連産目)

新馬戦で負かした相手がブレイブスマッシュ(2013.3.22)、新潟2歳S(GIII)で負かした相手がウインファビラス(2013.5.3)、ハートレー(2013.4.11)に敗れはしましたが2着に踏ん張ったホープフルS(GII)と、改めて振り返ればこの世代の一線級であることには違いありません。ロードクエスト、様似産のマツリダゴッホ産駒が探し求めるものは、GI大舞台の先にあるのでしょう。

マツリダゴッホの最優性先祖であるリアルシャダイは、現役時代に仏2勝。ドーヴィル大賞(仏GII)ではノーアテンション(1978.3.1)に勝ち、仏ダービー(GI)2着、凱旋門賞(仏GI)5着があります。吉田善哉氏の勝負服でジョン・カニントンJr.厩舎の所属ということでは、ノーザンテーストと同じですね。そのノーザンテーストが11年連続中央リーディングサイアーを遂げた後、12年目で牙城を崩したのが1993年のリアルシャダイでした。リアルシャダイの代表産駒にはライスシャワー(1989.3.5)、シャダイカグラ(1986.3.23)、イブキマイカグラ(1988.2.24)のGI勝ち馬3頭を始めとして、ステージチャンプ(1990.5.17)、ハギノリアルキング(1990.4.14)、ムッシュシェクル(1988.3.31)、オースミシャダイ(1986.5.29)、サンライズジェガー(1998.5.19)、サンライズフラッグ(1994.4.7)などなど、懐かしい名前が並びます。代表産駒の名前を並べると、やっぱり長距離砲という感じが致します。

*

アドマイヤエイカン 牡 鹿毛 2013.3.21生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・近藤利一氏 栗東・須貝尚介厩舎

アドマイヤエイカン(2013.3.21)の4代血統表
ハーツクライ
鹿毛 2001.4.15
種付け時活性値:0.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958
Cosmah 1953
Wishing Well
鹿毛 1975
Understanding 1963
Mountain Flower 1964
アイリッシュダンス
鹿毛 1990.3.26
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ビューパーダンス
黒鹿毛 1983.2.26
Lyphard 1969.5.10
My Bupers 1967.6.1
ペルヴィアンリリー
栗毛 2004.4.8
仔受胎時活性値:2.00
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.75
Deputy Minister
鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
ラスティックベル
黒鹿毛 1990.3.16
仔受胎時活性値:1.25
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
種付け時活性値:
Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Ragtime Girl
栗毛 1973.3.5
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Francis S.
栗毛 1957.4.13
種付け時活性値:1.75
Swinging Doll
栗毛 1967.5.7
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5、Raise a Native4×5>

アドマイヤエイカン(2013.3.21)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ハーツクライ
(Halo系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
Mr.Prospector
(Raise a Native系)
Francis S.
(Royal Charger系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Francis S. 6.50 or 4.50 従兄フサイチリシャール
(No.20-a)
3番仔
(2連産目)

函館の新馬から札幌2歳S(GIII)と洋芝の1800mを連勝してエリートコースに乗ったアドマイヤエイカン。3着に敗れた京都2歳S(GIII)以後のレースでは苦杯をなめていますが、伯母フサイチエアデール(1996.3.26)&従兄フサイチリシャール(2003.4.6)の母仔が3歳、4歳と齢重ねた時にも良さを見せてくれましたので、巻き返しに期待したいところです。

アドマイヤエイカンの最優性先祖であるFrancis S.は米8勝を挙げ、その主な勝ち鞍にウッドメモリアルS(現米GI)、ドワイヤーH(現ドワイヤーS、米GIII)、ベイショアH(現ベイショアS、米GIII)、ガヴァナーズGCがあります。代表産駒にはエイコーンS(現米GI)の勝ち馬Cathy Honey(1967.5.4)、ドンH(現米GI)の勝ち馬Francis U.(1963.4.8)、ニューヨークH等を勝ちFrancis S.産駒の稼ぎ頭となったSwinging Mood(1963.2.22)、ニューオリンズH(米GIII)の勝ち馬Combat Ready(1969.4.13)、スワニーリヴァーH(現スワニーリヴァーS、米GIII)の勝ち馬Sign of the Times(1967.5.16)などなど。Francis S.、日本に関わりが近いところでは、輸入種牡馬オジジアン(1983.3.17)の母父としても知られています。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2016年3月13日 (日)

2016年のクラシック候補生を確認する(牡馬編・其の参)。

2016年のクラシックで覇を競う2013年生まれ世代の馬たちは、稀に見るハイレベルの様相を呈していますね。そんな訳でじわじわとご案内して行こうと思います。

プロフェット 牡 鹿毛 2013.2.27生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・池江泰寿厩舎

プロフェット(2013.2.27)の4代血統表
ハービンジャー
鹿毛 2006.3.12
種付け時活性値:1.50
Dansili
鹿毛 1996.1.27
▲デインヒル
鹿毛 1986.3.26
★Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Hasili
鹿毛 1991.3.12
Kahyasi 1985.4.2
Kerali 1984.3.4
Penang Pearl
鹿毛 1996.3.11
Bering
栗毛 1983.3.20
Arctic Tern 1973
Beaune 1974.4.10
Guapa
鹿毛 1988.5.4
Shareef Dancer 1980.3.3
Sauceboat 1972
ジュモー
栗毛 2006.2.9
仔受胎時活性値:1.50
タニノギムレット
鹿毛 1999.5.4
種付け時活性値:1.50
ブライアンズタイム
黒鹿毛 1985.5.28
Roberto 1969.3.16
Kelley's Day 1977.5.11
タニノクリスタル
栗毛 1988.4.4
クリスタルパレス 1974.3.25
タニノシーバード 1972.4.27
ビスクドール
栗毛 1998.3.19
仔受胎時活性値:1.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.75
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
フェアリードール
栗毛 1991.2.13
仔受胎時活性値:1.50
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:1.25
Dream Deal
栗毛 1986.3.7
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5×5、Sea-Bird5×5、Hail to Reason5×5>

プロフェット(2013.2.27)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ハービンジャー
(Danzig系)
タニノギムレット
(Roberto系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
Nureyev
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ハービンジャー 5.75 トゥザヴィクトリーと同牝系
(No.9-f)
初仔

有限会社キャロットファームの「緑、白二本輪、白袖赤一本輪」の勝負服による、ワンツースリーフィニッシュとなりました、2016年の京成杯(GIII)。その3連星の先頭を駆けたのは、プロフェット。それは2015年のベルーフ(2012.1.21)に続く、池江泰寿厩舎所属のハービンジャー産駒による連覇でもありました。

プロフェットの最優性先祖である父ハービンジャーは、現役時代9戦6勝。その主な勝ち鞍に"キング・ジョージ"(英GI)、ハードウィックS(英GII)、オーモンドS(英GIII)、ジョンポーターS(英GIII)、ゴードンS(英GIII)と重賞5勝。勝った重賞はすべて12F以上という徹底ぶりです。特筆すべきは生涯唯一のGI勝ちとなった"キング・ジョージ"。テン乗りとなったオリビエ・ペリエ騎手を背に、アスコット12Fのコースレコードとなる2分26秒78、そして2着のケープブランコ(2007.4.20)に11馬身差というレース史上最大着差での大圧勝でした。

*

ドレッドノータス 牡 栗毛 2013.3.9生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・矢作芳人厩舎

ドレッドノータス(2013.3.9)の4代血統表
ハービンジャー
鹿毛 2006.3.12
種付け時活性値:1.50
Dansili
鹿毛 1996.1.27
▲デインヒル
鹿毛 1986.3.26
★Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Hasili
鹿毛 1991.3.12
Kahyasi 1985.4.2
Kerali 1984.3.4
Penang Pearl
鹿毛 1996.3.11
Bering
栗毛 1983.3.20
Arctic Tern 1973
Beaune 1974.4.10
Guapa
鹿毛 1988.5.4
Shareef Dancer 1980.3.3
Sauceboat 1972
ディアデラノビア
栗毛 2002.1.28
仔受胎時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.75
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ポトリザリス(ARG)
栗毛 1995.8.22
仔受胎時活性値:1.375
Potrillazo(ARG)
鹿毛 1982
種付け時活性値:1.00
Ahmad 1975
Azalee 1976
Chaldee(ARG)
栗毛 1978
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Banner Sport(USA)
栗毛 1970.3.12
種付け時活性値:1.875
Gevar(ARG)
栗毛 1971
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>

ドレッドノータス(2013.3.9)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ハービンジャー
(Danzig系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
Potrillazo
(Nasrullah系)
Banner Sport
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Banner Sport
(ポトリザリス)
5.375 or 3.375 母が重賞3勝の活躍馬
(No.2-u)
5番仔
(5連産目)

2015年の京都2歳S(GIII)を制してハービンジャー産駒初の2歳重賞勝ち馬となったのは、ドレッドノータス。新馬からGIII連勝はサスガに母ディアデラノビアの良血馬。そうして、武豊騎手はデイリー杯2歳S(GII)のエアスピネル(2013.2.10)、東京スポーツ杯2歳S(GIII)のスマートオーディン(2013.2.20)に続いての3週連続2歳重賞制覇となりました。3頭共にいずれ違わぬ素質馬ですが、ユタカさんの身はひとつ。そしてまた、立ちはだかるその他の同期生も強力馬ばかり。恐ろしい世代です。

ドレッドノータスの最優性先祖である曾祖母父Banner Sportは、米国で2勝、稼いだ賞金も8255ドルというマイナー種牡馬です。Banner Sportは、配合面では父Raise a Nativeが満8歳時の0交配、母父Princequillo(1940)も満16歳時の0交配と仕掛けられており、母系も伯母に米年度代表馬の名牝Busher(1942)を持つ名牝系La Troienne(1926)ということが評価されたのか、種牡馬として供用されました。とは言え、Thoroughbred Horse Pedigree Queryで確認する限りでは、主な産駒は米9勝を挙げ14万8708ドルを稼いだWon't She Tell(1984.3.26)が目立つくらいです。ただ、Won't She Tellはその母Won't Tell You(1962)ということで、20世紀最後の米3冠馬Affirmed(1975.2.21)の半妹です。また、Won't She Tellの仔リーピングキャット(2000.2.29)は、社台のお母様である吉田和子さんの勝負服でマル外として日本で走り、中央4勝を挙げました。

あと、マカヒキ(2013.1.28)とサトノダイヤモンド(2013.1.30)同様、ドレッドノータスも直牝系がアルゼンチン牝系ですね。ボトムラインにも流行がある、というところでしょうか。最後に、シーザリオ(2002.3.31)&リオンディーズ(2013.1.29)エアメサイア(2002.2.4)&エアスピネル、そしてディアデラノビア&ドレッドノータスと、2005年の優駿牝馬(GI)の1、2、3着馬が、仔どうしも同い年で重賞勝ち馬になるという巡り合わせ。

時は駆け、血は通い、そして命が交差します。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2016年3月10日 (木)

2016年のクラシック候補生を確認する(牡馬編・其の弐)。

2016年のクラシックで覇を競う2013年生まれ世代の馬たちは、稀に見るハイレベルの様相を呈していますね。そんな訳でじわじわとご案内して行こうと思います。

ハートレー 牡 鹿毛 2013.4.11生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 美浦・手塚貴久厩舎

ハートレー(2013.4.11)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
▲Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
ウィキッドリーパーフェクト
芦毛 2008.2.27
仔受胎時活性値:1.00
Congrats
鹿毛 2000.3.13
種付け時活性値:1.75
A.P.Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew 1974.2.15
Weekend Surprise 1980.4.8
Praise
鹿毛 1994.3.18
Mr.Prospector 1970.1.28
Wild Applause 1981.5.4
Wickedly Wise
芦毛 2001.4.10
仔受胎時活性値:1.50
Tactical Cat
芦毛 1996.5.7
種付け時活性値:1.00
Storm Cat 1983.2.27
Terre Haute 1989.2.23
Winter Display
芦毛 1986.4.8
仔受胎時活性値:1.50
Cold Reception
黒鹿毛 1975.4.25
種付け時活性値:0.50
Show Off
芦毛 1966.5.1
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5、Secretariat5×5>

ハートレー(2013.4.11)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Congrats
(Seattle Slew系)
Tactical Cat
(Storm Bird系)
Cold Reception
(Secretariat系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Congrats
(Gold Digger)
4.75 母が米GI勝ち馬
(No.2-d)
2番仔
(2連産目)

新馬勝ちから挑んだ2015年末のホープフルS(GII)を制したハートレー。その馬名の意味は「探査機ディープインパクトが観測した太陽系の彗星名より」ということです。年明け初戦の共同通信杯(GIII)では、どうしたことか大負けしてしまいましたが、全体的にヤンキー気質の母方からは「世話ぁ無い。惨敗しても巻き返すぜ」という感も窺えます。

ハートレーの母ウィキッドリーパーフェクトはアルキビアデスS(米GI)、ソレントS(米GIII)を勝ちデビュターントS(米GI)2着と、2歳戦のみの出走でした。また最優性先祖の母父Congratsは、サンパスカルH(米GII)勝ち馬。A.P.Indyは、現代の米国のBold Ruler(1954.4.6)~Seattle Slew系における「サイアーオブサイアーズ」であり、子孫はGI勝ち馬でなくとも、良い種牡馬になっている印象があります。何と言っても、A.P.Indy~Pulpit(1994.2.15)~Lucky Pulpit(2001.2.10)~California Chrome(2011.2.18)ですからね。

*

ディーマジェスティ 牡 鹿毛 2013.3.24生 新ひだか・服部牧場生産 馬主・嶋田賢氏 美浦・二ノ宮敬宇厩舎

ディーマジェスティ(2013.3.24)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
▲Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
エルメスティアラ
鹿毛 1998.2.18
仔受胎時活性値:1.50
ブライアンズタイム
黒鹿毛 1985.5.28
種付け時活性値:1.00
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley's Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
シンコウエルメス
鹿毛 1993.4.1
仔受胎時活性値:1.00
Sadler's Wells
鹿毛 1981.4.11
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Doff the Derby
鹿毛 1981.5.13
仔受胎時活性値:0.75
★Master Derby
栗毛 1972.4.24
種付け時活性値:0.00
Margarethen
黒鹿毛 1962.4.3
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×4、Northern Dancer5×4>

ディーマジェスティ(2013.3.24)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
ブライアンズタイム
(Roberto系)
Sadler's Wells
(Northern Dancer系)
★Master Derby
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ブライアンズタイム 3.75 曾祖母の仔にジェネラス
(No.4-n)
9番仔
(不受胎後)

ディーマジェスティ、上述のハートレーが制したホープフルSをフレグモーネで出走取消したものの、その秘めたる能力を出世レースの共同通信杯で見せ付けました。これで府中は2戦2勝のディーマジェスティ、見れば曾祖母がDoff the Derbyということで、英ダービー(GI)馬ジェネラス(1988.2.8)、武幸四郎騎手の初勝利マイラーズC(GII)勝ちのお相手オースミタイクーン(1991.3.23)、そして英オークス(GI)馬Imagine(1998.2.20)兄妹等が近親ですね。

ディーマジェスティを管理される二ノ宮敬宇調教師はエルコンドルパサー(1995.3.17)、ショウナンアルバ(2005.2.13)、ナカヤマナイト(2008.3.24)に続いて4回目、鞍上の蛯名正義騎手はショウナンアルバ、ハンソデバンド(2007.2.13)、イスラボニータ(2011.5.21)に続いて4回目となる、共同通信杯の勝利でした。4勝は、調教師、騎手共に、共同通信杯における最多勝利ということです。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2016年3月 7日 (月)

2016年のクラシック候補生を確認する(牡馬編・其の壱)。

2016年のクラシックで覇を競う2013年生まれ世代の馬たちは、稀に見るハイレベルの様相を呈していますね。そんな訳でじわじわとご案内して行こうと思います。

マカヒキ 牡 鹿毛 2013.1.28生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・金子真人ホールディングス株式会社 栗東・友道康夫厩舎

マカヒキ(2013.1.28)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
▲Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
ウィキウィキ
鹿毛 2004.2.10
仔受胎時活性値:2.00
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.75
Deputy Minister
鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
リアルナンバー(ARG)
青鹿毛 1997.9.11
仔受胎時活性値:1.375
Rainbow Corner(GB)
鹿毛 1989.2.21
種付け時活性値:1.875
Rainbow Quest 1981.5.15
Kingscote 1983.4.12
Numeraria(ARG)
青毛 1989.10.19
仔受胎時活性値:1.75
サザンヘイロー(USA)
鹿毛 1983.2.9
種付け時活性値:1.375
Numismatica(ARG)
鹿毛 1983
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Halo3×5、Northern Dancer5×5>

マカヒキ(2013.1.28)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
Rainbow Corner
(Red God系)
サザンヘイロー
(Halo系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Rainbow Corner
(Runaway Bride)
6.375 全姉ウリウリ
(No.1-m)
5番仔
(5連産目)

新馬、若駒S(OP)、そして弥生賞(GII)をレースレコードとなる1分59秒9で制して3戦3勝。父と同じステップで皐月賞(GI)に名乗りを上げたのは、マカヒキ。その馬名の意味は「ハワイの収穫祭」ということです。

*

サトノダイヤモンド 牡 鹿毛 2013.1.30生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・里見治氏 栗東・池江泰寿厩舎

サトノダイヤモンド(2013.1.30)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
▲Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
マルペンサ(ARG)
鹿毛 2006.9.10
仔受胎時活性値:1.375
Orpen(USA)
鹿毛 1996.5.20
種付け時活性値:0.375
Lure
鹿毛 1989.5.14
Danzig 1977.2.12
Endear 1982.3.26
Bonita Francita
鹿毛 1987.5.10
Devil's Bag 1981.2.19
Raise the Standard 1978.3.31
Marsella(ARG)
黒鹿毛 1997.10.21
仔受胎時活性値:2.00
サザンヘイロー(USA)
鹿毛 1983.2.9
種付け時活性値:1.375
Halo 1969.2.7
Northern Sea 1974.3.13
Riviere(ARG)
栗毛 1978
仔受胎時活性値:0.50
Logical(USA)
鹿毛 1972.4.6
種付け時活性値:1.375
Talonada(ARG)
栗毛 1958
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Halo3×5×4、Northern Dancer5×5×5>

サトノダイヤモンド(2013.1.30)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Orpen
(Danzig系)
サザンヘイロー
(Halo系)
Logical
(Buckpasser系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サザンヘイロー
(Northern Sea)
4.625 母が亜国GI3勝
(No.1-w)
初仔

ロイカバード(2013.3.8)との5億円対決の新馬戦、万全を期した2015年末の2歳500万下、そしてロイカバードとの再戦となったきさらぎ賞(GIII)を1分46秒9のレースレコード勝ち。こちらもやはり3戦3勝、馬名の通りの輝きを放つ、サトノダイヤモンド。

*

土が着いていない3戦3勝どうしの2頭。色々なところで触れられていると思いますが、

  1. 父ディープインパクト
  2. 母方の父にサザンヘイローを配していることによりHaloクロスが発生
  3. 母系がアルゼンチン牝系の1号族

と、パッと見でも血統的な共通点が窺えますね。

また、中島理論的には、

  1. 5代血統表に現れるHaloクロス、Northern Dancerクロスはキレイに0化
  2. 最優性先祖は競走歴にGI勝ちのない種牡馬 ※脚注にて補足
  3. 母系の世代交代に満8歳時の「2.00」が1回あり

というところも共通していますね。

合わせて、2頭共に鹿毛の500kg程の大型馬ですが、その重量を感じさせない切れ味と素軽い走りも、共通しているのではないでしょうか。

  

マカヒキ、サトノダイヤモンドの両頭が初めてまみえる舞台は、恐らく、4月17日に行われる第76回皐月賞。たった1頭しか勝てない故に厳しく、厳しいが故に尊い。生涯1度の夢舞台、3冠路線の初戦の結果や如何に。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

※マカヒキの最優性先祖Rainbow Cornerは、フォンテンブロー賞(仏GIII)の勝ち馬で、GIでは仏2000ギニー(GI)2着、仏グランクリテリウム(現ジャン・リュック・ラガルデール賞、GI)2着まででした。サトノダイヤモンドの最優性先祖サザンヘイローは、スワップスS(当時米GI、現ロスアラミトスダービー、米GII)2着、スーパーダービー(当時米GI、現米GII)2着、シルヴァースクリーンH(米GII)2着までの重賞未勝利馬でした。

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