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2015年7月23日 (木)

第45回高松宮記念(GI)の勝ち馬。


エアロヴェロシティ せん 鹿毛 2008.9.8生 新国・N.E.シック氏&S.J.ティル氏生産 馬主・N.ヨン氏 香港・P.オサリバン厩舎





































































エアロヴェロシティ(2008.9.8)の4代血統表

Pins(AUS)

鹿毛 1996.9.10

種付け時活性値:0.75

Snippets

鹿毛 1984.11.1

Lunchtime

栗毛 1970

Silly Season 1962.2.23

Great Occasion 1965

Easy Date

鹿毛 1977.10.12

▲Grand Chaudiere 1968

Scampering 1971

No Finer

栗毛 1979.10.7

Kaoru Star

栗毛 1965

Star Kingdom 1946

Kaoru 1955

Humour

鹿毛 1962

▲Pirate King 1953

Real Delight 1951

Exodus(NZ)

鹿毛 1999.10.31

仔受胎時活性値:2.00

Kaapstad(NZ)

黒鹿毛 1984.10.23

種付け時活性値:1.50

Sir Tristram

鹿毛 1971.4.7

Sir Ivor 1965.5.5

Isolt 1961.4.24

Eight Carat

黒鹿毛 1975.3.7

Pieces of Eight 1963

Klairessa 1969

Lady Genesis(NZ)

栗毛 1983

仔受胎時活性値:1.75

Star Way(GB)

栗毛 1977.4.4

種付け時活性値:1.375

Star Appeal 1970.5.12

New Way 1970

Arga(NZ)

栗毛 1962

仔受胎時活性値:1.00

Arragon(GB)

鹿毛 1956

種付け時活性値:1.375

Whitiora(NZ)

鹿毛 1952

仔受胎時活性値:0.25


<5代血統表内のクロス:Netherton Maid(♀)=Neasham Belle(♀)5×5、Klairon5×5(母方)>































エアロヴェロシティ(2008.9.8)の中島理論的総括



母父

祖母父

曾祖母父

Pins

(Tom Fool系)

Kaapstad

(Sir Tristram系)

Star Way

(Herbager系)

Arragon

(Hyperion系)

形相の遺伝

料の遺伝

牝系

母の何番仔?

Kaapstad

(Eight Carat)

5.00

伯父に新GI勝ち馬

(No.5-h)

3番仔


*



























































































第45回高松宮記念(GI)の結果(上位5頭)









馬名

性齢





騎手

走破

時計

着差

上り

3F

馬体重

[前走比]

調教師





1

4

エアロヴェロシティ

せん7

57

Z.パートン

1:08.5

  

34.3

524

[-16]

P.オサリバン

4

2

15

ハクサンムーン

牡6

57

酒井学

1:08.6

1/2

34.5

478

[-6]

西園正都

6

3

16

ミッキーアイル

牡4

57

浜中俊

1:08.6

ハナ

34.2

486

[+4]

音無秀孝

3

4

6

サドンストーム

牡6

57

国分優作

1:09.2

3 1/2

34.5

476

[-4]

西浦勝一

10

5

17

コパノリチャード

牡5

57

武豊

1:09.3

1/2

34.7

492

[-2]

宮徹

5


「すっ」と、番手先行した姿に、524kgの大柄の馬体ながら軽やかさを感じた、エアロヴェロシティ。最後の直線は、いい感じで抜け出したハクサンムーン(2009.2.14)を、ミッキーアイル(2011.3.12)と共に追う形。決勝点、ザカリー・パートン騎手の左腕による風車ムチの連打に応え、「ぐぐぃ」と、3頭の真ん中からせり出したその姿に、路線はまったく違いますが、同じ南半球産馬である第10回ジャパンカップ(GI)勝ち馬ベタールースンアップ(1985.8.29)を思い出しました。そうして成されたのは、史上初の海外からの参戦馬による高松宮記念勝利でした。



エアロヴェロシティは、この高松宮記念の後、5月17日に行われたクリスフライヤー国際スプリント(星GI)でも勝利を収めており、今秋にはスプリンターズS(GI)で再来日が見られるかもしれません。世界レベルの強いスプリンターであるところを、改めて見せてくれるのでしょうか、エアロヴェロシティ。その動向の続報を、楽しみに待ちたいと思います。



  



では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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