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2014年10月

2014年10月26日 (日)

第75回菊花賞(GI)の勝ち馬。

トーホウジャッカル 牡 栗毛 2011.3.11生 日高・竹島幸治氏生産 馬主・東豊物産株式会社 栗東・谷潔厩舎

トーホウジャッカル(2011.3.11)の4代血統表
スペシャルウィーク
黒鹿毛 1995.5.2
種付け時活性値:1.75

サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
キャンペンガール
鹿毛 1987.4.19
マルゼンスキー
鹿毛 1974.5.19
Nijinsky 1967.2.21
シル 1970.4.22
レディーシラオキ
鹿毛 1978.4.3
セントクレスピン 1956
ミスアシヤガワ 1964.5.24
トーホウガイア
栗毛 2001.4.26
仔受胎時活性値:0.25
Unbridled's Song
芦毛 1993.2.18
種付け時活性値:1.75
Unbridled
鹿毛 1987.3.5
Fappiano 1977.5.19
Gana Facil 1981.2.9
Trolley Song
芦毛 1983.4.13

Caro 1967.4.11

Lucky Spell 1971.1.28
Agami
鹿毛 1995.2.27
仔受胎時活性値:1.25
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:0.25
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Agacerie
鹿毛 1981.4.7
仔受胎時活性値:1.25
Exclusive Native
栗毛 1965.4.17
種付け時活性値:1.75
Quiet Charm
黒鹿毛 1971.2.25
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4、Nearctic5×5(母方)>

トーホウジャッカル(2011.3.11)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
スペシャルウィーク
(Halo系)
Unbridled's Song
(Mr.Prospector系)
Nureyev
(Northern Dancer系)
Exclusive Native
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
スペシャルウィーク 3.00 半姉トーホウアマポーラ
(No.16-a)
4番仔
(4連産目)

*

では、以下にトーホウジャッカルのごくごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Agacerie 1981.4.7 米9勝 ヴァインランドH(GIII) フラワーボウルH(米GI)3着
|Quiet Aggie 1994.2.2 米1勝
||Red Terror 2000.10.13 豪3勝 ATCフランクパッカープレイト(GIII)
|Agami 1995.2.27 仏英0勝
||トーホウガイア 2001.4.26 中央0勝+地方9勝
|||トーホウアマポーラ 2009.1.29 現役 CBC賞(GIII)
|||トーホウジャッカル 2011.3.11 (本馬) 菊花賞(GI) 神戸新聞杯(GII)3着

「スタミナの源泉は母方」と思っている私にとって、軽快な母系は超長距離では軽視してしまいがちなのです。でも、もはやそんな時代では無いのですね。そしてまた、半姉がCBC賞で連対しているクラシック勝ち馬といえば、かの栗毛の世紀末覇王を思い出してしまいます。

*

第75回菊花賞(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 2 トーホウジャッカル 牡3 57 酒井学 3:01.0 世界
レコード
34.5 484
[0]
谷潔 3
2 4 サウンズオブアース 牡3 57 蛯名正義 3:01.1 1/2 34.4 496
[+8]
藤岡健一 4
3 10 ゴールドアクター 牡3 57 吉田隼人 3:01.7 3 1/2 35.0 476
[-2]
中川公成 7
4 12 タガノグランパ 牡3 57 菱田裕二 3:01.8 3/4 34.8 490
[+10]
松田博資 10
5 6 ショウナンラグーン 牡3 57 吉田豊 3:01.8 クビ 34.6 474
[-8]
大久保洋吉 6

「やはり運と縁を大事にしないといけない」と思った、レース後でした。

それは余談で記しますが、トーホウジャッカルと酒井学騎手、先行5番手から終始リズムよく進めて、直線でも最内からのサウンズオブアース(2011.4.12)と蛯名正義騎手の追撃を振り切って、見事な菊花賞制覇。尾花栗毛に白色の帽子、「赤、青十字襷、袖白縦縞」の勝負服、左腕を突き上げてのガッツポーズ。鞍上の酒井騎手はデビュー17年目の菊花賞初騎乗初制覇、谷潔調教師にとっても開業20年目のGI初勝利、そしてまた種牡馬スペシャルウィークにとってもJRAGIを制した初めての牡馬産駒となりました。

そうして終わってみれば、淀芝3000mを3分1秒0というスーパーレコード!! 勝手に世界レコードと書きましたが、間違いなく世界レコードでしょう(^^;)

第75回菊花賞(GI)のラップタイム
   1F 2F 3F 4F 5F 6F 7F 8F 9F 10F 11F 12F 13F 14F 15F
1F毎 13.0 12.0 12.0 12.0 11.9 11.7 12.4 12.5 12.3 12.4 12.2 11.7 11.7 11.6 11.6
累計 13.0 25.0 37.0 49.0 60.9 72.6 85.0 97.5 109.8 122.2 134.4 146.1 157.8 169.4 181.0

最初の1000mが60秒9、1000mから2000mが61秒3、そして2000mから3000mが58秒8。淀みなく流れた淀の芝3000m、内枠を利してのレースだったにせよ、これを先行して押し切ったのですから、紛れも無く強いトーホウジャッカル。父スペシャルウィークが2着に敗れた無念を晴らしました。

生まれ日があの2011年3月11日、そして2歳時には腸炎で生死をさまよったというトーホウジャッカルが成し遂げたのは、デビューから149日という2歳戦が始まって以降の最短日数での菊花賞制覇。「菊花賞馬にフロックなし」は、よくよく知られた格言ですが、トーホウジャッカルのこれからが、ただただ楽しみになる菊花賞でした。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

  

#余談其の壱。トーホウジャッカルの生産は竹島幸治さん(=竹島牧場)ですが、縁あって、竹島牧場さんのスタッフの方とWEB上でやりとりさせて頂いたことが、かつてありました。竹島牧場さんの中央重賞初制覇となった、2008年のトーホウシャイン(2003.5.17)によるマーメイドS(GIII)の時のことでした。ああ、そう言えば、トーホウシャインの父もスペシャルウィークでしたね(^^;)

#余談其の弐。皆様もよくご存知のはずのPed Net。今週の週初めに「菊花賞の出走予定馬の確認をしておこう」と思い確認していたところ、トーホウジャッカルの登録が無かったんですね。ええ、オオハシさん、登録しましたよ。アドマイヤランディ(2011.4.29)と共に(^^;)

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2014年10月25日 (土)

第75回菊花賞(GI)の出走予定馬について。

第75回菊花賞(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 マイネルフロスト
(2011.3.8)
[15-a]
3番仔
(3連産目)
ブラックタイド ★グラスワンダー Dayjur Olden Times
2 トーホウジャッカル
(2011.3.11)
[16-a]
4番仔+
(4連産目+)
スペシャルウィーク Unbridled's Song Nureyev Exclusive Native
3 サングラス
(2011.4.26)
[8-a ステファニア系]
7番仔
(7連産目)
スタチューオブリバティ ダンスインザダーク ブライアンズタイム パーソロン
4 サウンズオブアース
(2011.4.12)
[23-b]
7番仔+
(不受胎後)
ネオユニヴァース Dixieland Band Secretariat Hoist the Flag
5 シャンパーニュ
(2011.3.19)
[3-e]
3番仔
(3連産目)
チチカステナンゴ サンデーサイレンス ★Fabulous Dancer Kaldoun
6 ショウナンラグーン
(2011.2.23)
[10-d デヴォーニア系]
初仔 シンボリクリスエス マンハッタンカフェ メジロライアン パーソロン
7 トーセンスターダム
(2011.3.14)
[9-a]
3番仔
(3連産目)
ディープインパクト エンドスウィープ ノーザンテースト Crafty Prospector
8 ワールドインパクト
(2011.4.5)
[21-a]
4番仔+
(3連産目)
ディープインパクト ★Pivotal Common Grounds Shareef Dancer
9 ハギノハイブリッド
(2011.2.21)
[9-c]
4番仔
(不受胎後)
タニノギムレット トニービン サンデーサイレンス Affirmed
10 ゴールドアクター
(2011.5.18)
[1-p ミアンダー系]
3番仔
(2連産目)
スクリーンヒーロー ★キョウワアリシバ マナード セダン
11 アドマイヤランディ
(2011.4.29)
[4-r]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド ジョリーズヘイロー Seeking the Gold Cyane
12 タガノグランパ
(2011.4.30)
[9-e]
2番仔
(2連産目)
キングカメハメハ スペシャルウィーク グルームダンサー Danzig
13 ミヤビジャスパー
(2011.2.23)
[22-b ニアーリーズン系]
3番仔
(不受胎後)
アドマイヤムーン スペシャルウィーク サクラユタカオー ノーザンテースト
14 トゥザワールド
(2011.4.12)
[9-f]
8番仔
(6連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス ◆Nureyev ★Sharpen Up
15 ワンアンドオンリー
(2011.2.23)
[A4]
3番仔
(3連産目)
ハーツクライ タイキシャトル Danzig Mr.Prospector
16 サトノアラジン
(2011.2.16)
[16-h]
3番仔+
(2連産目)
ディープインパクト Storm Cat Fappiano Nijinsky
17 ヴォルシェーブ
(2011.3.16)
[2-f]
6番仔+
(3連産目)
ネオユニヴァース サンダーガルチ Alzao Busted
18 メイショウスミトモ
(2011.4.22)
[11-f マーシュメドウ系]
10番仔
(5連産目)
ゴールドアリュール ★アジュディケーティング ミスターシービー ネヴァービート

淀芝3000mの舞台に待つのは、波乱か平穏か。第75回菊花賞(GI)。

  1. ショウナンラグーン
  2. ワンアンドオンリー
  3. トゥザワールド
  4. ゴールドアクター
  5. ハギノハイブリッド
  6. トーセンスターダム

淀でGI3勝を挙げたメジロドーベル(1994.5.6)の孫から、日本ダービー(GI)馬、皐月賞(GI)2着馬(淀芝3戦3勝)、札幌芝2600m2連勝馬、京都新聞杯(GI)の勝ち馬、きさらぎ賞の勝ち馬(淀芝3戦3勝)まで。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2014年10月19日 (日)

第19回秋華賞(GI)の勝ち馬。

ショウナンパンドラ 牝 鹿毛 2011.3.10生 白老・社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・国本哲秀氏 栗東・高野友和厩舎

ショウナンパンドラ(2011.3.10)の4代血統表

ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.00
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
キューティゴールド
栗毛 2004.1.9
仔受胎時活性値:1.50
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.75
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
仔受胎時活性値:1.75
ディクタス
栗毛 1967.4.11
種付け時活性値:1.00
Sanctus 1960.2.28
Doronic 1960.3.25
ダイナサッシュ
鹿毛 1979.3.16
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.75
ロイヤルサッシュ
鹿毛 1966
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5・5>

ショウナンパンドラ(2011.3.10)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
フレンチデピュティ
(Vice Regent系)
ディクタス
(Fine Top系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ノーザンテースト
(Hyperion)
6.25 or 4.25 伯父ステイゴールド
(No.1-t)
3番仔
(3連産目)

*

では、以下に祖母の代からでも充分に豪勢なショウナンパンドラの近親牝系図を示しておきます。

ゴールデンサッシュ 1988.4.23 中央0勝
|ステイゴールド 1994.3.24 中央5勝+海外2勝 香港ヴァーズ(GI) ドバイSC(当時UAEGII) 日経新春杯(GII) 目黒記念(GII)ほか
|グレースランド 1998.2.3 中央0勝
||ドリームパスポート 2003.3.14 中央3勝 神戸新聞杯(GII) きさらぎ賞(GIII) ジャパンカップ(GI)2着 皐月賞(GI)2着 菊花賞(GI)2着ほか
||ラウンドワールド 2010.5.7 中央現役 アンドロメダS(OP) コスモス賞(OP) 札幌2歳S(GIII)2着
|レクレドール 2001.2.24 中央4勝 ローズS(GII) クイーンS(GIII) 札幌記念(GII)2着ほか
|キューティゴールド 2004.1.9 中央0勝
||ショウナンパンドラ 2011.3.10 (本馬) 秋華賞(GI)
|メルヴェイユドール 2007.1.29 中央3勝 マーメイドS(GIII)3着

先日の第48回スプリンターズS(GI)を制したスノードラゴン(2008.4.6)に続いて、ロイヤルサッシュ系からGIホースが誕生しました。同一牝系の連動する活躍。ショウナンパンドラは、ロイヤルサッシュ系の本流とも言える流れから送り出されました。

*

第19回秋華賞(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 6 ショウナンパンドラ 牝3 55 浜中俊 1:57.0 レース
レコード
34.3 440
[0]
高野友和 3
2 4 ヌーヴォレコルト 牝3 55 岩田康誠 1:57.0 クビ 34.0 448
[+10]
斎藤誠 1
3 12 タガノエトワール 牝3 55 小牧太 1:57.2 1 1/4 34.4 442
[+2]
松田博資 4
4 1 ブランネージュ 牝3 55 秋山真一郎 1:57.2 クビ 34.7 462
[0]
藤岡健一 5
5 14 サングレアル 牝3 55 戸崎圭太 1:57.4 1 1/2 33.9 404
[-2]
松田博資 9

1000m通過が58秒0というハイペースでやりあう前の8頭を見るようにして、少し離れた9番手の内ラチ沿い。ショウナンパンドラと共に、手綱を握るコブシを落として進んでいた浜中俊騎手。赤い帽子に「赤、白一本輪、白袖」の勝負服を背に、鹿毛が気持ち良さそうに走っていました。

単勝1.5倍の1番人気、オークス(GI)馬ヌーヴォレコルト(2011.2.25)を向こうに回して、勝つならこれしか無い。3角から4角、そして直線と、内を縫うようにして伸びて来た、ショウナンパンドラと浜中騎手。外から猛追するヌーヴォレコルトと岩田康誠騎手でしたが、前を行く馬が遠い。それでも懸命に追い込んだものの、決勝点、わずかに「クビ」だけ先んじたのはショウナンパンドラと浜中騎手。

これまで掲示板を外したことのなかった頑張り屋さんのショウナンパンドラ、秋の大一番となった秋華賞をレースレコードで制し、初重賞をGIで射止めました。そしてまた、管理される高野友和調教師にとっても、開業4年目での初重賞がGIとなったのでした。おめでとうございました。

パンドラの箱は禁忌の象徴ですが、開かれたショウナンパンドラの箱から飛び出して来るのは、前途洋々の未来なのでしょう。3歳牝馬のライバルたちにとっては、開けてはいけないものだったのかも知れませんけれど、見ているファンとしては、強い馬がまた1頭現れた、嬉しい一戦でした。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2014年10月13日 (月)

第48回スプリンターズS(GI)の勝ち馬。

スノードラゴン 牡 芦毛 2008.4.6生 新冠・イワミ牧場生産 馬主・岡田牧雄氏 美浦・高木登厩舎

スノードラゴン(2008.4.6)の4代血統表
アドマイヤコジーン
芦毛 1996.4.8
種付け時活性値:0.75
Cozzene
芦毛 1980.5.8
Caro
芦毛 1967.4.11
フォルティノ 1959.4.19
Chambord 1955
Ride the Trails
鹿毛 1971.5.28
Prince John 1953.4.6
Wildwook 1965.5.18
アドマイヤマカディ
栗毛 1991.6.12
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
ミセスマカディー
鹿毛 1974.3.10
トライバルチーフ 1967.2.27
Hanina 1965
マイネカプリース
鹿毛 1998.4.29
仔受胎時活性値:0.25
タヤスツヨシ
黒鹿毛 1992.4.26
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
マガロ
黒鹿毛 1980.4.4
Caro 1967.4.11
Magic 1969.5.12
ダイナカプリ
黒鹿毛 1987.3.2
仔受胎時活性値:0.50
サウスアトランティック
鹿毛 1980.5.14
種付け時活性値:1.50
Mill Reef 1968.2.23
Arkadina 1969.3.21
ダイナギフト
黒鹿毛 1981.4.4
仔受胎時活性値:1.25
エルセンタウロ
黒鹿毛 1959.9.1
種付け時活性値:1.125
ロイヤルサッシュ
鹿毛 1966
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Caro3×4、Princely Gift5×5>

スノードラゴン(2008.4.6)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
アドマイヤコジーン
(フォルティノ系)
タヤスツヨシ
(Halo系)
サウスアトランティック
(Mill Reef系)
エルセンタウロ
(Fairway系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サウスアトランティック 3.50 ロイヤルサッシュ系
(No.1-t)
3番仔
(3連産目)

*

では、以下にスノードラゴンのごくごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

ダイナギフト 1981.4.4 中央1勝
|ダイナカプリ 1987.3.2 中央0勝
||マイネカプリース 1998.4.29 中央3勝
|||スノードラゴン 2008.4.6 (本馬) スプリンターズS(GI) 高松宮記念(GI)2着ほかGIII2着2回JpnIII2着1回

3代母からの分枝ではスノードラゴンが初めての重賞勝ち馬となりました。ただ、母マイネカプリースは2001年の桜花賞(GI)でテイエムオーシャン(1998.4.9)の5着に入っており、素質を見せた馬でした。また、4代母がロイヤルサッシュということで、4代母からの別分枝には活躍馬が並びますね。サッカーボーイ(1985.4.28)やステイゴールド(1994.3.24)などなど。

*

第48回スプリンターズS(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 18 スノードラゴン 牡6 57 大野拓弥 1:08.8    33.9 512
[-2]
高木登 13
2 9 ストレイトガール 牝5 55 岩田康誠 1:08.9 1/2 34.2 466
[+10]
藤原英昭 2
3 13 レッドオーヴァル 牝4 55 田辺裕信 1:08.9 アタマ 34.5 442
[0]
安田隆行 5
4 14 グランプリボス 牡6 57 三浦皇成 1:08.9 アタマ 34.6 516
[+14]
矢作芳人 4
5 12 ベルカント 牝3 53 武豊 1:08.9 ハナ 34.7 478
[+4]
角田晃一 10

「秋に昇るフォルティノ系」、あるいは、「一発大物食いのCozzene系」。らしさを見せたのは、父系からその芦毛を継承して来たスノードラゴン。

13番人気もなんのその、雪の龍が、雪が舞うにはまだ早い越後路の芝1200mで、父アドマイヤコジーンが2着に敗れた舞台で、その無念を晴らしました。

思えば、父アドマイヤコジーンが満6歳時の安田記念(GI)で朝日杯3歳S(現朝日杯FS、GI)以来3年半ぶりとなるGI2勝目を挙げた時も、同じ8枠18番からの発進でした。同じように、緑のターフに白い馬体とピンクの帽子が映えて、父仔2代のGI制覇なされたのでした。

また、スノードラゴンについて述べれば、「初の重賞はなんとGIです」というフレーズは、かのヤマニンゼファー(1988.5.27)が最初に制した1992年の安田記念の折に放たれましたが、ヤマニンゼファーの安田記念と同じように、スノードラゴン、初の重賞制覇どころか、このスプリンターズSが初の芝勝利でもあったのです。……ああ、そう言えばヤマニンゼファーの最初の安田記念も、8枠18番からの発進でしたね^^;

そしてまた、今回の勝利は、高木登調教師と大野拓弥騎手にとっても初のGI勝利となりました。高木調教師は開業8年目、大野騎手はデビュー10年目。我慢強く、一所懸命やっていると、報われる時がやって来ます。特に大野騎手はこの3年ほどで充実ぶりが伺えますし、関東の若武者の一角として、飛躍して欲しいものです。

スノードラゴン、目指す次のレースは香港スプリント(GI)になるそうな。シャティンの舞台では、お父さんは惜しくも香港マイル(GI)4着でしたが、父を超えるべく、頑張って欲しいものです。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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