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2013年3月 6日 (水)

自分と同じ年に生まれた馬を辿る(其の参)-ヒカリデユール(1977.3.6)-。

今年2013年は、私が年男ということもあり、自分と同じ年に生まれた馬を誕生日順に辿ろうという企画でございます。その第3回はヒカリデユール。

ヒカリデユール 牡 黒鹿毛 1977.3.6生 新冠・キタノ牧場生産 馬主・橋本善吉氏 栗東・須貝彦三厩舎

ヒカリデユール(1977.3.6)の4代血統表
デユール
黒鹿毛 1961.4.18
種付け時活性値:1.75
Round Table
鹿毛 1954.4.6
Princequillo
鹿毛 1940
Prince Rose 1928
Cosquilla 1933
Knight's Daughter
黒鹿毛 1941
Sir Cosmo 1926
Feola 1933
Lea Moon
黒鹿毛 1955.3.28
Nasrullah
鹿毛 1940.3.2
Nearco 1935.1.24
Mumtaz Begum 1932
Lea Lark
鹿毛 1945
Bull Lea 1935
Colosseum 1937
アイテイグレース
栃栗毛 1967.3.13
仔受胎時活性値:0.25
ゲイタイム
栗毛 1949
種付け時活性値:0.25
Rockefella
黒鹿毛 1941
Hyperion 1930.4.18
Rockfel 1935
Daring Miss
栗毛 1939
★Felicitation 1930
Venturesome 1933
アイテイオー
黒鹿毛 1960.4.2
仔受胎時活性値:1.50
ハロウエー
黒鹿毛 1940
種付け時活性値:0.75
Fairway 1925
Rosy Legend 1931
キタノヒカリ
栗毛 1954.5.25
仔受胎時活性値:1.25
トサミドリ
鹿毛 1946.5.20
種付け時活性値:1.75
バウアーヌソル
鹿毛 1938.3.25
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Pharos=Fairway5×4>

ヒカリデユール(1977.3.6)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
デユール
(Round Table系)
ゲイタイム
(Hyperion系)
ハロウエー
(Fairway系)
トサミドリ
(Blandford系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
デユール 4.75 祖母がオークス馬
(サラ系 バウアーストツク系)
4番仔?
(2連産目?)

*

以下にヒカリデユールのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

バウアーヌソル 1938.3.25
|キタノオー 1953.5.15 中央16勝 天皇賞・春(現GI) 菊花賞(現GI) 朝日杯3歳S(現朝日杯FS、GI)
|キタノヒカリ 1954.5.25 中央3勝 朝日杯3歳S
||キタノフジ 1959.4.2 中央1勝
|||キヨウワレデイ 1972.5.15 地方8勝 北関東ダービー
||||キョウワサンダー 1981.4.12 エリザベス女王杯(現GI) 大原S(OP)
||アイテイオー 1960.4.2 中央4勝 オークス(現GI) セントライト記念(現GII)2着
|||アイテイグレース 1967.3.13 中央0勝
||||ヒカリデユール 1977.3.6 (本馬) 中央3勝+地方7勝 有馬記念(現GI) 大阪杯(現GII) 朝日CC(現GIII)ほか
||||キタノデユール 1979.4.5 地方3勝
|||||ホクセイアンバー 1989.3.21 中央6勝 小倉記念(GIII)
|||チェリースター 1969.3.12 地方2勝+中央0勝
||||イズミスター 1982.6.7 中央5勝+地方1勝 金鯱賞(当時GIII、現GII) 小倉日経賞(OP) NZT4歳S(当時GIII、現GII)2着
|||アイテイシロー 1971.2.28 中央4勝 京都牝馬特別(現京都牝馬S、GIII)
||キタノダイオー 1965.4.6 中央7戦7勝 北海道3歳S(現札幌2歳S、GIII) 函館3歳S(現函館2歳S、GIII)
|キタノオーザ 1957.6.30 中央6勝 菊花賞 セントライト記念 NHK杯(旧GII)2着ほか

豪州産の牝馬バウアーストツク(1923)は出自不明の為に「サラ系」の烙印を押されてしまいました。Webを渉猟すると、父母は特定されているという説もチラホラ見えますが、真相は闇の中です。ともあれ、ヒカリデユールは近親にこれだけ活躍馬がいれば、紛れも無い「良血」。ヒカリデユールの甥、全妹の仔であるホクセイアンバーは20世紀最後の「直牝系がサラ系」のJRA重賞勝ち馬です。懐かしや、1994年の小倉記念。1着ホクセイアンバー、2着イブキファイブワン(1988.3.10)、3着メモリータイヨウ(1989.4.17)。順にアンバーシャダイ(1977.3.10)、インターグシケン(1975.5.25)、エリモタイヨー(1980.5.16)の仔。むぅ、隔世の感、甚だしいですね(^_^;)。振り返れば、ヒカリデユールの甥がアンバーシャダイの仔、というところに、生産者さんのロマンを思います。

*

第27回有馬記念(現GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 馬体重 調教師
1 9 ヒカリデユール 牡5 56 河内洋 2:36.7    518 須貝彦三 3
2 4 アンバーシャダイ 牡5 56 加藤和宏 2:36.7 アタマ 472 二本柳俊夫 1
3 11 キョウエイプロミス 牡5 56 柴田政人 2:36.9 1.1/4 486 高松邦男 13
4 12 トドロキヒホウ 牡4 57 安田富男 2:37.0 クビ 482 元石孝昭 15
5 10 ビクトリアクラウン 牝3 53 嶋田功 2:37.1 1/2 482 稲葉幸夫 6

世代のレベルの確かさを見せ付けるかのように、1着から3着までを同期3頭で占めた第27回有馬記念。ヒカリデユールは、中央転厩初戦の朝日CC7番人気1着、2戦目の天皇賞・秋を5番人気2着、3戦目のジャパンカップ(現GI)を8番人気5着で日本馬最先着。そうして4戦目の有馬記念で、ようやく力量に人気が追い付き始めたのか、3番人気に推されました。

そんな有馬記念は重馬場の中で行われ、直線で1番人気のアンバーシャダイが内から抜け出し勝利は間違いないと思われた刹那、馬場中央を追い込んで来たマル地の野武士が「アタマ」だけ捕らえたところがゴールでした。

*

現在のところ、サラ系馬として唯一頭、中央競馬の年度代表馬となったヒカリデユール。

恐らく、最初で最後、となってしまうのでしょう。

けれど、それでも、「君は、ヒカリデユール」。

その黒鹿毛の放った煌めきと、アンバーシャダイとの決闘を制した末脚は、これからも、ファンの心の中で生き続けます。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

<Web Resource>

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