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2012年1月

2012年1月30日 (月)

第61回川崎記念(JpnI)の勝ち馬。

スマートファルコン 牡 栗毛 2005.4.4生 静内・岡田スタッド生産 馬主・大川徹氏 栗東・小崎憲厩舎

スマートファルコン(2005.4.4)の4代血統表
ゴールドアリュール
栗毛 1999.3.3
種付け時活性値:1.25
(スマートファルコンは初年度産駒)
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
リラクタントゲスト
鹿毛 1986.2.21
Hostage 1979.2.13
Vaguely Royal 1974.3.7
ケイシュウハーブ
芦毛 1988.3.6
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

ミシシッピアン
鹿毛 1971.5.16
種付け時活性値:0.00(2.00)
Vaguely Noble
鹿毛 1965.5.15
ヴィエナ 1957
Noble Lassie 1956
Gazala
鹿毛 1964
Dark Star 1950
Bell Angevine 1957
キョウエイシラユキ
芦毛 1980.4.17
仔受胎時活性値:1.75
クラウンドプリンス
栗毛 1969.1.31
種付け時活性値:0.50
Raise a Native 1961.4.18
Gay Hostess 1957.4.9
アリアーン
芦毛 1968
仔受胎時活性値:0.75
シルバーシャーク
芦毛 1963
種付け時活性値:1.00
Nucciolina
鹿毛 1957
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Vaguely Noble5×3>

スマートファルコン(2005.4.4)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ゴールドアリュール
(Halo系)
ミシシッピアン
(Vaguely Noble系)
クラウンドプリンス
(Raise a Native系)
シルバーシャーク
(Relic系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ゴールドアリュール 5.00 or 3.00 半兄ワールドクリーク
(No.9-c)
10番仔
(5連産目)

*

以下にゴールドアリュールのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

アリアーン 1968 不出走
|キョウエイシラユキ 1980.4.17 中央3勝
||ケイシュウハーブ 1988.3.6 地方2勝
|||ワールドクリーク 1995.4.25 中央7勝+地方7勝 東京大賞典(現GI) トパーズS(OP)
|||スマートファルコン 2005.4.4 (本馬) 東京大賞典2回 JBCクラシック(JpnI)2回 帝王賞(JpnI) 川崎記念(JpnI)含む重賞19勝
||キョウエイコロナ 1991.5.18 中央3勝 フェニックス賞(OP) 小倉3歳S(現小倉2歳S、GIII)2着
|インターネイテイブ 1982.5.5 中央8勝 道新杯(OP)

*

第61回川崎記念(JpnI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 5 スマートファルコン 牡7 57 武豊 2:10.7 レコード 38.5 506
[-7]
小崎憲 1
2 1 ランフォルセ 牡6 57 横山典弘 2:11.5 4 38.8 498
[+20]
萩原清 5
3 4 フリオーソ 牡8 57 戸崎圭太 2:12.3 4 39.9 508
[0]
川島正行 2
4 6 マイネルアワグラス 牡8 57 柴田大知 2:12.4 クビ 39.3 524
[+1]
稲葉隆一 7
5 2 ニホンピロアワーズ 牡5 57 酒井学 2:12.4 アタマ 39.5 520
[-7]
大橋勇樹 3

スマートファルコン、明け7歳を迎えての初戦。重賞9連勝を果たすと共に、コースレコードを2秒0も更新する2分10秒7で快勝を収めました。また、フリオーソ(2004.5.1)は4ヶ月ぶりの実戦でしたが、鈴を付けに行った戦う姿勢も素晴らしかった。そんなフリオーソは川崎記念を5年連続出走で2着、2着、2着、1着、3着。南関東の雄、ただただ、立派です。

スマートファルコンとその陣営にとっては、結果的に世界に向けての壮行の一戦となったはずです。栗毛の流星、「桃、黒ダイヤモンド、袖黒一本輪」の勝負服、檜舞台からは逃げず、レースで華麗に逃げて欲しいもの。いちファンとして期待しています。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2012年1月28日 (土)

忘れえぬ馬々(其の壱)-ワンダーパヒューム(1992.3.7)-。

ワンダーパヒューム 牝 鹿毛 1992.3.7生~1996.1.28没 浦河・信岡牧場生産 馬主・山本信行氏 栗東・領家政蔵厩舎

ワンダーパヒューム(1992.3.7)の4代血統表
フォティテン
黒鹿毛 1984.2.22
種付け時活性値:1.75
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Special
鹿毛 1969.3.28
Forli 1963.8.10
Thong 1964.4.23
Dry Fly
鹿毛 1977.5.8
★Mill Reef
鹿毛 1968.2.23
Never Bend 1960.3.15
Milan Mill 1962.2.10
Gay Missile
鹿毛 1967.3.27
Sir Gaylord 1959.2.12
Missy Baba 1958.5.13
ラブリースター
鹿毛 1979.5.3
仔受胎時活性値:1.00
トウショウボーイ
鹿毛 1973.4.15
種付け時活性値:1.25
テスコボーイ
黒鹿毛 1963
Princely Gift 1951
Suncourt 1952
ソシアルバターフライ
鹿毛 1957.4.13
Your Host 1947
Wisteria 1948
グッドサファイア
鹿毛 1971.3.14
仔受胎時活性値:1.75
ロムルス
鹿毛 1959
種付け時活性値:0.75
Ribot 1952.2.27
Arietta 1953
クラックリュウ
鹿毛 1958.4.11
仔受胎時活性値:1.00
ヒンドスタン
黒鹿毛 1946
種付け時活性値:0.75
フレーミングフアイア
栗毛 1946
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×5>

ワンダーパヒューム(1992.3.7)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
フォティテン
(Nureyev系)
トウショウボーイ
(Princely Gift系)
ロムルス
(Ribot系)
ヒンドスタン
(Bois Roussel系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
フォティテン
(Dry Fly)
4.50 母が重賞2勝馬
(No.10-a フレーミングフアイア系)
5番仔
(2連産目)

*

第55回桜花賞(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 18 ワンダーパヒューム 牝3 55 田原成貴 1:34.4    35.8 472
[+2]
領家政蔵 7
2 17 ダンスパートナー 牝3 55 武豊 1:34.4 クビ 35.3 424
[+2]
白井寿昭 3
3 13 プライムステージ 牝3 55 岡部幸雄 1:34.4 アタマ 35.6 420
[-4]
伊藤雄二 2
4 6 ライデンリーダー 牝3 55 安藤勝己 1:34.7 1.3/4 35.7 448
[0]
荒川友司 1
5 11 ユウキビバーチェ 牝3 55 松永幹夫 1:34.9 1.1/4 36.1 462
[+6]
新井仁 4

1995年の桜花賞は、その年の1月17日に起きた阪神大震災により京都競馬場で行われました。薄曇り、雨中の決戦となったレースは、桃色の覆面をつけた7番人気の1勝馬ワンダーパヒュームが、桃色の帽子と「桃、白菱山形」の勝負服を身にまとったテン乗りの田原成貴騎手を鞍上に、しぶとい差し脚を見せて桜の女王となりました。1勝馬の桜花賞勝利は「新馬戦で日本レコード」ハギノトップレディ(1977.4.4)以来15年ぶり、JRA史上2頭目でした。ワンダーパヒュームの鞍上田原騎手はダイアナソロン(1981.3.18)、マックスビューティ(1984.5.3)についで桜花賞3勝目。管理された領家政蔵調教師にとってはGI初制覇でした。オーナーの山本信行氏は1972年のアチーブスター(1969.4.15)以来となる桜花賞2勝目。生産者は浦河・信岡牧場。開場35年目のクラシック初制覇でした。また、藤井美津子厩務員は女性2人目の「GI馬の厩務員」となられました。

母ラブリースターはその父トウショウボーイの初年度産駒となり、金鯱賞(現GII)、北九州記念(現GIII)など6勝を挙げました。母の所属も同じく領家厩舎で、主戦騎手も同じく田原騎手でした。実は領家厩舎にとっては、ラブリースターの北九州記念以来12年ぶりのJRA重賞勝ちが、ワンダーパヒュームの桜花賞なのでした。ラブリースターにとってワンダーパヒュームは5番仔となり、後に9番仔としてスプリングS(GII)の勝ち馬にしてワンダーパヒュームの全弟となるワンダーファング(1996.3.11)も輩出しました。

*

ワンダーパヒュームは、桜花賞の後のオークス(GI)を「何故か7番人気」で3着、秋に入りローズS(GII)を4着、母が3着したエリザベス女王杯(GI)を16着惨敗、暮れの阪神牝馬特別(現阪神牝馬S、GII)は10着と精彩を欠きました。そして、明けた1996年の緒戦として選んだ京都牝馬特別(現京都牝馬S、GIII)。

その前週に京都競馬場へ行った私は、ワンダーパヒュームのぬいぐるみを買って帰りました。「桜の女王、もうひと花咲かせて」とハッパをかける意味もこめて、桃色の覆面を付けたワンダーパヒュームのぬいぐるみを買って帰りました。

淀の芝外回り1600m。桜の女王の栄光をつかんだ第3コーナーの坂越え芝1600m。その思い出のコースが、彼女の馬生の幕引きの舞台になってしまうとは。TVでレースを観戦していた私は、第3コーナーで競走を中止した彼女の立ち姿を見て、「しっかり立ってるから、大丈夫やろう」と思っていたのです。

けれど。

翌日のスポーツ新聞を見ると、信じられない文字が記されていました。「ワンダーパヒューム、安楽死」。第55代桜花賞馬の生涯は、わずかに満3年と10ヶ月を以て閉じられてしまったのでした。

咲いては散り行く花の命。短い命だからこそ、美しく見えるのでしょう。儚い命だからこそ、尊く感じるのでしょう。わかっています。でも、別れて行くには早すぎたよ、ワンダーパヒューム。今度は新しい樹となって、次代の花を産み出していくはずだったのに。だけど、それは叶わぬ夢。わかっています。

だから。

あなたのこと、一生忘れないようにします。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2012年1月26日 (木)

せめてもの手向けとして。

ミホノブルボン 牡 栗毛 1989.4.25生 門別・原口圭二氏生産 馬主・(有)ミホノインターナショナル 栗東・戸山為夫厩舎

ミホノブルボン(1989.4.25)の4代血統表
マグニテュード
鹿毛 1975.3.16
種付け時活性値:1.25
Mill Reef
鹿毛 1968.2.23
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
Nasrullah 1940.3.2
Lalun 1952
Milan Mill
鹿毛 1962.2.10
Princequillo 1940
Virginia Water 1953.4.18
Altesse Royale
栗毛 1968
セントクレスピン
栗毛 1956
Aureole 1950
Neocracy 1944
Bleu Azur
栗毛 1959
Crepello 1954
Blue Prelude 1951
カツミエコー
青毛 1983.5.18
仔受胎時活性値:1.25
シャレー
青鹿毛 1976.2.6
種付け時活性値:1.50+α
Luthier
黒鹿毛 1965.3.22
Klairon 1952
Flute Enchantee 1950
Christiana
栗毛 1967
Double Jump 1962
Mount Rosa 1957
ハイフレーム
栗毛 1968.5.21
仔受胎時活性値:1.50
ユアハイネス
栗毛 1958
種付け時活性値:0.25
Chamossaire 1942
Lady Grand 1943
カミヤマト
黒鹿毛 1959.5.8
仔受胎時活性値:2.00
ライジングフレーム
黒鹿毛 1947
種付け時活性値:0.75
コロナ
栗毛 1943.4.20
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Nearco5×5(父方)>

ミホノブルボン(1989.4.25)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
マグニテュード
(Mill Reef系)
シャレー
(Luthier系)
ユアハイネス
(Hurry On系)
ライジングフレーム
(Cyllene系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
シャレー
(Hill Gail)
6.50
(No.11-c クレイグダーロッチ系)
初仔

*


第59回日本ダービー(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 15 ミホノブルボン 牡3 57 小島貞博 2:27.8    37.1 494
[+4]
戸山為夫 1
2 13 ライスシャワー 牡3 57 的場均 2:28.5 4 37.6 430
[-4]
飯塚好次 16
3 5 マヤノペトリュース 牡3 57 田原成貴 2:28.5 ハナ 37.0 460
[+6]
坂口正大 5
4 7 マチカネタンホイザ 牡3 57 岡部幸雄 2:29.2 4 37.1 470
[-4]
伊藤雄二 8
5 18 スタントマン 牡3 57 角田晃一 2:29.7 3 38.5 462
[+8]
渡辺栄 6

「師弟愛の結実」を見た1992年の春。私が競馬者としての歩みを始める半年前のお話。橙の帽子に、「桃、黄銭形散、桃袖」の勝負服が、栗毛の流星と共に府中芝2400mを逃げ切りました。

*

タヤスツヨシ 牡 黒鹿毛 1992.4.26生~2008.7.29没 千歳・社台ファーム生産 馬主・横瀬寛一氏 栗東・鶴留明雄厩舎

タヤスツヨシ(1992.4.26)の4代血統表
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.25

Halo
黒鹿毛 1969.2.6
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparnasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
マガロ
黒鹿毛 1980.4.4
仔受胎時活性値:0.75
Caro
芦毛 1967.4.11
種付け時活性値:1.00
フォルティノ
芦毛 1959.4.19
Grey Sovereign 1948
Ranavalo 1954
Chambord
栗毛 1955
Chamossaire 1942
Life Hill 1940
Magic
黒鹿毛 1969.5.12
仔受胎時活性値:0.50
Buckpasser
鹿毛 1963.4.28
種付け時活性値:1.25
Tom Fool 1949.3.31
Busanda 1947
Aspidistra
鹿毛 1954.3.25
仔受胎時活性値:1.50
★Better Self
鹿毛 1945
種付け時活性値:0.00
Tilly Rose
鹿毛 1948
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:なし>

タヤスツヨシ(1992.4.26)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サンデーサイレンス
(Halo系)
Caro
(フォルティノ系)
Buckpasser
(Tom Fool系)
★Better Self
(Black Toney系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サンデーサイレンス 4.00 半兄が米GII勝ち馬
(No.1-o)
6番仔
(不受胎後)

*


第62回日本ダービー(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 14 タヤスツヨシ 牡3 57 小島貞博 2:27.3    34.5 468
[0]
鶴留明雄 1
2 13 ジェニュイン 牡3 57 岡部幸雄 2:27.5 1.1/2 35.3 482
[-8]
松山康久 2
3 11 オートマチック 牡3 57 加藤和宏 2:27.5 クビ 35.0 474
[-2]
藤原敏文 8
4 10 ホッカイルソー 牡3 57 蛯名正義 2:27.6 クビ 34.8 464
[+2]
田中清隆 6
5 2 シグナルライト 牡3 57 横山典弘 2:27.6 ハナ 35.3 500
[0]
奥平真治 5

SS産駒初の日本ダービー制覇。戸山一門、チョウカイキャロル(1991.3.26)のコンビが、再び府中芝2400mのクラシックで勝利を収めたのでした。

*

今は、ただただ手を合わせることしかできません。合掌。

  

以上、オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2012年1月23日 (月)

2011年のエクリプス賞年度代表馬-Havre de Grace(2007.5.12)-。

Havre de Grace 牝 鹿毛 2007.5.12生 米国・N S.ディルマン氏生産 馬主・フォックスヒルファームズ 米国・J.L ジョーンズ厩舎

Havre de Grace(2007.5.12)の4代血統表
Saint Liam
鹿毛 2000.4.13
種付け時活性値:1.50
Saint Ballado
黒鹿毛 1989.5.14
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Ballade
黒鹿毛 1972.3.10
Herbager 1956
Miss Swapsco 1965.2.25
Quiet Dance
芦毛 1993.1.25
Quiet American
鹿毛 1986.4.29
★Fappiano 1977.5.19
Demure 1977.4.4
Misty Dancer
芦毛 1988.5.6
Lyphard 1969.5.10
Flight Dancer 1968.4.18
Easter Bunnette
栗毛 1998.4.13
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Carson City
栗毛 1987.4.4
種付け時活性値:0.50
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Blushing Promise
鹿毛 1982.3.30
Blushing Groom 1974.4.8
Summertime Promise 1972.4.26
Toll Fee
鹿毛 1985.5.20
仔受胎時活性値:1.00
Topsider
鹿毛 1974.3.15
種付け時活性値:0.50
Northern Dancer 1961
Drumtop 1966.5.4
Toll Booth
鹿毛 1971.5.17
仔受胎時活性値:1.25
Buckpasser
鹿毛 1963.4.28
種付け時活性値:1.75
Missy Baba
鹿毛 1958.5.13
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector5×3、Northern Dancer5×4>

Havre de Grace(2007.5.12)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Saint Liam
(Halo系)
Carson City
(Mr.Prospector系)
Topsider
(Northern Dancer系)
Buckpasser
(Tom Fool系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Buckpasser
(Easter Bunnette)
5.25 or 3.25 近親イクスキューズ
(No.3-l)
4番仔?
(4連産目?)

*

では、以下にHavre de Graceのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、重賞格付けは施行当時のもの、JRA重賞の「Jpn」は「G」にしています。

Toll Booth 1971.5.17 米3勝
|Plugged Nickle 1977.3.1 米11勝 フロリダダービー(GI) ヴォスバーグS(GI) ウッドメモリアルS(GI) ローレルフューチュリティ(GI)ほか
|Toll Fee 1985.5.20 米7勝 レアパフュームS(GII)2着ほかGIII2着2回GIII3着1回
||The Bink 1991.3.19 米3勝 インタバラH(GIII)2着
|||Cozzy Corner 1998.4.8 米4勝 ヴァリーヴューS(GIII)ほかGIII3着3回
|||Riskaverse 1999.4.22 米9勝 フラワーボウル招待S(GI)2回 クインエリザベス2世チャレンジC(GI)ほかGIII2勝
||Easter Bunnette 1998.4.13 米3勝
|||Havre de Grace 2007.5.12 (本馬) ウッドワードS(米GI) アップルブロッサムH(米GI) ベルデイムS(米GI)ほか米GII1勝米GIII2勝
||Toll Order 2000.4.25 米0勝
|||Bouquet Booth 2008.3.21 現役? デルタダウンズプリンセスS(米GIII)ほかGIII3着1回
|クリスティキャット 1987.5.24 米11勝 フラワーボウル招待H(GI) ダイアナH(GII)ほかGIII3勝
||イクスキューズ 2004.4.30 中央3勝 クイーンC(GIII) クイーンS(GIII)2着 ファンタジーS(GIII)2着ほかGII3着1回GIII3着2回

↑の近親牝系図には示しませんでしたが、Havre de Graceの半兄ラピッドボーイ(2005.4.18)は、中央デビュー後に地方へ移籍して現在も大井で現役です。また、馴染み深いところでいうと、やはりイクスキューズでしょうか。クイーンCなど中央3勝を挙げた同馬が、クローバー賞(OP)を制した折の1分29秒3は、芝1500mのJRA2歳レコードとして今も残っています。なお、Havre de Graceの従姉Riskaverseは、旧来のフラワーボウル招待H時代も含めて、フラワーボウル招待Sを連覇した初めての馬ということです。

*




遅ればせながらですが、2011年のエクリプス賞年度代表馬にして最優秀古馬牝馬をご紹介しておきます。

Havre de Graceは2011年7戦5勝2着1回4着1回、主な勝ち鞍にウッドワードS、ベルデイムS、アップルブロッサムH、アゼリS(米GIII)、オビアS(米GIII)。ウッドワードSでは牡馬相手に完勝、ベルデイムSでは8馬身4分の1差の圧勝など、下半期により目立ったパフォーマンスを見せました。敗れた2回。2着はデラウェアH(米GII)で好敵手Blind Luck(2007.4.20)にハナ差、4着はBCクラシック(米GI)でDrosselmeyer(2007.4.1)から3馬身差で敗れたものでした。

このHavre de Graceの年度代表馬受賞により、2009年Rachel Alexandra(2006.1.29)、2010年Zenyatta(2004.4.1)に続いて、3年連続で牝馬が年度代表馬に選出されたことになります。洋の東西を問わず、牝馬が強い時代なのかも知れません(^^ゞ

また、Havre de Graceの父Saint Liamも2005年のエクリプス賞年度代表馬で、年度代表馬の父娘選出はSecretariat(1970.3.30)&Lady's Secret(1982.4.8)以来2組目とのこと。併せて、Saint Liamは2006年に死亡しており、Havre de Graceらの生まれた2007年世代が初年度にして唯一のクロップでした。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2012年1月16日 (月)

2011年のJRA平地GIの勝ち馬について。

昨年2011年のJRA平地GI勝ち馬について振り返っておきます。

2011年のJRA平地GIの勝ち馬について
レース名
(施行条件)
馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
フェブラリーS
(東京
ダート1600m)
トランセンド
(2006.3.9)
[A4]
6番仔
(空胎後)
ワイルドラッシュ トニービン スリルショー Hawaii
高松宮記念
(中京
芝1200m)
キンシャサノキセキ
(2003.9.24)
[14]
4番仔
(双仔
流産後)
フジキセキ Pleasant Colony ★Lyphard Violon d'Ingres
桜花賞
(阪神
芝1600m)
マルセリーナ
(2008.2.17)
[9-f]
3番仔
(3連産目)
ディープインパクト Marju Distant Relative Final Straw
皐月賞
(東京
芝2000m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
天皇賞・春
(京都
芝3200m)
ヒルノダムール
(2007.5.20)
[4-i]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ ラムタラ L'Emigrant Brigadier Gerard
NHKマイルカップ
(東京
芝1600m)
グランプリボス
(2008.3.28)
[8-c]
7番仔
(7連産目)
サクラバクシンオー サンデーサイレンス Secretariat Nervous Energy
ヴィクトリアマイル
(東京
芝1600m)
アパパネ
(2007.4.20)
[9-f]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
オークス
(東京
芝2400m)
エリンコート
(2008.3.10)
[1-l]
7番仔
(2連産目)
デュランダル Bluebird Irish River ダンサーズイメージ
日本ダービー
(東京
芝2400m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
安田記念
(東京
芝1600m)
リアルインパクト
(2008.5.14)
[5-h]
9番仔
(9連産目)
ディープインパクト Meadowlake In Reality Crozier
宝塚記念
(阪神
芝2200m)
アーネストリー
(2005.5.17)
[3-n]
4番仔
(4連産目)
グラスワンダー トニービン ノーザンテースト ★エルセンタウロ
スプリンターズS
(中山
芝1200m)
カレンチャン
(2007.3.31)
[13-c]
4番仔
(4連産目)
★クロフネ トニービン マルゼンスキー ヴェンチア
秋華賞
(京都
芝2000m)
アヴェンチュラ
(2008.3.7)
[1-p]
8番仔
(7連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス El Gran Senor Caro
菊花賞
(京都
芝3000m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
天皇賞・秋
(東京
芝2000m)
トーセンジョーダン
(2006.2.4)
[9-a]
5番仔
(5連産目)
ジャングルポケット ノーザンテースト Crafty Prospector ★Secretariat
エリザベス女王杯
(京都
芝2200m)
スノーフェアリー
(2007.2.12)
[1-k]
初仔 Intikhab Charnwood Forest Marju Persian Bold
マイルCS
(京都
芝1600m)
エイシンアポロン
(2007.1.22)
[1-l]
初仔 Giant's Causeway Sadler's Wells Lyphard Irish River
ジャパンカップ
(東京
芝2400m)
ブエナビスタ
(2006.3.14)
[16-c]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano
ジャパンカップダート
(阪神
ダート1800m)
トランセンド
(2006.3.9)
[A4]
6番仔
(空胎後)
ワイルドラッシュ トニービン スリルショー Hawaii
阪神JF
(阪神
芝1600m)
ジョワドヴィーヴル
(2009.5.13)
[16-c]
9番仔
(6連産目)
ディープインパクト Caerleon Lord Gayle Luciano
朝日杯FS
(中山
芝1600m)
アルフレード
(2009.4.11)
[4-m]
2番仔
(2連産目)
シンボリクリスエス サンデーサイレンス サクラユタカオー ノーザンテースト
有馬記念
(中山
芝2500m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens

*

上表から「3歳限定」と「古馬混合」で勝ち馬を抽出し直してみます。

2011年のJRA平地GIの勝ち馬について(3歳限定。7レース)
レース名
(施行条件)
馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
桜花賞
(阪神
芝1600m)
マルセリーナ
(2008.2.17)
[9-f]
3番仔
(3連産目)
ディープインパクト Marju Distant Relative Final Straw
皐月賞
(東京
芝2000m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
NHKマイルカップ
(東京
芝1600m)
グランプリボス
(2008.3.28)
[8-c]
7番仔
(7連産目)
サクラバクシンオー サンデーサイレンス Secretariat Nervous Energy
オークス
(東京
芝2400m)
エリンコート
(2008.3.10)
[1-l]
7番仔
(2連産目)
デュランダル Bluebird Irish River ダンサーズイメージ
日本ダービー
(東京
芝2400m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
秋華賞
(京都
芝2000m)
アヴェンチュラ
(2008.3.7)
[1-p]
8番仔
(7連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス El Gran Senor Caro
菊花賞
(京都
芝3000m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens
2011年のJRA平地GIの勝ち馬について(古馬混合。13レース)
レース名
(施行条件)
馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
フェブラリーS
(東京
ダート1600m)
トランセンド
(2006.3.9)
[A4]
6番仔
(空胎後)
ワイルドラッシュ トニービン スリルショー Hawaii
高松宮記念
(中京
芝1200m)
キンシャサノキセキ
(2003.9.24)
[14]
4番仔
(双仔
流産後)
フジキセキ Pleasant Colony ★Lyphard Violon d'Ingres
天皇賞・春
(京都
芝3200m)
ヒルノダムール
(2007.5.20)
[4-i]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ ラムタラ L'Emigrant Brigadier Gerard
ヴィクトリアマイル
(東京
芝1600m)
アパパネ
(2007.4.20)
[9-f]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
安田記念
(東京
芝1600m)
リアルインパクト
(2008.5.14)
[5-h]
9番仔
(9連産目)
ディープインパクト Meadowlake In Reality Crozier
宝塚記念
(阪神
芝2200m)
アーネストリー
(2005.5.17)
[3-n]
4番仔
(4連産目)
グラスワンダー トニービン ノーザンテースト ★エルセンタウロ
スプリンターズS
(中山
芝1200m)
カレンチャン
(2007.3.31)
[13-c フォルカー系]
4番仔
(4連産目)
★クロフネ トニービン マルゼンスキー ヴェンチア
天皇賞・秋
(東京
芝2000m)
トーセンジョーダン
(2006.2.4)
[9-a]
5番仔
(5連産目)
ジャングルポケット ノーザンテースト Crafty Prospector ★Secretariat
エリザベス女王杯
(京都
芝2200m)
スノーフェアリー
(2007.2.12)
[1-k]
初仔 Intikhab Charnwood Forest Marju Persian Bold
マイルCS
(京都
芝1600m)
エイシンアポロン
(2007.1.22)
[1-l]
初仔 Giant's Causeway Sadler's Wells Lyphard Irish River
ジャパンカップ
(東京
芝2400m)
ブエナビスタ
(2006.3.14)
[16-c]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano
ジャパンカップダート
(阪神
ダート1800m)
トランセンド
(2006.3.9)
[A4]
6番仔
(空胎後)
ワイルドラッシュ トニービン スリルショー Hawaii
有馬記念
(中山
芝2500m)
オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt.Stevens

古馬混合となって非SSの血が多くのレースで勝利を収めており、13レース中8レースが非SS馬、2レースが直父系SS0化馬、残り3レースが直父系SS有数値馬の勝利となっています。

中島理論的な観点から見ると、JRAの平地GIの勝ち馬について、近年の傾向は大差なく

  1. 3歳限定戦はSS系馬(SS系でなくとも社台SSの種牡馬の仔)
  2. 古馬混合戦は非SS系馬
  3. 古馬混合戦で勝利を収めるSS系馬は
    1. 0化
    2. 有数値馬ならば母が前年産駒無し後の仔

という感じです。

エクストラポイント的なSS系種牡馬ステイゴールド(1994.3.24)については、

  1. 国内の競走ではGII勝ちまでの戦績
  2. 母父ディクタス(1967.4.11)
  3. 自身の母系が名繁殖系のダイナサッシュ(1979.3.16)系

というところが種牡馬としての上り目につながったと考えています。ともあれ、あの旺盛な繁殖力はお見事と申し上げるほかありません。そしてまた、BMSメジロマックイーン(1987.4.3)との強力なニックも素晴らしい。

果たして、2012年はどのような血を持つ馬が勝ち名乗りを上げるでしょうか。皆様と共に楽しみに見守って行きたいと思います。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2012年1月 9日 (月)

初めて意識をして見たクラシック世代を辿る(其の四)-ベガ(1990.3.8)-。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年2012年もよろしくお願い致します。

という訳で、私も案外長いこと競馬を見ていることに気付いてしまいました。現3歳の2009年生まれ世代で都合20世代のクラシックを見ることになります。そりゃ、ピチピチの10代やったのに、30代半ばに差し掛かりますわ(笑)

そんな訳で、初めて意識をして見たクラシック世代である、1990年生まれ世代のGI勝ち馬たちを辿ってみたいと思います。

折しも正月開催でもあり、19年前の1月9日の新馬戦でデビューした、2冠牝馬にして名繁殖牝馬をご紹介致します。

ベガ 牝 鹿毛 1990.3.8生~2006.8.16没 早来・社台ファーム生産 馬主・吉田和子氏 栗東・松田博資厩舎

ベガ(1990.3.8)の4代血統表
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.50
カンパラ
鹿毛 1976.2.19
Kalamoun
芦毛 1970.4.30
ゼダーン 1965
Khairunissa 1960
State Pension
鹿毛 1967
オンリーフォアライフ 1960
Lorelei 1950
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam
栗毛 1953
Hyperion 1930.4.18
Thicket 1947
Priddy Fair
鹿毛 1956
Preciptic 1942
Campanette 1948
アンティックヴァリュー
鹿毛 1979.2.25
仔受胎時活性値:0.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
種付け時活性値:0.25
Nearctic
黒鹿毛 1954.2.11
Nearco 1935.1.24
Lady Angela 1944
Natalma
鹿毛 1957.3.26
Native Dancer 1950.3.27
Almahmoud 1947
Moonscape
鹿毛 1967.3.12
仔受胎時活性値:0.75
Tom Fool
鹿毛 1949.3.31
種付け時活性値:0.25
Menow 1935
Gaga 1942
Brazen
鹿毛 1961.5.2
仔受胎時活性値:1.25
Bold Ruler
鹿毛 1954.4.6
種付け時活性値:1.50
Amoret
鹿毛 1952
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Hyperion4×5、Nasrullah5×5>

ベガ(1990.3.8)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
トニービン
(ゼダーン系)
Northern Dancer
(Nearctic系)
Tom Fool
(Menow系)
Bold Ruler
(Nasrullah系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
トニービン 4.50 or 2.50 初仔アドマイヤベガ
(No.9-f)
5番仔
(2連産目)

*

第53回桜花賞(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
4F
馬体重
[前走比]
調教師
1 8 ベガ 牝3 55 武豊 1:37.2    49.8 436
[-2]
松田博資 1
2 2 ユキノビジン 牝3 55 安田富男 1:37.2 クビ 49.5 460
[-4]
久保田敏夫 5
3 11 マックスジョリー 牝3 55 柴田政人 1:37.3 クビ 49.7 460
[-12]
伊藤雄二 2
4 3 ヤマヒサローレル 牝3 55 猿橋重利 1:37.5 1.1/4 49.8 484
[+2]
湯浅三郎 3
5 16 ホクトベガ 牝3 55 加藤和宏 1:37.7 1.1/4 49.6 484
[-8]
中野隆良 6

芝1800mの新馬戦2着、芝2000mの新馬戦1着、そして芝1600mのチューリップ賞(現GIII、当時OP)1着と来て、4戦目。単勝2.0倍の1番人気で挑んだ桜花賞。抜群のスタートから終始マザートウショウ(1990.4.11)-桜花賞当日が満3歳の誕生日-の番手に付け、4コーナーで抜け出し。最後、ユキノビジン(1990.3.10)にクビまで詰め寄られましたが、凌ぎ切ったところが決勝点。西の一等星ベガ、まずは桜冠を奪取しました。

*

第54回オークス(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 13 ベガ 牝3 55 武豊 2:27.3    35.2 438
[+2]
松田博資 1
2 9 ユキノビジン 牝3 55 安田富男 2:27.6 1.3/4 35.6 464
[+4]
久保田敏夫 3
3 6 マックスジョリー 牝3 55 柴田政人 2:27.6 アタマ 35.3 450
[-10]
伊藤雄二 2
4 7 デンコウセッカ 牝3 55 小島貞博 2:27.8 1.1/4 35.4 422
[-4]
戸山為夫 8
5 1 グランドクロス 牝3 55 岡部幸雄 2:27.9 1/2 35.4 446
[-2]
二本柳俊一 6

桜花賞快勝からひと月半後に挑んだオークスは単勝3.4倍の1番人気。あれれ、距離が伸びて却って人気が下がっています。CX系の中継で解説をされていた故・大川慶次郎さんも、レース後に「桜花賞の最後の1ハロン13秒2の脚が云々」とおっしゃっていましたけれど、距離が伸びてどうかと思われる向きが、一部にはあったのです。

けれど、陣営は「むしろ距離が2400mに伸びてこそ」と思われていました。まま、そうでなければ新馬戦で1800m、2000mは出走しませんよね(^^ゞ。武豊騎手も「これは自信がありました。桜花賞は他にもスピードがある馬がいますけれど、オークスはたぶん力が抜けているんじゃないかと」と武豊TV!でおっしゃっていました。果たせるかな、ベガ。先行4番手から推し進めながら、出走18頭中最速となる上がり3ハロン35秒2の鋭脚をもってして、2着のユキノビジンに1と4分の3馬身差の完勝を収め、「西の一等星は東の空にも輝いた!!」と、フジテレビの三宅正治アナに叫ばせました。

なお、ベガ、ユキノビジン、そしてマックスジョリー(1990.4.26)と、桜花賞の3着馬までが桜花賞の着順のままオークスでも3着までを占めましたが、これはオークス史上初のことでした。

#余談。桜花賞1~3着までが、桜花賞の着順のままオークスでも1~3着を占めた例は、2009年のブエナビスタ(2006.3.14)、レッドディザイア(2006.4.19)、ジェルミナル(2006.3.10)が続きます。松田博資厩舎の後輩が勝ったレースですね。また、余談の余談となりますが、両オークスの4着は、ベガのレースではデンコウセッカ(1990.6.16)、ブエナビスタのレースではブロードストリート(2006.3.28)と、スイートピーS(OP)の勝ち馬が4着だったのも同じでした。

*

「競走成績の良い牝馬は繁殖牝馬になって難しい」。競馬界ではよくよく言われ、そのようなケースも見られます。けれど、ベガは繁殖牝馬としても、やはり一等星でした。

アドマイヤベガ 牡 鹿毛 1996.3.12生~2004.10.29没 早来・ノーザンファーム生産 馬主・近藤利一氏 栗東・橋田満厩舎

アドマイヤベガ(1996.3.12)の4代血統表
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.25

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947 ♀
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparnasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
ベガ
鹿毛 1990.3.8
仔受胎時活性値:1.25
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.50
カンパラ
鹿毛 1976.2.19
Kalamoun 1970.4.30
State Pension 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
アンティックヴァリュー
鹿毛 1979.2.25
仔受胎時活性値:0.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
種付け時活性値:0.25
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Moonscape
鹿毛 1967.3.12
仔受胎時活性値:0.75
Tom Fool
鹿毛 1949.3.31
種付け時活性値:0.25
Brazen
鹿毛 1961.5.2
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Almahmoud(♀)4×5>

アドマイヤベガ(1996.3.12)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
 サンデーサイレンス
(Halo系)
トニービン
(ゼダーン系)
Northern Dancer
(Nearctic系)
Tom Fool
(Menow系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
トニービン
(Campanette)
3.75 母が2冠牝馬
(No.9-f)
初仔
第66回日本ダービー(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 2 アドマイヤベガ 牡3 57 武豊 2:25.3 タイ
レコード
34.4 454
[+10]
橋田満 2
2 11 ナリタトップロード 牡3 57 渡辺薫彦 2:25.4 クビ 35.0 484
[+4]
沖芳夫 1
3 14 テイエムオペラオー 牡3 57 和田竜二 2:25.6 1.1/4 35.3 468
[+4]
岩元市三 3
4 9 オースミブライト 牡3 57 蛯名正義 2:26.0 2.1/2 35.3 444
[+8]
中尾正 4
5 1 ブラックタキシード 牡3 57 的場均 2:26.3 1.3/4 36.1 430
[-6]
尾形充弘 6

母が通った府中芝2400mのビクトリーロード、初仔アドマイヤベガも続きました。1999年6月6日に行われた第66回日本ダービー。鞍上には母と同じくJRA騎手登録番号666番の武豊騎手の姿がありました。なお、ユタカさんはこのアドマイヤベガの勝利により、史上初の「日本ダービー2年連続制覇」を遂げられました。

*

アドマイヤドン 牡 鹿毛 1999.5.17生 早来・ノーザンファーム生産 馬主・近藤利一氏 栗東・松田博資厩舎

アドマイヤドン(1999.5.17)の4代血統表
ティンバーカントリー
栗毛 1992.4.14
種付け時活性値:1.50

Woodman
栗毛 1983.2.17
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
プレイメイト
栗毛 1975.4.12
Buckpasser 1963.4.28
Intriguing 1964.2.16
Fall Aspen
栗毛 1976.3.9
Pretense
黒鹿毛 1963.4.19
Endeavour 1942
Imitation 1951
Change Water
栗毛 1969.4.7
Swaps 1952.3.1
Portage 1952
ベガ
鹿毛 1990.3.8
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.50
カンパラ
鹿毛 1976.2.19
Kalamoun 1970.4.30
State Pension 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
アンティックヴァリュー
鹿毛 1979.2.25
仔受胎時活性値:0.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
種付け時活性値:0.25
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Moonscape
鹿毛 1967.3.12
仔受胎時活性値:0.75
Tom Fool
鹿毛 1949.3.31
種付け時活性値:0.25
Brazen
鹿毛 1961.5.2
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Tom Fool5×4、Hyperion5×5、Native Dancer5×5、Swaps4×5(父方)>

アドマイヤドン(1999.5.17)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ティンバーカントリー
(Mr.Prospector系)
トニービン
(ゼダーン系)
Northern Dancer
(Nearctic系)
◆Tom Fool
(Menow系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ティンバーカントリー 4.50 or 2.50 母が2冠牝馬
(No.9-f)
3番仔
(空胎後)
第53回朝日杯FS(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 1 アドマイヤドン 牡2 55 藤田伸二 1:33.8    35.5 460
[+8]
松田博資 1
2 10 ヤマノブリザード 牡2 55 四位洋文 1:33.9 3/4 34.9 496
[-6]
藤沢和雄 2
3 13 スターエルドラード 牡2 55 M.デムーロ 1:34.0 1/2 35.5 470
[+12]
森秀行 9
4 14 バランスオブゲーム 牡2 55 木幡初広 1:34.1 クビ 35.4 468
[+14]
宗像義忠 4
5 3 アグネスソニック 牡2 55 横山典弘 1:34.1 ハナ 35.9 482
[+6]
森秀行 5

3連勝で朝日杯FSを制したアドマイヤドン。長じてからは父ティンバーカントリーの血が騒いだのかJRAでフェブラリーS(GI)、地方でJBCクラシック(JpnI)3連覇、帝王賞(JpnI)、マイルCS南部杯(JpnI)とダートジーワン6勝を挙げました。

*

ベガの直仔の牝馬はヒストリックスター(2005.4.16)ただ1頭ですが、その初仔ピュアソウル(2009.2.25)が昨年10月にJRAで初勝利を収めました。サスガに一等星の血。代を経ても優秀さに揺るぎなし。ヒストリックスターの2番仔は2010年4月2日生まれのネオユニヴァース(2000.5.21)の牝馬、3番仔は2011年4月24日生まれのディープインパクト(2002.3.25)の牝馬と、枝葉は日本に根を下ろして行きます。

  

ベガ、今はもう本物の織姫星となってしまいましたが、空の上から、子孫たちの活躍をどうか見守ってあげてください。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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