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2011年10月 2日 (日)

第45回スプリンターズS(GI)の勝ち馬。

カレンチャン 牝 芦毛 2007.3.31生 千歳・社台ファーム生産 馬主・鈴木隆司氏 栗東・安田隆行厩舎

カレンチャン(2007.3.31)の4代血統表

クロフネ
芦毛 1998.3.31
種付け時活性値:0.00
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
ブルーアヴェニュー
芦毛 1990.2.25
Classic Go Go
鹿毛 1978.2.11
Pago Pago 1960
Classic Perfection 1972.4.22
Eliza Blue
芦毛 1983.4.11
Icecapade 1969.4.4
コレラ 1978.2.18
スプリングチケット
黒鹿毛 1997.5.7
仔受胎時活性値:0.25
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.25
カンパラ
鹿毛 1976.2.19
Kalamoun 1970.4.30
State Pension 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
カズミハルコマ
青鹿毛 1984.4.18
仔受胎時活性値:1.00
マルゼンスキー
鹿毛 1974.5.19
種付け時活性値:0.25
Nijinsky 1967.2.21
シル 1970.4.22
センシュータカラ
青鹿毛 1976.3.27
仔受胎時活性値:1.75
ヴェンチア
黒鹿毛 1957
種付け時活性値:0.50
シャダイウイング
黒鹿毛 1968.3.25
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>

カレンチャン(2007.3.31)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★クロフネ
(Deputy Minister系)
トニービン
(ゼダーン系)
マルゼンスキー
(Nijinsky系)
ヴェンチア
(Relic系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
トニービン
(Campanette)
4.75 半兄スプリングソング
(No.13-C フォルカー系)
4番仔
(4連産目)

*

以下にカレンチャンのごくごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

センシュータカラ 1976.3.27 中央2勝+地方3勝
|カズミハルコマ 1984.4.18 中央4勝
||スプリングチケット 1997.5.7 中央6勝
|||スプリングソング 2005.2.27 中央6勝 京阪杯(GIII) セントウルS(GII)2着 京阪杯2着
|||カレンチャン 2007.3.31 (本馬) スプリンターズS(GI) 阪神牝馬S(GII) 函館SS(GIII) キーンランドC(GIII)
||タケミカヅチ 2005.4.9 中央2勝 ダービー卿CT(GIII) 皐月賞(GI)2着 デイリー杯2歳S(GII)2着 共同通信杯(GIII)2着

社台さんが大切に継承されている13号族フォルカー系。半兄、叔父と近親の活躍馬を見れば、悲運漂う印象もありましたが、カレンチャン、一族の悲願を実らせました。

*

第45回スプリンターズS(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 10 カレンチャン 牝4 55 池添謙一 1:07.4    33.8 486
[0]
安田隆行 3
2 3 パドトロワ 牡4 57 安藤勝己 1:07.7 1 3/4 34.6 518
[-10]
鮫島一歩 9
3 14 エーシンヴァーゴウ 牝4 55 福永祐一 1:07.7 ハナ 34.3 462
[-2]
小崎憲 7
4 5 [外]ロケットマン せん6 57 F.コーツィー 1:07.8 1/2 34.5 486
[+7]
P.ショー 1
5 1 [外]ラッキーナイン せん4 57 B.プレブル 1:07.9 クビ 34.5 484
[+4]
C.ファウンズ 4

ゲート入り最中のアクシデント。2年前2着、3年前3着だったビービーガルダン(2004.3.10)が放馬。本馬場を周回してしまい、結果、競走除外となってしまいました。

15頭で仕切り直しとなったレースは、逃げたパドトロワ(2007.4.20)とヘッドライナー(2004.5.17)が作り出したペースが前半の3ハロン33秒0とスプリントGIらしい流れ。注目されたシンガポールのロケットマン(2005.10.17)が3番手から進める中、4コーナーで外から脚勢よくポジションを上げて来たのが、黒さの残る芦毛の4歳牝馬、黄色の帽子に「黒、白縦縞、袖赤一本輪」の勝負服も鮮やかに、カレンチャン。直線、抜け出した後の姿は、可憐というよりも、ただただ、速さと力強さを感じました。果たせるかな、カレンチャン、1分7秒4の好時計で、2着に逃げ粘ったパドトロワを1と4分の3馬身抑えて、5連勝でGI初勝利を収めたのでした。

クソほどの浪花節を書いてしまいますが、カレンチャン、最後はお兄ちゃんが背中を押してくれたのもあるのではないでしょうか。志半ばにして倒れた兄スプリングソング、最後に挑んだ今年4月のオーストラリアT(OP)では1番人気で2着でした。そして、その時の勝ち馬が、今回2着のパドトロワ。兄を最後に倒した相手を、この大一番でも下して、カレンチャン。兄への手向け、見事なスプリントGI奪取でした。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

おまけ。「お兄ちゃんが後押しした。良かった、良かった」と、半泣きになりながら、最後につぶやくオオハシさん。

注):↓のFlashプレイヤーの再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

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コメント

お久しぶりです。府中市つのだです。先週は入念な検討の末にカレンチャンからワイド3点(ヴァーゴウ、ダッシャー、フィフス)今週は更に入念に検討してミッキードリーム複勝で勝負。スタンド前で大絶叫してしまいました。(ところが勝った分は南部杯にチャリティー)ネコパンチは残念でしたが、いよいよ秋シーズン到来です。オオハシさんの著名馬への見解をお待ちしております。

投稿: つのだ | 2011年10月11日 (火) 00時58分

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