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2011年5月10日 (火)

第16回NHKマイルカップ(GI)の勝ち馬。

グランプリボス 牡 鹿毛 2008.3.28生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・株式会社グランプリ 栗東・矢作芳人厩舎

グランプリボス(2008.3.28)の4代血統表
サクラバクシンオー
鹿毛 1989.4.14
種付け時活性値:0.25
サクラユタカオー
栗毛 1982.4.29
テスコボーイ
黒鹿毛 1963
Princely Gift 1951
Suncourt 1952
アンジェリカ
黒鹿毛 1970.3.29
▲ネヴァービート 1960
スターハイネス 1964.3.10
サクラハゴロモ
鹿毛 1984.4.13
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
▲Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
クリアアンバー
黒鹿毛 1967.5.8
★Ambiopoise 1958
One Clear Call 1960
ロージーミスト
黒鹿毛 1997.6.1
仔受胎時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.50
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ビューティフルベーシック
栗毛 1989.4.20
仔受胎時活性値:1.75
Secretariat
栗毛 1970.3.30
種付け時活性値:0.50
Bold Ruler 1954.4.6
Somethingroyal 1952
Nervous Pillow
栗毛 1975.4.26
仔受胎時活性値:1.25
Nervous Energy
鹿毛 1965.5.27
種付け時活性値:0.25
Fathers Pillow
鹿毛 1969.3.31
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×5>

グランプリボス(2008.3.28)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サクラバクシンオー
(Princely Gift系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
Secretariat
(Bold Ruler系)
Nervous Energy
(Sir Gallahad系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
サンデーサイレンス
(ロージーミスト)
4.75
(No.8-C)
7番仔
(7連産目)

*

以下にグランプリボスのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Nervous Pillow 1975.4.26 米2勝
|Fine Spirit 1982.4.19 米4勝 BCジュベナイルフィリーズ(GI)3着
||Borromini 1996.5.3 英1勝 フライングチルダースS(GII)2着
|ビューティフルベーシック 1989.4.20 米入着
||ロージーミスト 1997.6.1 中央1勝
|||グランプリボス 2008.3.28 (本馬) NHKマイルカップ(GI) 朝日杯FS(GI) 京王杯2歳S(GII)

比較的地味に世代交代がなされてきた感もありますが、グランプリボスが牝系の持つパワーを一気に開花させたというところでしょうか。

*

第16回NHKマイルカップ(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 13 グランプリボス 牡3 57 C.ウィリアムズ 1:32.2    34.0 500
[-6]
矢作芳人 1
2 17 コティリオン 牡3 57 小牧太 1:32.4 1 1/2 33.4 468
[-2]
橋口弘次郎 2
3 1 リアルインパクト 牡3 57 内田博幸 1:32.5 3/4 34.2 496
[+2]
堀宣行 4
4 3 エイシンオスマン 牡3 57 後藤浩輝 1:32.6 3/4 34.7 470
[+8]
松永昌博 7
5 8 プレイ 牡3 57 柴田大知 1:32.7 クビ 34.8 492
[-4]
斎藤誠 8

スプリングS(GII)4着、NZT(GII)3着と今年に入ってから本領を発揮しているようには見受けられなかった2歳王者、グランプリボス。けれど、3歳マイル王を決める一戦で1番人気に応えて復権。ここ一番の勝負強さはサスガでした。見れば8ハロンで1度も12秒台のラップが無かった、厳しい流れの、真に底力が試されるレース。これを2着に1と2分の1馬身をつけて完勝だったのですから、相当に強い。ただただ、お見事でした。

また、「弔い合戦」という言葉を持ち出してしまうと浪花節的な感じも致しますが、そう思わざるを得ません。去る4月30日に死んでしまった父サクラバクシンオーへの手向け。思えば、サクラバクシンオーの1回目のスプリンターズS(GI)勝利も、全演植オーナーが亡くなられてすぐ後のことでした。

18年の時を経て、身近な「いのち」が失われた時に頑張る姿を、父仔ともに見られたのは、競馬者として運があったのでしょう。「競馬は点ではなく線で見るもの」。こういう時、改めて、その意を強くします。

*

このGI2勝目を以て挑むのは、英国の伝統の3歳マイル戦であるセントジェームズパレスS(GI)とのこと。ロイヤルアスコット開催を走るサクラバクシンオー産駒というのは、何とも言えない感慨があります。直系曾祖父のテスコボーイは、同じロイヤルアスコット開催の古馬マイル戦であるクイーンアンS(現GI)の勝ち馬ですもの。テスコボーイのクイーンアンS勝利から45年の時を経て、その曾孫が、日本の夢や期待も一緒に背中に乗せて走る姿、本当に楽しみにしたいと思います。

ええ、出てくれば、あの6戦無敗の英2000ギニー(GI)馬がとんでもないライバルになるのは承知の上で、ただただ、楽しみにしたいと思います。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

余談。調べてみれば、テスコボーイがクイーンアンSを制したのが1966年6月14日。そして、今年2011年のセントジェームズパレスSの開催予定日が6月14日。本当に丸45年目の日、なんですね。

さらにオマケ。「やっぱりここで勝負強かった、2歳王者!!」と叫ぶオオハシさん。

注):↓のFlashプレイヤーの再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

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