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2011年5月25日 (水)

大陸間移動の盛んな昨今の活躍馬-So You Think(2006.11.10)-。

日本ダービー(GI)ウィークただ中ですが、チラッと海外の活躍馬について。

先日の第72回オークス(GI)はエリンコート(2008.3.10)が勝利を収めて終わりましたけれど、オークス勝ち馬の敬称に用いられる「樫の女王」は誤訳なんですよね(^^;)

そんな訳で、樫つながりではありませんけれど、「樫の高木の密林」という意味の馬名であるHigh Chaparral(1999.3.1)、その愛息So You Thinkの紹介を。

So You Think 牡 黒鹿毛 2006.11.10生 新国・M.J.モラン&パイパーファーム生産 馬主・クールモアスタッドほか 豪州・B.カミングス厩舎→愛国・A.オブライエン厩舎

So You Think(2006.11.10)の4代血統表
High Chaparral(IRE)
鹿毛 1999.3.1
種付け時活性値:1.625
Sadler's Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Fairy Bridge
鹿毛 1975.5.4
Bold Reason 1968.4.8
Special 1969.3.28
Kasora
鹿毛 1993.4.17
Darshaan
黒鹿毛 1981.4.18
Shirley Heights 1975
Delsy 1972.3.20
Kozana
黒鹿毛 1982.2.27
Kris 1976.3.23
Koblenza 1966.2.9
Triassic(NZ)
鹿毛 1990.9.24
仔受胎時活性値:1.75

Tights(USA)
鹿毛 1981.2.19
種付け時活性値:0.125
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Dancealot
鹿毛 1971.4.25
★Round Table 1954.4.6
Music Please 1963.3.21
Astral Row(NZ)
鹿毛 1979
仔受胎時活性値:0.50
▲Long Row(GB)
黒鹿毛 1970
種付け時活性値:0.125
Linacre 1960
Front Row 1965
Pak Bun Bay(AUS)
鹿毛 1970
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Matinee Idol(AUS)
鹿毛 1956
種付け時活性値:1.25
Philipolo(NZ)
鹿毛 1960
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×4>

So You Think(2006.11.10)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
High Chaparral
(Sadler's Wells系)
▲Tights
(Nijinsky系)
Long Row
(Rockefella~Hyperion系)
Matinee Idol
(Chateau Bouscaut~Bend Or系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
High Chaparral
(Kasora)
4.50 or 2.50 母が新国GII勝ち馬
(No.13-A)
7番仔+
(2連産目+)

*

以下にSo You Thinkの本当にごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Pak Bun Bay 1970 オセアニア5勝
|Astral Row 1979 オセアニア6勝
||Triassic 1990.9.24 オセアニア3勝 サートリストラムフィリーズクラシック(新GII)ほか
|||So You Think 2006.11.10 (本馬) コックスプレート(豪GI)2回含む豪GI5勝 タタソールズ金杯(愛GI)ほか

*

コックスプレート連覇、アンダーウッドS(豪GI)、マッキノンS(豪GI)、ヤルンバS(豪GI)と豪州GI5勝をひっさげての、欧州デビュー戦となったムーアズブリッジS(愛GIII)。このレースのスポンサーはクールモアスタッドなのですが、レースのフルネームは「High Chaparral European Breeders Fund Mooresbridge Stakes」と、So You Thinkの父であるHigh Chaparralが冠名に使われているレースなんですね。という訳で、So You Think。GIIIクラスではケタ違いの10馬身差勝ちでした。この後、タタソールズ金杯(愛GI)でも4馬身半差の楽勝。サスガの能力を見せ付けています。

So You Thinkの血統を中島理論的に見た時、上手いなと思うのは母父、祖母父の0.125交配でしょうか。人それぞれの解釈ですので異論はおありでしょうけれど、北半球産馬が南半球で種付けした際の活性値として、1代で「0.125」のポイントならば、そのまま準0遺伝と考えて良いと思っています。あとは、やはり遠隔地交配による組み合わせの希少性の発生でしょうか。

次走はロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズS(英GI)を視野に入れられている様子。果たして、連勝を続けられるか、So You Think。父の名をさらに高められるか、欧州でのこれからが楽しみな新国産馬です。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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