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2009年11月10日 (火)

第52回スワンS(GII)の勝ち馬。

キンシャサノキセキ 牡 鹿毛 2003.9.24生 豪州・アローリーヴ社生産 馬主・吉田和美氏 美浦・堀宣行厩舎

キンシャサノキセキ(2003.9.24)の4代血統表
フジキセキ[A]
青鹿毛 1992.4.15
種付け時活性値:0.625
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.418
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ミルレーサー
鹿毛 1983.5.20
Le Fabuleux
鹿毛 1961
Wild Risk 1940
Anguar 1950
Marston's Mill
黒鹿毛 1975.5.31
In Reality 1964.3.1
Millicent 1969
ケルトシャーン
鹿毛 1994.5.5
仔受胎時活性値:0.125
Pleasant Colony[B]
黒鹿毛 1978.5.4
種付け時活性値:1.75
His Majesty
鹿毛 1968.4.15
Ribot 1952.2.27
Flower Bowl 1952
Sun Colony
鹿毛 1968.2.25
★Sunrise Flight 1959.5.9
Colonia 1959
Featherhill
鹿毛 1978.2.24
仔受胎時活性値:1.75
★Lyphard[A]
鹿毛 1969
種付け時活性値:0.00
Northern Dancer 1961.5.27
Goofed 1960.3.29
Lady Berry
栗毛 1970.4.13
仔受胎時活性値:1.75
Violon d'Ingres[E]
鹿毛 1959.5.2
種付け時活性値:0.50
Moss Rose
栗毛 1963
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:なし>

キンシャサノキセキ(2003.9.24)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Pleasant Colony
(Cockrullah)
5.125 伯父グルームダンサー
(No.14)
4番仔
(双子流産後)
第52回スワンS(GII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 12 (外)キンシャサノキセキ 牡6 57 C.スミヨン 1:20.3    33.9 496
[0]
堀宣行 4
2 11 アーリーロブスト 牡3 55 池添謙一 1:20.3 クビ 34.1 488
[-1]
本田優 16
3 17 マルカフェニックス 牡5 58 福永祐一 1:20.4 1/2 33.4 522
[+2]
松永昌博 3
4 4 ショウナンカザン 牡4 57 藤田伸二 1:20.5 クビ 34.1 482
[0]
本間忍 5
5 14 スズカコーズウェイ 牡5 58 後藤浩輝 1:20.7 1 1/4 34.1 492
[+8]
橋田満 1
第52回スワンS(GII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.4-10.8-11.5-11.4-11.1-11.4-11.7
上り 4F 45.6-3F 34.2

短期騎手免許の取得は2001年2月以来、来日も2003年のワールドスーパージョッキーズシリーズ以来。久方ぶりに騎乗した日本の馬場の初日で、いきなり「答え」を出してしまうあたりに欧州のトップジョッキーの凄さを思います。そんなクリストフ・スミヨン騎手に操られたキンシャサノキセキ、かつて3歳秋の桂川S(準OP)において1分19秒4という超抜の時計で駆けたコース。淀芝1400mとの呼吸が合ったのか、3歳馬アーリーロブスト(2006.4.27)との競り合いをクビだけ制して、昨年2008年の函館SS(GIII)以来となる重賞2勝目を挙げました。

では、以下にキンシャサノキセキのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Lady Berry 1970.4.3 仏6勝 ロワイヤルオーク賞(GI)ほかGIII1勝
|Featherhill 1978.2.24 米仏2勝
||グルームダンサー 1984.3.23 愛英仏8勝 リュパン賞(仏GI)ほか仏GIII4勝
||Tagel 1986.4.9 米仏2勝 サンロマン賞(仏GIII)
||Slew the Slewor 1987.4.18 米仏香8勝 米GII2着1回ほか米仏GIII2着2回
||Sea Hill 1993.5.5 仏1勝
|||Icelips 1999.1.3 海外1勝
||||Iron Lips 2004.1.20 仏3勝 エクリプス賞(GIII)
||||Falco 2005.1.17 仏英2勝 仏2000ギニー(GI)
|||Legerete 2004.2.2 仏3勝 マルレ賞(GII) ロワイヨモン賞(GIII)
||ケルトシャーン 1994.5.5 不出走
|||キンシャサノキセキ 2003.9.24 (本馬) スワンS(GII) 函館SS(GIII)ほかGI2着2回3着1回
||Pieds de Plume 1995.5.5 仏0勝
|||Hearthstead Maison 2004.5.16 欧州3勝 キルターナンS(愛GIII)
|Le Nain Jaune 1979.3.31 英仏3勝 パリ大賞(仏GI)-マジックナイト(1988.3.9)の父-
|Woolskin 1981.3.31 米仏2勝 パリ大賞2着
|Indian Rose 1985.2.26 英仏3勝 ヴェルメイユ賞(仏GI)ほか仏GIII1勝
|ヴェールタマンド 1988.1.26 西伊独仏中央5勝 ガネー賞(仏GI)ほか仏GII1勝、仏GIII1勝

仏国の重賞勝ち馬を中心として、近親には多くの活躍馬が見えます。今回は鞍上に仏国で活躍する名手を据えたことで、牝系の内なるものに火が付いたのでしょうか。日本になじみ深い馬としては、種牡馬として導入されたグルームダンサー、トウカイテイオー(1988.4.20)が制した1992年のジャパンカップ(GI)にも出走したヴェールタマンドがいますね。

これまでGIの舞台では3歳時のNHKマイルC(GI)3着、5歳時の高松宮記念(GI)とスプリンターズS(GI)で共に2着と苦杯を飲まされて来たキンシャサノキセキ。特に高松宮記念では、勝ったかと思ったところで、同じフジキセキ産駒で母が前年産駒無し後の仔であるファイングレイン(2003.3.7)に「クビ」だけ交わされてしまいました。

もう、惜敗は要らない。GIを勝つことは奇跡?いいえ、彼の辿った軌跡はそこに行き着くまでの道程だったと思いたいもの。南半球産馬で満6歳を迎えたばかりのキンシャサノキセキ、「やはり若い者には負けんぜよ」と、GIの大舞台でのさらなる奮起に期待します。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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コメント

連産馬ではなかったのか。ならばFujikiseki産駒でも走れそう。でもG1となるとどうでしょう?

投稿: YoloY | 2009年11月11日 (水) 13時00分

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